3話 天使と手を組む
「手を·····組む?」
何を言ってるんだ、この天使。
俺は頭にクエスチョンマークを浮かべていた。
「そうですそうです! 天才的な頭脳と抜群の運動神経、ハイスペックボーイの渚くんと、このウルトラキュートで才色兼備な天使こと天乃ゆるが手を組めば最強だと思うんですよ!」
天乃ゆると名乗った天使は、ドヤ顔をしながら仁王立ちをしている。
むふー、という鼻息が俺の顔にかかった。
まあ確かにこいつが本当に天使だと言うなら、俺の世界は何か変わるかもしれない。
これは俺の勘だけど、こいつはなんの考えもなしに俺と手を組もうと言って来ない気がする·····
俺はゆるを一瞥した。
「手を組んだとして、なにをするつもりなんだ?」
こう言ってから、俺は自分で自分の発言に驚いた。
今までの俺ならこんな前向きな言葉出てこなかったからだ。
俺はやっぱり無意識に、この天使に期待している。
ゆるは悪い顔をしながら、企みを教えてくれた。
「幼馴染ちゃんと妹ちゃんを見返すんです」
「紗月と成実を·····?」
「そうです。つまりは恋に落とすんです」
恋に·····落とす·····?
一瞬フリーズしかけていた頭を必死に溶かし、慌てて返事を返した。
「いやいやいやいや! 絶対無理だ! そんなこと出来るわけないし、そもそも恋に落として何するつもりだよ!」
俺が必死で変な企みを止めようとあたふたすると、ゆるはやれやれと首を振って余裕そうにしている。
「ちっちっち〜。わかってませんねえ。全く、これだからアマチュアは〜」
こいつにアマチュアとか言われたのは、妙にイラッとしたが、笑顔で受け流し話の続きを聞く体制になった。
「それでは、渚くんに問題です。タラン! 人間が1番傷つくにはどうすればいいでしょうか!」
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