表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強魔王の背後霊  作者: のぞぞ
勇者と伝説の島
36/63

勇者の島の少女


儀式が終り、宿に戻ると、愛と健と陸が心配そうにこちらを見ていた。どうやら、3人は弘太がなにをしていたのか、知らないらしい。3人は改めて泣きながら感謝や謝罪などいろんな言葉がぐちゃぐちゃになりながら話しかけてきたが、途中で疲れたみたいで寝てしまった。



翌日、弘太の部屋にいた凜猫を愛が見つけてかわいがっていた。凜猫の方も満更ではないみたいで、かわいい声で「ニャー」と鳴いていた。


それから数日かけて、雷無双を使えるようになるための修業を3人と一緒に行った。凜猫は弘太や凜猫自身の意思で現実と弘太の中を行き来できるようで自由に行動していた。


そういえば、凜猫とコンタクトをとることができるようになったことにより、魔力を共有することもできるようになり、雷無双しながら様々な攻撃も(魔力的には)できるようになった。





しかし、なにかを忘れている。



そう、3人の子供と弘太は感じていた。







そのころ、とある協会では



「ね!弘太って子面白かったでしょ!」

ハチは興奮しながら満面の笑みで女性に話しかけた。



「わざわざ、魔法を使ってまで見に行きたいっていうからどんな子供かと思ったら、意外に面白かったわね。あんなに純粋で真っすぐな子、食べちゃいたくなるわ。」

ハチに話しかけられた女性はそのキリッとした顔を少し緩ませながらいた。


「にしても、ロクの演技もうまかったね。みんな、存在もしない子供がずっといたと錯覚してたね!笑いこらえるのに必死だったんだから!」



「私に騙されない人間なんていないのよ。怜という架空の存在のおかげであんなに近くで戦いが見れたんだから儲けものよ。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