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最強魔王の背後霊  作者: のぞぞ
地獄の野外演習
10/63

背後霊、ピンチに気付かず。

蛇に驚き、はぐれてしまった前田の前に謎の男が・・・。

< 赤魔法変化式 炎封鎖空間 >


その瞬間、謎の男の周りの炎の魔法陣から燃え盛るいくつもの鎖が現れた。その鎖は連なり、ドーム状の空間に織田たちと謎の男は包まれた。


「おまえらが、ここから出るためには、俺を倒すか、おまえらが死ぬかのどちらかだ。」


「この魔法・・・。おまえ、指名手配犯のサクラギか?」


「え?織田君、サクラギってあの無差別通り魔殺人の?」

僕の言葉に斎藤は恐る恐る聞いてきた。


「あぁ、長い黒髪に、左頬に目新しい傷、そしてあの長身、テレビで言っていた情報と一緒だ。さらに決め手はこの赤魔法、映像でも赤魔法を使っていた。」


僕の言葉に3人とも絶望を感じている。

「これは結構やばいわねー。私たち、魔法も使えないし・・・。」


「戦うしかないだろう・・・。」


「そんなの無理よ。私たちここで死ぬのよ!」


「ふん、死ぬ覚悟はできたようだな。それでは、死んでもらおう。」


そういうと、サクラギは懐からナイフを取り出し、前田に襲い掛かった。




ナイフが振り下ろされようとした時、前田とサクラギの間に、石が飛んできた。

「ちっ・・・。無駄な抵抗しやがって。」


サクラギが石の飛んできたほうを確認するとそこには織田がいた。

「まだ死ぬわけにはいかないんだ!」


(お、織田・・・。)


そういうと、織田はサクラギの懐へ飛び込み、けりを放つが、バックステップで躱されてしまうが、そのまま、織田は回し蹴りを放ち、サクラギの顔をかすめた。

サクラギはナイフを使ってはいるけど、体術などはしていないようで、十分に戦えると思っていた。


「ふん、なかなかやるみたいだな。俺も本気で殺しにかかろう。」

次の瞬間、気が付いたら俺は右肩をナイフで刺されていた。



「んっ・・・。」

油断していた。相手は殺人犯で、人を指すことに戸惑いがないことを分かってはいなかった。



そんな織田の姿を前に、斎藤はまだ足が震えていた。

「織田君!」

(なにをやってるんだ、僕は・・・。こんな時に足がすくむなんて・・・。僕のせいでみんながやられてしまう・・・。)


「このまま死んでもらうぞ、おまえの後はここにいる4人とも殺してやる・・・。」

サクラギがゆっくりと織田君にとどめを刺そうと近づいていく。


織田も、自らの死を覚悟した。その時!


(僕がみんなを守るんだ!)

「おい!!お前の相手はこの僕だ!」


「斎藤!」


「ごめんね織田君、でも君のおかげで決心がついたんだ。僕が、こいつを倒す!」


そう言う、斎藤の顔には、さっきまでの恐れはなく、決意を決めた顔をしていた。


「貴様なんぞにやられるか!」


サクラギの切り込みを紙一重で躱す。


「そんな攻撃じゃ僕には当たらないぞ!」


「斎藤ってあんなに強かったのね・・・。」


「くそがぁ!!!!」


その後も何度も切り裂こうと襲ってくる攻撃を躱していく。


「ここだ!」


斎藤渾身の突きがサクラギのみぞおちにクリーンヒット、そのまま、サクラギは倒れ込んだ。



「くそがぁ!!!!学生如きが!!!!いてぇじゃねえか!」





「僕は、幼い頃から父親から拳法を習っているんだ!ナイフを持った一般人なんかにやられはしない!」


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