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青春ギャラクティカ  作者: 灰色ぎつね
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ツイストスパイラル大戦 〜陰毛と友情のねじれ〜

放課後の教室。

窓際の光の中で、ユウが鏡を見つめてつぶやく。


ユウ:「……俺、髪型で世界変えるわ。」

タクミ:「(また始まった)」

カズ:「それ去年の“まつげ革命”と同じノリだろ。」

ダイキ:「あのときビューラーでまぶた挟んで泣いてたよな。」

ユウ:「違ぇんだよ!今回は髪だ!“ツイストスパイラル”でモテ期召喚する!!」

全員「出たよ“モテ期召喚士”!!」



◆ 美容室『カットイン☆サンライズ』突撃。


タクミ:「俺はちょっと軽めに整えるだけで」

→結果、風と恋に揺れる王子ヘア。

女子:「あの人……風、似合いすぎじゃない?」

ユウ:「裏切り者……!」


カズ:「俺は逆張りで攻める。魂の昭和回帰だ。」

→結果、反町隆史1998。

ダイキ:「お前、校舎に“POISON”流して歩いてんのか?」

カズ:「心のパーマは永遠だ。」


ダイキ:「俺は“モテる男の条件=髪より胃袋”理論でいく!」

→美容師の姉ちゃんに一目惚れし、会話中ずっと告白未遂。

結果:会話で熱しすぎて頭が湯気。

美容師:「……トリートメント蒸発してますね」



そして、ユウ。

美容師:「今日はどんな感じに?」

ユウ:「“ツイストスパイラル”。魂、ねじってください。」

美容師:「……はい?」

ユウ:「俺、直毛なんで。反抗期起こさせたいんす。」

美容師:「了解です(いや、髪じゃなくて脳が反抗期)」


──三時間後。

ユウ:「これが……“革命”ッ!!!」

鏡の前でポーズ。

カズ:「確かにツイストしてる!」

タクミ:「似合ってるじゃん!」

ダイキ:「バカにしてたけど、これは……アリ!」


──二時間後。

ユウ:「……おい、落ちてきた。」

カズ:「湿気が攻めてきた!」

タクミ:「パーマ崩壊!」

ダイキ:「うわ、陰毛化進行!!」

ユウ:「違う!青春のスパイラルなんだよ!!!」

全員:「うるせぇ変態詩人!!」



翌日・登校。

女子たちがざわつく。


「ねぇ見た?一年の新入生が“あの人ヤバい”って。」

「どの人?」

「ほら……あの、陰毛スパイラル……」


──ギャル神社(屋上ベンチ)でも観測が始まる。


レイナ:「ねぇミナミ、あれ、ユウでしょ?あの頭」

アイカ:「もはや理科実験。」

ミナミ:「……バカの熱が髪に出てるだけ。」

レイナ:「陰毛で語る青春w」

アイカ:「でも正直、あそこまでやるの尊敬する。」

ミナミ:「あぁ。恋じゃない。……熱よ。」



放課後。教室。

ユウが鏡を見て叫ぶ。


ユウ:「なんで戻るんだよおおおお!!」

カズ:「お前、髪も理性もストレートだからだよ。」

タクミ:「縮れても戻る、それがお前だ。」

ダイキ:「陰毛でも誇れ!」

ユウ:「誇れるかボケェェ!!!」



風が吹く。

窓の外、夕焼けがツイストしていた。


ユウ:「……結局、髪は戻っても、バカは治らねぇんだな。」

カズ:「そこが一番強いとこだろ。」

タクミ:「バカって、ストレートに生きてるからな。」

ダイキ:「陰毛でも、根は熱い!」

全員「うるせぇ!!!」



——黒板に残された落書き。


“縮れても、戻っても、青春は熱で乾かせ。”


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