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ゼーロー♪
突然、親友の大爆笑が部屋の中に響いた。
「あはっ、あははははっははははははははははははっははは!!!!!!!!!!ほっホントに気づいてなかったんだアンタ!!!あはははははは!!!!!!」
なんで笑われているかもわからず思わず半目になってしまった私は悪くない。
私の恨みがましい目を受けているあかねはお金持ちのご令嬢にあるまじき笑い方で爆笑している。
・・・・どうでもいいけどあかねさん。部屋の外に聞こえて猫かぶってんのバレるよ。
「あ・・・横隔膜が痛い・・あはは」
それを聞いた瞬間私は左手にあるモノを手に取り・・・
スパーーーンッッ!!
フルスイングした
ご令嬢をシバいてしまったが、横隔膜がつるほど笑い転げるあかねが悪いのだ。
ワタシハワルクナイ。だからそんな目で見ないでよー。美女が怒るとこわいんだー!
「なによぅ。なにもハリセンで叩くことないじゃない。」
私の左手にはハリセン。ああ素晴らしきかなハリセン・・・!!一発で止めることができるとは・・!
口をとがらせてあかねは訴えてくるが私はだまされないぞ。くっっ・・かわいいな。
「ごほん。とりあえず何故にわたしは笑われたのかお聞かせ願いましょーか。」
「うふふ。ごめんなさいね。転生した時はまさかこんなことになるなんて思いもしなかったから、もうおかしくておかしくて。実は私もね、転生者なのよ」
は?なんかおかしな言葉が親友から聞こえたぞ?
「え、てことはあんた私がヒロインだって最初から知ってたの?てかあかねはどうゆう役柄なのさ」
あかねはそれはもう極上の笑みを浮かべきれいに一礼した
「改めまして、わたくし北条あかねとしてこの世界に生を受けました櫻木ゆりかと申します。実はこのわたくしも攻略対象者でございまして、当ゲーム唯一の百合ルートのものなのです。わたくしとしましては百合ルートはとてもとても回避したい所存だったのですが、ヒロインが男装しているとゆう興味深い現象が起こっていることを見まして、観察してみたところフラグは立たなそうに思いましたので今日まで僭越ながら貴女様の親友をつとめさせていただきました。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。」
「こっ、こうっこう」
もう驚きすぎて言葉にならない。
そんなことはあっちもわかっているだろうに「あら瑞姫さんニワトリの真似ですか?お上手ですわね」
なんて言っている。お茶を飲んで心を落ちつけよう・・・・
「ふぅ・・・・で、なんで教えてくれなかったのかな?」
そうそこが疑問である。何故いまさらになってこのことをあかねは言ってきたのか。
ゲームの知識もあってヒロインがこんなになっている状態なら代わりに逆ハ―エンドを目指そうとしてもよかったはず。しかしあかねが攻略対象者に近づくような気配はなかった。
「そりゃ面白そうだったからよ♡
それに攻略対象者って落とすのめんどくさいじゃない。しかも好きな人他にいるしね。」
「えぇえええええええ!!!!好きな人いるなんてひと言も言ってなかったじゃん!だれ!?」
そういえばあかねと恋バナなんてしたことなかったなぁ。
好きな人がいるとは思いもしなかった。
結局のところ、乙女ゲームのくだりはあまり話さず、あかねの好きな人について聞きだすのに夢中で忘れてしまった。もう高校生活は終わってしまって友情エンドで終わってるんだから今から何か言ってもしょうがない。開き直って楽しもう!!
前置きはここまででです!
と、したいんですが、次話はあかねの話をちょっとすべりこませようかなぁと作者は画策しております。
もうすこーしお付き合いください。
次々回絶対にキャンパスライフが始まります。




