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CRISIS  作者: 54
一方的殺人・独り抜け孤独戦争
49/63

48、Phantom

前前前前前話よりも凄まじい残酷描写注意。


今回は【最悪】視点で。今回「も」か。

「あれ?なんだこれ」


 そう言って【常闇】が見つけたのは、魚をさばく時に使われる包丁だった。【常闇】に持たせたら面白いと思い、俺が部屋においといたやつだ。確実に【常闇】が手にするよう、わざと近くに置いた。


 拳銃と包丁を手にし、【常闇】はニヤリと笑った。同じ部屋にいる【刹那】の勝率はゼロだ。残された選択肢は『死』のみだ。


 【常闇】は、刺身包丁と拳銃を右手と左手にそれぞれ持ち、【刹那】に近寄る。


「動けば殺す。まあ、動かなくとも殺すが」



 ********



「ひぎぃぁぁぁぁぁ!!!!!」


 【常闇】が右手に持っている包丁で、【刹那】の右目を抉り取った。元々目玉があった場所には、ぽっかりと穴が開いている。


 【刹那】は両足の筋を切られていて、逃げ出すことができない。


「左目はまだとっておこう」


 次に、【常闇】は包丁のみねの部分で【刹那】の指先を叩く。それから、腕の皮を裂いて、その溝を広げる。赤い血がどぼどぼと溢れ出てきた。


「ああああああああああ!!!!!!」


 暴れる【刹那】を押さえつけて、もう片方の腕にも同じことをする。


「やめろ!!やめろぉ!!!【常闇】!!!やめろ!!!!!」


 【刹那】の悲痛な叫びに耳を傾ける気さえ起きないような、冷酷な表情の【常闇】は続ける。


 それから、【常闇】は【刹那】の腹に刃を入れ、縦に切り裂く。その切れ目を手で広げた。その中は、赤くてなにやら動いている、気味の悪い塊が入っている。パイプ状のものや、ただ単に塊、というようなものまである。


「がふぉっ!!!」


 【刹那】が床に向けて、血を吐き出した。


 【常闇】はお構い無しに、包丁を腹の内部へと入れる。そして、中に入っている赤い臓器を、掻き混ぜだした。


 【刹那】はもう感覚が麻痺しているのか、もう声を上げていない。


ごぽごぽごぽ


 他よりも太くなっていて少し曲がっている管に切れ目が入り、透明な液体が血と混じって溢れてくる。


「がっ!!!」


 また血を吐き出す。さっきよりも明らかに多い量だ。


 【常闇】はその後も、肝臓や腸などの重要な器官を破壊し続けた。【刹那】の腹には巨大な穴がぽっかりと開いていて、その中は得体の知れないフレーク状の固体でいっぱいになっていた。だが、【刹那】の命はまだ途絶えていない。意識こそ遠のいていくものの、息はある。


「ちっ、まだ生きてやがるか」


 【常闇】は、刹那の左目を抉り取った。床にもうひとつの眼球が落ちる。右目はすでに【常闇】によって踏み潰され、元の形をとどめていない。


「次はこれだ」


 【常闇】は、部屋のすみっこについていた蛇口に繋がっているホースを、そのまま【刹那】の口内に突っ込んだ。元々は、この蛇口は給水用のものだ。ホースは、なんとなく取り付けた。


 両目の視力を失ったため、状況を把握できない【刹那】に構わず、【常闇】は容赦無しに、蛇口を最大までひねる。


ブシューー


 水の大量に吹き出る音がする。その水は【刹那】の口から少しずつ溢れるものの、僅かに、そして確実に、【刹那】の気管に浸入し、詰まらせた。


「がっ!!ごぼっ!!!!」


 【刹那】は、最後に気管から水を追い出そうとして、そのまま何の反応もしなくなった。


 【常闇】が、生死の確認をしている。短く笑った。


 包丁は、途中で硬い骨に当たって先が曲がっている。



 ********



 【刹那】が死んだ。【常闇】は蛇口をひねり、身体に付いた血を洗い流そうとする。が、長い時間の中で染み付いてしまった血は、茶色に変色するだけで、上手く剥がれない。結局【常闇】は諦め、鍵の開いた扉を開ける。


 【常闇】は、白い壁に赤い斑模様が付け足された部屋から去っていった。



やっと本格的な残酷描写が書けた。本当に本格的か解らないけど。

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