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青春ギャラクティカ  作者: 灰色ぎつね
36/192

ゲレンデがとけるほど笑いたい

朝。

真っ白な山に、杏仁豆腐+ギャル三柱+ナムサン+安藤先生が到着。


タクミ「いや、想像以上に雪あるな」

カズ「てか、安藤先生のアメ車で来たの正気?」

ダイキ「チェーン巻いてんのに、後ろから煙出てたぞ」

安藤先生(昆布かじりながら)「いいのよ。アメ車ってのは魂で走るもんだから。」

ナムサン「魂より煙が先に出てたわよぉ♡」



スキー初体験・ユウの場合


ユウ「俺さ、冬ってやっぱ“スキー”って感じだよな」

タクミ「できんの?」

ユウ「いや、まぁ……冬だし?」

カズ「出た、“季節感で無理するタイプ”。」

ダイキ「お前スノボ得意なんだろ。なんでわざわざ地雷踏みに行く」


ユウ「だってミナミ先輩、スキー派っぽくない?」

杏仁豆腐全員「はい出たーーー!!!」



ギャル三柱・現る


レイナ先輩「ちょ、やば〜!ユウくん、板逆やで?」

アイカ先輩「しかも左右逆。センスの方向どこ向いてんの」

ミナミ先輩「……アンタ、まさかそれで滑る気?」

ユウ「はいっ!大丈夫っす!冬だし!!!」

レイナ「理論めっちゃ弱っ」


ナムサン先生「かわいいじゃないの〜♡ はい、アタシが手取り足取り教えてあげる♡」

(ユウ、腰を掴まれ硬直)

ユウ「ちょ、ちょっとナムサン先生!?腰っ、腰はッ!」

ナムサン「いいのよ、腰は真っすぐッ!愛もスキーもフォームからッ!」


カズ「(爆笑しながら)これもう物理的に滑ってるよな」

ダイキ「心も腰も滑ってるな」

タクミ「フェチ的には本望なんじゃね?」



ユウ、初滑走


ユウ「よし!行くぜッ!!」

(立ち上がった瞬間、転倒→ぐるぐる→木の根元で停止)

ミナミ先輩「……あのさ、アンタ、スノボ得意じゃなかった?」

ユウ「そ、それは……冬は挑戦の季節なんで……」

アイカ「また出た、“冬だし理論”」

レイナ「ナマステ〜(とりあえず拝んどく)」


ナムサン「ユウちゃん!根性は認めるわ!フォームは0点♡」

安藤先生「スキーも恋も、転ぶことを恐れたら上達しないのよ(昆布もぐもぐ)」



☃️そして伝説の「雪だるま事件」


(ユウ、再挑戦→バランス崩して逆さまに埋まる)

レイナ「ちょ、これ完全に雪像やん!」

アイカ「“ユウ in 白銀”でタグつけとく?」

ミナミ先輩「……フッ、アンタほんとバカ。でも、嫌いじゃない。」


ユウ(雪まみれでキュン死)

「……いま、ゲレンデが……とけました……」


カズ「違う意味でな」

ダイキ「笑いの熱量でな」

タクミ「恋の雪崩、発生中〜!」


ナムサン「アタシも滑ってくるわぁ♡」

安藤先生「やめなさいナムサン。山が割れる。」



ロッジで反省会


ユウ「……いやー、俺、スキー向いてねぇわ」

レイナ先輩「向いてないけど、笑い取れたから100点!」

アイカ先輩「スノボ勢に転職しな」

ミナミ先輩「……ま、頑張ったご褒美に、ココアぐらい奢ってあげる。」

ユウ「せ、先輩っ!……へそピ見せても──」

三柱「却下。」

(杏仁豆腐:全員即座に正座)


安藤先生(昆布を噛みながら)

「青春ってのはね、雪より冷たく、笑いより熱いのよ。」


ナムサン「名言出た〜♡」

(ロッジ中、爆笑)


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