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薄幸少女と英雄騎士  作者: 小林あきら
終章 明夜
61/66

ウホマトンケに祝福を



 そこは真っ白な空間だった。


 上下左右、見渡す限り真っ白で、自分が浮かんでいるのか立っているのかさえ分からない。


 そんな白い空間に、自分ともう一人、本来いないはずのヒトがいた。



「ローアル……」



 “世界樹”に取り込まれる直前、アキヨの腕を掴んだのはローアルだった。


 アキヨが名前を呼ぶと、ローアルは俯いたまま、疲れを滲ませた声で、自嘲気味に笑った。



「……今回の事で分かりました。私は、アキヨがいないなら死んでも良い」


「っ」



 ヒュッと喉が鳴る。反射的にローアルの手をギュッと握り締める。どこにもいかないように、拘束するように。


 ローアルは、それにいつも通りの優しい笑みを浮かべ、ゆっくりとアキヨを抱きしめる。



「もう、諦めます」


「え?」



 慌ててその顔を覗き込もうとするが、抱き締める力が強くて身動きが取れない。



「ローアル?なに、言って……」


「もう、嫌われても良い。私は、私のためにアキヨの傍にいることにしました。アキヨが嫌だって言っても傍にいる。好かれようとするのは、もう諦めます。……じゃないと、アキヨは自分の足で歩いて行ってしまうから」


 ゆっくりと腕を解いたローアルが、アキヨを見下ろす。


 その表情が、不意にくしゃりと歪んだ。




「アキヨ」


 ローアルが震える唇を開く。


「こんな私で、ごめ――」




「言わないでっ!!」




 大きな声が出た。


 ビクリとローアルが肩を跳ねさせ、涙に濡れた瞳を見開く。



「あ、きよ……?」


「ローアルは、それを言わないで。……お母さんみたいに」


「――……っ!」


 はくっと喘ぐように息を呑み、唇を戦慄かせたローアルは、呆然とした様子でアキヨを見下ろす。



「なんで、謝るの?私の許可が無いと、ローアルは好きに生きれないの?」



 込み上げ、溢れ出る感情をそのままに、ローアルの腕を掴んで、その顔を真っ正面から仰ぎ見る。



 星空のような瞳からボロボロと零れる涙。


 ――思い返せば、自分は彼を泣かせてばかりだ。



 いつの間にか焦げ茶色から元の色彩に戻っている彼の、冬の夜空のように澄んだ瞳を見上げて、その頬を伝う雫を優しく拭う。



「――っぅう゛……っふ……ご、ごめっ……ごめんっアキ、ヨ――!」


 泣きながら紡がれる謝罪に、目を閉じる。


「うん――。私も……ごめんね」






 二人手を繋いで、白い空間を進む。


 ローアルとこうして歩くのは、ずいぶん久し振りな気がした。



「……思い出したんですね」


「うん。ローアルの事も」


 ――ずっと忘れてて、ごめんね。


「ありがとう。会いに来てくれて」


「……っぅう」


 再び嗚咽し始めたローアルの手を、アキヨはぎゅっと握り直した。













 白い空間をひたすら進むこと、数分。目の前に現れたのは、見上げるほど大きな扉だった。


 近付くとひとりでに開いたため、その先へと吸い込まれるように進む。




 扉を潜ると、その先に広がっていたのは暖かな庭園だった。


 木々と動物たち。噴水と綺麗な花々。青い空が延々と広がる、美しい景色。それらを覆う、どこか幻想的な、ボンヤリと霞がかった空気。




『ようこそ。神の庭へ』




 唐突に、声が降ってきた。しかし、姿は見えない。


 男とも女とも断言できない中性的な声だった。恐らくこれが、ユレシオンの言っていた“神の声”なのだろう。



『この世界の礎に選ばれた子羊さんと、その騎士さん。用件をお聞きしましょうか』


 その言葉に、アキヨは深呼吸をしてから、予め決めていた台詞を口にした。



「世界を、救ってください」


『――ええ、いいでしょう。貴女がその受け皿となるのなら』


 神が、決まり文句を言うように、淡々と答える。


 ユレシオンが教えてくれた通りの展開だ。



 しかし、勝負はここから。


 アキヨは、ゴクリと唾を飲みこむ。



「……はい。但し条件があります」


『条件?』


「私はこの生を全うしたい。だから、かつての“天真の魔導師”のように、今、死ぬわけにはいかないんです」




“――等価交換なのです。神も、タダで世界を救ってくれるわけじゃない。私が差し出したのは、持てる全ての魔力と、自身の魂。あの時の私には、対価として差し出せるものがそれしか無かったのです。……しかし、貴女は違う”



