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《自然さん。自然さん。教えて?》



私の、使命はなーに?




そぅ、大地に生えている草木に聞く私に

草木はカサカサと音を立てるだけだった。




なんにも、分からない。





《ママ?何も分からないよ?》



「そうね。貴方には少し早いお話かもね。心を綺麗にしたらきっと分かるわ」



《心を綺麗にするにはどーしたらいいの?》



「そうね。全てに感謝して生きて行ったら分かるわ」




全てに感謝




それはとても難しい事だった。






私が女の子である事に

私がこうして生きている事に

食べ物があり、寝るところがあり、

普通の生活が出来てる事に

勉強が出来、


今日という日がある事に






最初は難しかったけれども

自然と感謝が出来るようになって行った








朝、目が覚めると




チュンチュン




小鳥が鳴いている





《小鳥さん、今日も可愛い声で起こしてくれてありがとう》




私がそう小鳥さんに言うと






【今日は夕方に雨が降るわ。出掛ける時は傘を忘れずに】






そう、聴こえた気がした






そして、本当に夕方に雨が降ったのでした。







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