出不精はつらいよ
タブレットの回線が繋がってからというもの、外に出るのが億劫で仕方ない。先週も遂にファミ通を読まず終いだった。
昔は外出するのが大好きだったのだが、うつ病を発症して以来、すっかり出不精になってしまった。ただ本を読みに行くのすら、面倒臭いと感じてしまう。
そもそも今まで外に出れていたのは、小説の更新をしたりネットの友人と連絡を取りたいという強い欲求が面倒臭さを上回っていたからに過ぎない。それが解消された今、こうなる事は必然だったのかもしれない。
しかしこれはどうしたものか。最新ゲーム情報は欲しい。だが外には出たくない。
最近はゲーム会社からの発表は何でも動画であるが、動画はデータ通信量を圧迫する。Wi-Fiがない以上、そう軽々と見れるものではない。
ならばファミ通のサイトでも見るか。しかし向こうだって雑誌を買って欲しいのだから、Webでの情報は控え目になるだろう。
せめて本屋より近いコンビニでファミ通が売られていれば……。まあ無い物ねだりをしても仕方がないか。
さてボクオーン戦が始まった。期限内に合計五回勝利すればボクオーンが手に入るのだから、楽と言えば楽である。
それとこの手のアプリゲーにありがちな、期間限定キャラの出るガチャ開催の頻度が少ないのは少し好感が持てる。期間限定……その魅惑の響きに、これまでどれだけない金を費やしてきたか。
ガチャの売上が生命線のアプリゲーにおいて、期間限定ガチャは最もお手軽に儲けが出る手段である。今だけしか手に入らないと思えば、皆挙ってお金を落としてくれる。
酷いアプリゲーになると、期間限定がまだ終わらないうちに次の期間限定を被せてくる。期間限定の波状攻撃である。
しかしこのアプリでは期間限定ガチャはほぼない。あっても大抵は、そのうち通常ガチャに追加される。
制作にあまりお金をかけていなさそうなのが、この欲のなさを可能にしているのかもしれない。何しろこのアプリ、このご時世に声優起用はほぼなしでイラストも幾つかは過去の流用である。
しかし往年の「サガ」フリークからしてみれば、そこが良いようだ。昔のままの「サガ」を今のご時世に出来る、そこに魅力を感じる人は多いらしい。
勿論そんな思い出補正のない人には地味で古臭いだけのアプリゲーだろうから、客層は元々「サガ」が好きだったユーザー!と完全に割り切っている事になる。ここまで新規層をバッサリ切り捨てた作りだと、却って潔い。
もっとも筆者も、そんな古臭さに魅力を感じる一人なのだが。さあ、今夜も装備品をドロップする為に周回するか……。




