バカ罪の受刑者たち 〜泡立てろ青春〜
──放課後のプールサイド。
罪状:「夜間フルチン入水未遂」。
刑罰:泡立ての刑・終身。
教師「泡で罪を清めろぉぉぉ!!」
ユウ「清めます!魂ごと!!」
カズ「もう皮ふふやけてるんだけど!」
ダイキ「青春、手荒れ案件!」
タクミ「早く帰らせて……」
──地獄の洗浄フェス、開幕。
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◆ ギャル神々、視察に来る。
ミナミ「……バカ、再犯。」
アイカ「泡って反省よりもテンション上げる作用あるよね。」
レイナ「見て、全員サルのテンションw」
マユ「おっ、**バカ罪の受刑者じゃん。**反省の泡?」
リカ「いや、IQの泡。」
エミ「脳みそまで界面活性剤入り〜!」
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ユウ「違う!俺は泡で芸術を贖うッ!!」
──そう言って、泡を両手ですくい上げた。
神聖な表情。
完全にスイッチ入ってる。
カズ「やめとけ、もう嫌な予感しかしない」
タクミ「お前が芸術に手を出すたびに、事件が起きる」
ユウ「今回は違う。泡で“美”を作るんだ……腰のラインを、な。」
ダイキ「出た、フェチの方向オンチ!」
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◆ 泡の女神像、完成。
白く泡立つプールの中央に──
腰から下だけ異様に完成度の高いミナミ像。
タクミ「なんで下半身だけ神の領域!?」
カズ「泡の量、下半分に集中してる!!」
リカ「フェチの圧縮芸術だ……」
ミナミ「……造形力だけは、いい。」
──その瞬間、風が吹く。
泡像、傾く。倒壊。教師、直撃。
教師「誰だこの半裸モニュメント作ったのぉぉ!!」
ユウ「泡が勝手に形になったんです!!」
ダイキ「罪、追加されたなこれ!」
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◆ 放課後・ギャル神社にて。
レイナ「バカの洗浄力、史上最高w」
アイカ「泡で反省できない才能って貴重。」
ミナミ「……でも、熱が冷めないのはいい。」
安藤先生(昆布を噛みながら)
「青春ってのは、汚れより泡立ち。
落とすより、残す方が眩しいのよ。」
──夕陽が泡に反射した。
笑い声が水面を震わせる。
青春。
反省ゼロ、熱量100。