 ユレシオンは言った。世界を救うに値するだけの代償を、神に示さなければならないと。



 これは対話じゃない。神との交渉なのだ。



『魂を代償にすることはできないと言う事ですね。では、代わりに何を差し出しますか?』


「あ、いえ。魂は差し出します。ただ、この生を全うするまで、その代償を払うのを待って欲しいんです」


『なるほど。しかしそれでは代償の価値が下がります。対価が足りなくなりますよ?』


「えっと、それなんですけど、“天真の魔導師”さんが言ってました。この世界にとって異分子である私は、存在するだけで均衡崩壊の抑止力になるんだって。つまり、私がこの世界にいる限り、もう世界の均衡が崩れることはないってことですよね……?なので、私が死んだ後は、私の魂を“世界樹”に取り込んでください」


『……魂を縛り付けると言う事は、輪廻の流れから外れると言う事。それでも良いと?』


「はい。私は、“世界樹”としてこの世界に留まり続けます。そうすれば、この世界の均衡が崩れることはもう二度となくなる。――それが、私の差し出す対価です」




 世界を救う。そう決意はしたが、別にアキヨは端から、死ぬつもりなどなかった。


 確かに、世界を救うためには何かしらの代償を神に捧げなければならない。当時のユレシオンには、差し出せるものが魔力しかなかった。魔力が無くなれば人は死ぬ。だからユレシオンは必然的に命を代償にする他なかった。


 対して、アキヨには魔力などない。しかし、“異分子”として世界の調和を肩代わりできるという利点を主張すれば、それは魔力なんかより余程価値のある代償になり得ると、ユレシオンは言った。


 誰も犠牲にすること無く世界を救うには、神と交渉する以外に方法はない。


 事前に皆に言わなかったのは、それでも結果がどうなるかは分からなかったからだ。できない約束は、したくなかった。




 ――後は、神が納得するかどうか。




『……フフッ』



 吐息のような笑い声が響いた。


 そよそよと風が吹き、アキヨの頬を撫でる。



『いいでしょう。その条件を呑みます。貴女に、束の間の別れを惜しむ時間を与えましょう』


「……ありがとう、ございます」



 ほっと息を吐く。


 どうやら交渉は成立したらしい。上手くいって良かった。


 肩の力を抜いたアキヨだったが、神との対話はまだ終わっていなかった。



『それでは、お隣の騎士さんを、護衛として与えましょう』


「え?」



 思わずローアルと顔を見合わせる。



ユレシオン(あの子)はそこまで説明しなかったみたいですね。あなた方はこの神の領域へ踏み入った時点で、すでに死んでいます』


「え」


『このまま貴女だけ体を得て戻っても、彼は地上にはいませんよ』


 それでは意味がない。


 顔色を悪くするアキヨに、神が吐息のような笑い声を響かせた。


『落ち着きなさい。ですから、護衛として与えると言うのです。“世界樹”となるべき魂が、人として生きている間に誰かに汚されてしまっては困ります。無事にその生を全うできるように、貴女を守る護衛として、彼にも同じだけの命を与えましょう』



