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女神降臨 2 【朱里】

 ある秋の日

 私の夢の中に綺麗な女神様が出てきた。


 「貴女に素敵な力をあげる」


 何をくれたのかな?

 私は何も疑問を抱くことなくその能力を手にしていた。


 




 起きて身支度をして学校にいく。

 いつもの日常を繰り返してた私は結城朱里。


 精霊のサラマンダーを連れて学園へと向かう。

 その最中ふと視界に親友である泉雫をみつけた。


 「雫おはよ!」

 「おはよ朱里」


 対極的な挨拶をかわす。

 それが私達の一日の始まり。


 そしてふと雫を見ていたらあるものが頭の中に浮かんだ。

 頭の中というより、視界に出てきたという方が近いかもしれない。

 

 【ステータス】

 名前 泉雫   年齢17歳   女


 レベル35


 体力 5269/5270   魔力1025/1025


 加護 龍王の加護「不死」


 妖刀術 5

 水魔術 4


 能力詳細不明


 こんなのが現れた。

 

 「なに!?」


 思わず声に出して驚いてしまう。

 ゲームなどにあるステータス表示みたいだ。

 てか上にステータスって書いてるし。


 「どうしたの?」


 雫が驚く私に聞いてくる。

 いつも通り雫は冷静。

 お陰で冷静になれる。


 「虫にびっくりしただけ! なんでもないよ」


 私は自然と答える。

 私は昨夜の夢でのことを思い出しながら答える。

 私は昔から神様や精霊など高位のものに魅入られやすい。


 そのせいで苦労したこともあったけど、サラマンダーとかと出会えている。

 今回もどこかの神様に力を与えられたんだろう。


 特殊な体質なのかは分からないが、今のところは無事である。


 








 学園で色々な人のステータスを見て回った。

 何個かわかったことがあった。

 一つは私よりめっちゃ強い人のステータスは見えないということ。

 多分だけど魔力耐性高い人のステータスは見にくい。

 

 二つ目は剣術や魔術等の横についている数字はその技術の練度ということ。

 先生のステータスを見たらやたらと高い人がいたのでわかった。


 三つ目は私以外にもステータスが見える人が居るという事。クラスでも6人くらい居たし、私と同じ夢を見ていたので間違いない。

 おそらくステータスを見るのも練度が必要だと思う。

 見える内容に誤差があったからそう思っただけだけど。


 最後に鬼龍君を見てしまったけど。


 【ステータス】

 名前 龍神 鬼龍   年齢17歳   男

 詳細不明


 私には鬼龍君のステータスは早かったみたい。

 知ってることしか見えなかった。

 やっぱり異次元だよ。


今回も読んでいただきありがとうございます!

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