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最強魔王の背後霊  作者: のぞぞ
本戦前編
41/63

春と猿神



3人の成長を見た猿神から、1つの提案があった。


「これから大会までの間、おいらたちが相手になるから、実戦形式でトレーニングしないか?」


「おいらたちって、風馬と関のことか?」


それを聞いて、猿神は待ってましたと言わんばかりに笑い出した。


「おいらたちってのは、風馬や関はもちろん、学年のみんながおまえらの応援してんだ!そいつらに手伝ってもらえばいいじゃねえか!」


「おいらのほうで集めてやるから、おまえらはどんな相手にも対応できるように3人で連帯の確認でもしておくんだな!」


「僕はいいと思うが、ふたりはそれでもいいか?」

弘太は、猿神の提案に同意しながら春と康太にも確認をした。


「私も構わないわよ。色々な相手と戦えるのは大歓迎だし!」

春も、ノリノリで猿神の提案に賛成した。


「僕も猿神の提案に賛成だよ!どんな相手にも対応できる柔軟性も大切だからね!」

康太は、心の底から嬉しそうに猿神の提案を飲んだ。


「にしても、康太はなんでそんなに元気になったの?」

春は、あまりの康太のテンションに違和感を感じ尋ねた。


「実は、この計画を立てたの康太なんだよ!恥ずかしいから、おいらの口から言ってくれって言われたんだけどな!」


「猿神!それは言わないって約束じゃないか!」

康太は顔を真っ赤にして怒り出した。







翌日


昨日、康太と弘太が戦った部屋では激闘が繰り広げられていた。


「どうした弘太!そんなんじゃおいらには勝てないぞ!」

雷装を使った弘太と猿神が殴り合いをしている。


「なんで、そんなに強いのに予選で魔法使わなかったんだよ!」

弘太は猿神に不満を漏らす。


「ふん!おまえには関係ないわ!行くぞ!」


< 赤魔法 炎陣体 >


猿神の体に、赤い魔法陣が浮かび上がる。


そして、猿神の攻撃に連動し、炎が弘太を襲う。



「弘太!今助けるわ!」


< 青魔法 水流 >


春の魔法が、猿神を消火しようと迫る。


< 赤魔法 火壁 >


その間に赤い壁が立ちふさがり、炎は届かない。


「もう!邪魔しないでよ!」

春は、魔法を使った男たちに向かって言った。


「そんなこと言っても、手加減はなしですよ!なんたって、あなたたちは僕たちを倒したんですから、強くなってもらわないと!」


声の先には、準決勝で戦った3兄弟がいた。


「私たちは、あなたに勝つためにどうすればいいか考えた。その結果が3人で1つの強い魔法を使うことです!」


「負けてなんかいられないのよ!」


< 青魔法 水弾 >

春は、再び弘太たちへ向けて魔法を放つ。


「同じことを!」


< 赤魔法 火壁 >

3兄弟は3人がかりで再び炎の壁を形成した。


「同じ手に引っかかるわけないじゃない!」


春の魔法は空中で軌道を変え、猿神にクリーンヒット、そのままびしょ濡れの猿神に弘太が触れて動きを封じた。



なお、そのころ康太は、開始早々に猿神の魔法による突進を食らい気絶していた。



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