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春とは

やっと始まります。楽しんでもらえたら幸いです。

春、それは始まりの季節。とか言う人がいる。確かにそれは間違ってはいない。


夏も秋も冬も始まりには適していないだろうから。つまり俺が何を言いたいのか?と訊かれればこう答えるだろう。


春は昔の出来事(厄介事)も一緒に連れてくる、と。


「面倒くさい…。なんで俺がこんな目に合わなきゃならんのだ?」

「うるせぇぞ!このガキが!!社会の厳しさって奴を教えてやるよ!」


お前なんかに教えてもらわんでも知ってるっての。


紹介が遅れたな。俺はミコト=タカツカ。外見は中の上、らしい。他人から言わせれば、だけどな。くすんだ赤い髪に茶色の目、と探さなくてもどこにでもいそうなそんな人間だ。


世界ではヒューマンと呼ばれてるが、俺的には人間と言った方がしっくり来るんだよ。まあ、そんな事はどうでもよくてな。


目の前にいるこのおっさん達は、冒険者ギルドに所属してる冒険者だ。あ、言い忘れてたけど俺は転生って奴を経験してるから。いわゆる転生者って奴。テンプレですね、はい。


この世界は、神龍フェルガーとかいうのが創ったアゼイアとかいう世界で、俺が今いるのは【ラゼアイナ皇国】で他には【シェドリエス王国】、【ハリヴェラ神国】この3つで構成されている。大まかには、だけど。


それで、ギルドに関する情報はこれはまあ言わなくても分かるレベル。また今度、新入生を登録させる時に教えよう。


「おい、坊主。今ならまだ許してやるから、とっととお前の持ってる物を渡せ」

「熟練の冒険者が盗賊ですか…。嘆かわしいことです」

「…死ね」


「しゃあない、俺も本気出すか。【仮面舞踏会マスカレード】解除」


俺がそう告げると同時に俺の髪と眼は黒色に変わった。少数の人しか知らない、俺の本当の姿だ。俺はそれをとある事情で封印している。


変装魔法【仮面舞踏会マスカレード】…使用者が外見を好きに変更することができるという優れものだ。


「お前…まさか【創世の死神】なのか!?」

「そのまさか。俺が持ってる物を持って行ったって換金なんかできないよ」

「な、何でだ?」

「だって魔龍と邪龍の鱗と爪なんだから。貴方達程度じゃあ文字通り、手も足もでないでしょう?」


この世界は神龍フェルガーが創ったって言ったけど、やっぱり暴れる奴もいるんだ。その中で魔力の高い奴が魔龍、力の強い龍が邪龍と呼ばれる。


だが、やっぱり同時に良い龍もいる。それが聖龍。物語とかで仲間になったりする龍がこっち。


「魔龍に邪龍の爪と鱗だと!?とんでもない額になるじゃねぇか!それこそ一生遊んで暮らせるレベルだろ!?」

「それが何か?」

「聞いたか、テメェ等!あいつからなんとしても奪え!!そうすりゃこんな仕事とはもうおさらばだぜ!!」


このおっさん、俺に勝てる気なんだ。俺のランクはSSS。Bランクが何百人集ったところで勝てやしないんだから、諦めればいいのに。


勝敗の決まった死合いをするのは、俺の主義に反するんだ。まあ、不可抗力だよな。それに結局消してしまうんだから同じか。


「せめてもの情けだ。貴方達は創世魔術で殺してあげる」

「舐めてんじゃねぇぞ、このガキが!!」


周りにいるおっさんが一斉に此方に向けて走ってきた。本当に馬鹿な連中だ。そう思いながら、俺は魔法陣を展開した。


数分後、世界は氷に包まれていた。見えるのは一面が氷で覆われた大地と、半ばで砕け散った武器を持っている男達の氷像だけだった。


どんどん感想送ってください。出来る限り応えますので。では

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