↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/87

第64話 鬼子母神堂2

 逢神たけると鈴鹿は週に1回の情報番組のオカルト相談コーナーに出演するため、テレビ局へ来ている。

 控室には稲荷の使いの美鈴が来ている。

 鈴鹿は控室に置かれた菓子と美鈴が差し入れた饅頭を漁っている。

 たけるも弁当を食べている。

 美鈴はたけるに

 「お前たちはいつも控室で食べているが普段はちゃんと食事をしているのだろうな。」

 「俺は料理ダメなので作りません。」

 美鈴はたけるを諦め、鈴鹿を見るが彼女は菓子をほおばっている。

 それを見た美鈴はため息をつく。


 番組に電話した夏希は、採用されて相談者控室にいる。

 彼女は美鈴とたけるが解決してくれることを願っている。

 オカルト相談コーナーが始まる。

 たけるが席に座り、その横には美鈴が座る。

 すりガラスの向こうには夏希が座る。

 たけるが言う

 「相談者の方お話をどうぞ。」

夏希の声はボイスチェンジャーを通した声で流される。

 「私は、子供が2歳の時、お百度参りをしました。」

 「何かかなえたいことがあったのですね。」

 「子供を助けたかったのです。」

 「お子さんは助かったのですか。」

 「はい、しかし、その時声が聞こえてきて子供を助けるかわりに、子供が15になったら捧げるという約束をしてしまいました。」

 「誰とです。」

 「分かりません、声しかわからなかったのです。」

 「お子さんは今いくつですか。」

 「14歳になります。」

 「時間がありませんね。」

 「私は子供を守りたいのです、どうしたらいいのですか。」

 「あなたに子供を守れませんよ。」

たけるの言葉に夏希は驚き

 「今なんて言いましたか。」

 「あんたには無理だと言ったんです。」

美鈴が夏希に言う

 「おぬし鬼に捕まっておるぞ。」

 「何を言っているんですか。」

 「おぬしは鬼と約束をしたのじゃ。」

 「そんな・・・」

夏希は泣き出す。

 ここでオカルト相談コーナーは中止になる。

 相談者が泣き出して相談にならなくなったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。