洋酒チョコと一つの決断
カルヴァドス、というチョコレートが売れる気配がない。
ラミー、そしてバッカスというチョコレート菓子をご存知だろうか。中に洋酒が入っている、冬季限定で売り出されるチョコレート菓子である。
去年の十二月頃、その新作としてストロベリーリキュールというものが発売された。名前から味が想像しやすい、しかも好きな人が多いイチゴ味とあってか、近所では前からあったラミーとバッカスよりも遥かに売れ行きが良かった。
そのストロベリーリキュールと入れ替わりで登場したのがカルヴァドスである。パッケージにはリンゴが描かれているから、きっとリンゴ味なのだろう。
しかしこれが全く売れない。ストロベリーリキュールと方向性は一緒なのにもかかわらずである。
思うに、名前があまりよろしくないのではないか。恐らくはそういう名前の洋酒が入っているという事なのだろうが、ストロベリーリキュールと比べて名前だけだと味がいまいち想像しにくい。
加えて、味がチョコレートとはあまり馴染みのないリンゴというのも足を引っ張ってはいまいか。飲み物の材料としてはメジャーかもしれないが、リンゴのチョコというのは正直あまり見た事がない。
近所のドラッグストアなどはこれがストロベリーリキュール同様売れると思ったのだろう、大量に入荷しコーナーを設けているが全く減る気配がない。発売してそろそろ二ヶ月近くが経過しようとしているが、一ヶ月で売り切れたストロベリーリキュールの半分も減っていない。
コンビニに至っては、そもそも入荷すらしていない。コンビニのお菓子は全体的に割高で、ストロベリーリキュールが売れるのも時間がかかった(それでもラミーとバッカスよりは売れていた)から警戒した結果だろう。結果的に英断だったと思う。
ちなみに近所ではこんな感じだが、全国的にはどうだったのだろう。ちょっと売上総数を見てみたいところである。
さて昨日ああ言って早速だが、創作小説の執筆を休止する事にした。再開がいつになるかは解らない。
主な理由としては、昨日エッセイに文章にして書き出した事で自分の気持ちをハッキリ自覚してしまったのが大きい。そう、創作活動をやりたくなくなってしまったのである。
それでも無理をして書き続ける事は勿論出来る。しかし義務感だけで書いた小説が読んだ人に面白いと思って貰えるかは疑問だし、そもそも自分が楽しくない。
筆者はプロを目指している訳でも何でもなく、書くという行為は単なる頭の中にある妄想や感情の発露に過ぎない。それが楽しくなくなった時、果たしてその行為に何の意味があろうか。
筆者の小説を読んでくれた方、感想をくれた方には誠に申し訳ないと思っている。しかしこれが創作活動が本気で嫌になってしまわない為に、筆者が下した決断である。
なおエッセイの方はこれからも書き続けていくので、どうかよろしくしてやって欲しい。