「もし、その寿命を全うしても」


 始終黙していたローアルが、ここではじめて口を開いた。


「例え魂だけになったとしても、アキヨと共に在れるようにしてくれ」



『――ええ、いいでしょう。貴方には神子を守る聖騎士としての役割を与えます』



 ローアルが跪き、騎士の最上級礼を捧げる。


「この魂に賭けて、全うして見せます」


『よろしい。それでは、全てを成しましょう』



 急速に、意識が遠退くのを感じた。






『ウホマトンケに、祝福を』



 混濁する意識の中、最後に聞こえたその言葉が、やけに耳に残った。













 その瞬間の光景を、後に吟遊詩人達はこう謳った。


 ――まさに、神の御手であったと。




 各地を襲っていた魔物が、突然動きを止め、空から伸びてきた糸のような光に吊られて空へ上がって行く。


 空にはヒビが入り、そこから真っ暗な深淵が覗いていた。そこに、光に吊られた魔物が次々と吸い込まれていく。



 やがて、魔物達が一匹残らずその狭間へ姿を消すと、皆が空を見上げる中、深淵はゆっくりと縁を閉じ、後には何事もなかったかのように晴れ渡る青空が広がった。




「た、助かったのか……?」




 誰かがポツリと呟き、やがて泣いて騒いでの大騒ぎとなった。













「何で気付いていたのに言わなかったんだよ!?」



 ――マハリジ砂漠。


 かつて“天真の魔導師”が住んでいたとされるその砂地で、白髪の少年が自身の身長よりさらに小さい老人を掴み上げていた。




「若者の決意を遮るなど老人にはできん」


「そう言うことを言ってんじゃ――」


「おい、やめろ」


 久遠の魔導師が間に入り、眉を寄せてヘルを見下ろす。


「落ち着け」


「落ち着いていられるかよ!友達が二人も、こんなっ……!」


 言葉を詰まらせるヘルは、視界に嫌でも入って来るその存在から、目を反らすように顔を背ける。




 砂漠の真ん中に、突如として現れた大木。


 魔陣が発動した瞬間、その真ん中へ躍り出たアキヨと、それを追うように飛び込んだローアルを飲みこみ、そのままあっという間に樹齢何千年単位の大木へ成長した一本の木。



「しかし、何の木じゃこれは。魔力が枯渇している状態であるとは言え、我の業火に全くの影響がないとはな」


「頭いかれたかと思ったぜ。明らかに魔物の封印に必要なもんだってのに、いきなり焼こうとする奴があるか」


「子猫とアル坊は我の友人でもある。友を助けようとしただけじゃ」


 澄ました顔で大木を見上げる不屈の魔導師に、久遠の魔導師が溜息を吐く。


 そしてチラリと、先程から奇行に走っているもう一人を見遣る。



「おい、そんでお前は何してんだ。中道」


「この木、すごい落ち着く。ここに家移そうかな」


「……はぁ」



 久遠の魔導師は再び溜息を吐き、空を見上げる。


 先程まで列を成していた魔物はすっかりいなくなっていた。封印自体は成功したようだ。


 しかし、魔導師のほとんどの魔力を吸い上げてできたその大木が何を意味するのか、消えたローアルとアキヨが何を思ってあんな行動を起こしたのか、世界は救われたのに、釈然としない思いだけが残る。



 それぞれが複雑な心境を抱え、静まり返ったマハリジ砂漠に、不意に間抜けな声が響き渡った。




「いたっ」


「アキヨ!大丈夫ですか!?」




 頭上から降ってきた声と、ドスッという音。


 皆が一斉に上を見上げる。その二つの声がひどく聞き覚えのある声だったからだ。



 大木の上。ガサガサとその葉を揺らしながら、何かが下へ降りようとしている。


 ズボッとその生い茂る葉から出て来た足。


 やがて勢いよく、飛び出るように木から抜け出た二つの人影に、ヘルが歓喜の声を上げる。



「アル坊!アキヨちゃん!!」


「ヘル……!ただいま」



 駆け寄り、勢いよく飛びついてくるヘルに驚きつつも微笑むアキヨ。その姿に、くしゃりと破顔したヘルだったが、すぐに目を大きく見開いた。


「あ、アキヨちゃん。それにローアルも、その目……」


「?」


 首を傾げるアキヨとローアルがお互いに顔を見合わせて、ハッと息を呑む。



「アキヨ……。右目が、金色になってます」


「ローアルも」



 金色の瞳は魔導師だけが持つ色だ。


 何があったのか説明を求めようとしたヘルだったが、



「みんなとお揃い、嬉しい」


 そう、屈託なく笑うアキヨを見て、すぐに(……まあいいか)と開きかけた口をゆっくりと閉ざす。




 初めて見た彼女の満面の笑顔は、花開くように優しく穏やかで、とても綺麗だった。













 それからの話しを少ししよう。



 ホマーノ王国に荷物を置きっ放しにしていたローアルとアキヨは、一旦それを取りに戻ることにした。



 魔導師達と別れて、ローアルの魔術でホマーノへ飛んだアキヨ達がそこで目にしたのは、カーニバルの行進だった。



「どうやら、世界の危機が去ったお祝いに、お祭りを開いているようですね」


 唖然とするアキヨに、ローアルが苦笑する。


 聞けば、ホマーノでは即日決行のお祭り騒ぎは珍しいことではないらしい。さすがの国民性と言うべきか。


 周りはどこも、手に手を取り合い、歌え踊れのどんちゃん騒ぎだ。しかし、その祭りに参加する人々の涙に濡れた笑顔を見て、アキヨもやっと心の底から、全てが終わったのだと安堵することができた。




