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最強魔王の背後霊  作者: のぞぞ
本戦編
58/63

康太VS牛神 拳と拳

「ウガァ!」

牛神は弘太の突進を受け止める。



(この人強い!)

康太は、一撃で牛神の強さを感じた。


「おまえ、なかなかやるな。」

牛神も、弘太の攻撃に対し、実力を認めた。


< 無色魔法 剛力 >

牛神の筋肉が隆起し、体が一回り大きくなる。


「ゴリゴリにいかせてもらうぞ。」

先ほどの仕返しと言わんばかりに牛神が康太に向かって突撃していく。


「かかってこい!」


< 茶魔法変化式 岩人形 >


康太の身にまとう岩が大きくなり、巨大なゴーレムのようになる。


それに対し、怯むことなく牛神は全力でぶん殴る。


「俺の攻撃を食らって吹っ飛ばないとはな!」

牛神が嬉しそうに康太を見ながら言った。


「僕もこんな重たい攻撃初めてですよ!」


< 茶魔法変化式 破壊と再生 >


康太は改めて牛神に襲い掛かる。

康太の体から、第3、第4の腕が生え、牛神を襲っていく。


「面白い魔法を使うな!体の使い方も悪くはない!」

牛神は弘太の攻撃を捌いていく。


「だが、硬さが、重さが、パワーが足りてない!」

牛神は康太の作り出した岩の腕を握りつぶし破壊していく。



「確かに、牛神さんからしたら僕はもろいかもしれない。」



康太は、腕を破壊されながらも、新しい腕を作り出し、攻撃を続ける。


「でも、やられたからって負けじゃない!」


康太はやられたなら増やせばいいと、どんどん腕をはやしていく。


「いくらあっても全部握りつぶしてやる!」


< 無色魔法改 金剛力士 >

牛神の体が金色に輝き始める。


そして、金色に輝く牛神の全力の一撃が康太に襲い掛かる。


(耐えろ!!!)


康太はありったけの腕で目の前をガードする。



ドンッ



そして、牛神の全力が康太を襲った。



康太は吹っ飛ばされた。


(まだだ・・・。)



(まだ、終わっていない!)



満身創痍の康太が立ち上がる。


「この一撃でも立つのか。大したものだな。」

牛神も感心している。



そして、ゆっくりと止めを刺そうと康太に近づく。


「思ったよりも楽しめたよ。また来年挑戦してきな。」



「まだ、終わってないですよ・・・。」


「あぁ、でももうすぐ終わるんだぜ。」



「再生せよ!!!!」


康太が大声で叫んだ。


その瞬間、散らばっていた岩の腕が動き出し、一斉に牛神に襲う。


「やっぱりおまえ、面白いよ!」


牛神は嬉しそうに腕を待ち構える。


そして、その腕をどんどん砕いていく。



「やっと、チャンスができた・・・。」

康太がつぶやく。


< 茶魔法 土撃 >


康太の全身を覆っていた岩が拳に収束されていく。




そして、渾身の一撃が牛神を襲った。


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