1.違和感を作ってみる
作品のタイトルは想像力を掻き立たせる、ちょっとした違和感があるものだと良いみたいですね。
しかし想像力を掻き立たせる違和感は意図して作れるものではありません。ちょっと偶然性と無意識に頼ってみましょう。
付箋とペンを使って「言葉」を作ってみます。
用意するもの
・付箋
・使い慣れたペン
やり方は簡単です。付箋に言葉を10個くらい書いて、目を瞑って並べるだけ。
形容詞でも名詞でも動詞でもなんでもいいです。助詞も適当なところに書き足してみるとリズムができるかも。
「ブランド」「アルパカ」
「ヤモリ」「ごはん」
「痛い」「コロッケ」
「バトル」「男爵の」「砂時計」
「バスタブと」「ケチャップの」「恋」
二枚でも三枚でも並べてみましょう。あんまり長すぎるとインパクトが薄れてしまうのでちょうどいい長さを自分で探ってみましょう。
慣れてくると付箋を使わなくても頭の中だけで完結できます。
日常生活に支障が出る可能性があるので、やりすぎには注意してください。
さて。
関係のない言葉同士をつなげてみても、人間はそれがなんなのか想像する力が無意識に働きます。
上にあげた言葉たちを見て、それがどういう生き物か、食べ物か、お話か、想像できましたか?
タイトルやキャッチコピーを作る時もこうした想像力がくすぐれると、面白そうだなと思って貰えます。たぶん。
次回は作ってみた言葉で遊んでみます。
では今回はこの辺で。