日和坊
ここ1ヶ月雨が降ったり、曇ったりの繰り返しの日々が続いている。
これを人々は神の怒りと悲しみだと言う。
どんよりと湿った空気が少しずつこの世界を包み込む。
太陽の暖かさや光が恋しい。
人々は太陽を求めた。
そして、私は神の怒りと悲しみを鎮めるため、人々の願いを叶えるために1人竜の丘に行く。
真っ白な衣装に右手に金の鈴、左手にあまいお酒を持って。
竜の丘に竜はいなかった。
金の鈴とあまいお酒を竜の丘の滝に流した。
村からはある歌が聞こえてくる。
晴れなければ私の命はない、そんな歌が聞こえてくる。
ここで1人、私は晴れを願う。
ここで1人、私はみんなの幸せを願う。
週末、晴れを願う私。
てるてる坊主を歌いながら、てるてる坊主を作ろうと思ったが辞めたのだった。
てるてる坊主の歌詞が怖かったから(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)