 数日続いたそのお祭りを楽しみ、やっといつもの喧騒へと落ち着いてきた頃、アキヨ達は当初の予定通り、荷物を持ってホマーノを出て、一旦ケダトイナへ帰ることにした。



 その途中で、イセレイにより、天真の魔導師の要望通り、『精霊の指輪』をルドルフへ渡す。



 訝しげな顔でその指輪を身に着けたルドルフだったが、すぐに大きく目を見開いた。


「み、見えない……。いや、見えるが、黒くない」


 暫く、呆然とした様子で辺りを見回した後、ルドルフはこちらに向き直って、まじまじとアキヨを見た。


 初めて、まともにルドルフと目が合った瞬間だった。


「なんだ、お前。可愛い顔してたんだな」


「!」


「あげませんよ。私のですから」


 即座にローアルがそう返すと、ルドルフは朗らかに笑い声を上げて、若干潤んだ瞳で、アキヨを見つめると、ゆっくりと深く頭を下げた。



「ありがとう。そして、今まですまなかった。俺の運も、まだ尽きていなかったみたいだ」



 こうして、『精霊の指輪』は持つべき者の元へ戻されたのだった。






「もう、精霊が見えなくなる魔道具をヘルに頼む必要はないと思いますが、ケダトイナへは行くんですか?」


 不思議そうに首を傾げるローアルに、少しだけ躊躇った後、アキヨは意を決してもう一つの目的を口にした。



「あの、良ければだけど、私、ローアルの家族と会ってみたい」


「えっ」


 固まるローアルを見て、やはりダメかと肩を落とす。


 聞いた限り、ローアルの家族は貴族らしい。いきなりアポなしで会えるような相手ではないのだろう。


 そう諦めかけたアキヨの肩を、ローアルががしりと掴んだ。



「ぜひ。ぜひ紹介させてください」


「え、いいの?」


「むしろ、こっちからお願いしたいくらいです」


 満面の笑みを浮かべるローアルに、アキヨはパアッと顔を輝かせる。


「ふふっ、楽しみ」


「か、かわいい……」


 ぼそりと、ローアルが何か呟いた気がするが、アキヨは気付かずに、上機嫌でケダトイナへの道を歩き始めた。













 マハリジ砂漠に突如として出現した“世界樹”について、世界中で様々な憶測がなされた。


 しかし、5人の魔導師達が声明を発表することによって、それはすぐに収集がついた。



 曰く、“世界樹”は、世界の均衡を補う、星の中枢。


 そして神は、“世界樹”の守人として、新たに“神子と聖騎士”を召命された。



 その内容は、瞬く間に世界中へ広がり、やがてその神子が黒髪黒目の少女で、彼女を守る聖騎士に、ケダトイナの英雄騎士が任命されたと知れ渡ることになるわけだが、それはもう少し先の話し。






「そう言えば、何で私は魔力が無いのに、紋章が浮かび上がるんだろ」


 ケダトイナの入国審査を無事通過した後、ふと自分の掌に浮かび上がる紋様を見て、アキヨは首を傾げる。


 恐らく、これは体内の魔力が反応して浮かんでくる、一種の魔術のようなものなのだろうとは思う。しかしそれなら、魔力が無いはずのアキヨも使えるのは可笑しい。



 ……そう言えば、ウユジでこの紋章を作る際、測定器のような物に触れたが、あの時恭謙の魔導師が、「光属性」だと言っていた。あれはどういう意味だったのだろう。



 アキヨの疑問に、ローアルが少し考えてから、「恐らく」と口を開いた。


「あの時測定器が反応したのは、私の魔力がアキヨの中に残っていたからでしょう。ほら、初めて出会った時、私が“騎士の誓い”を捧げたでしょう?あれは、一種の魔術のようなもので、その残滓がアキヨに残っていて、それが反応したんだと思います」


「そっか。……でもそれだと、紋章が浮かび上がるのは――」


「たぶん、ですが。精霊の力でしょうね」


 苦笑するローアルに、なるほどと頷く。


 アキヨの『紋章を浮かび上がらせたい』と言う願いに、精霊が反応していると言う事か。



 自身の掌に浮かび上がる紋章をもう一度見つめる。


 最初に見た時は、水平線に沈む太陽のように見えたが、もしかしたらこれは――――。




「私の名前、アキヨってね」


 手を空に掲げる。うっすらと浮かび上がるその模様。


()()けるって書くの。夜明けで、明夜」



 そう、きっとこれは、夕暮れに沈む太陽ではなくて、夜が明けて上って来る太陽。



 隣りを振り返れば、ローアルが眩しそうに目を細めてこちらを見つめていた。



「私、夜明けを知らせる、太陽みたいな人になりたいな」


 そう言って微笑むアキヨに、ローアルも笑みを浮かべる。



「では、私はその太陽が陰らないように、闇を見張りましょう。夜を見守る月のように」






 こうして、薄幸少女と英雄騎士は、世界を守る神子(たいよう)聖騎士(つき)に転身し、その身が朽ちるまで、世界中を旅して回りながら、数々の功績を残すこととなる。



 時に、改竄されていた創世説話を、正しい内容に書き換えたり。


 時に、亜人差別思想の撤廃に尽力したり。


 時に、異国の文化を広めて世界発展に貢献したり。


 ある時は、各地で起こる内乱紛争を治めたり。


 またある時は、各国の諸問題を一緒になって解決したり。






 ――しかし、それはまだ当分、先のお話。彼等が引き起こす一連の出来事を知る者は、まだ誰もいない。



 ……目下のところ、彼等が引き起こす最初の()()()が、スクリム侯爵家で起こるわけだが、それはまた別の機会に。






これにて本編は完結です!

長い間お付き合いくださり、誠にありがとうございました!!



この後は不定期で番外編を更新予定です。

そちらもお時間あれば、楽しんでいただけると嬉しいです。

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