表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春ギャラクティカ  作者: 灰色ぎつね
101/187

マックデスマッチ 〜恋よりも脂〜

──放課後、駅前マクド。

紙袋の塔、総数56個。

甘いバンズの香りが青春の引火剤だった。


ユウ「俺、悟った。青春は“摂取カロリーの総量”で決まる!」

カズ「お前、いちいち悟るな」

タクミ「いや、悟る前に医者行け」

ダイキ「勝った方が恋愛運アップってことで!」

ユウ「うん、それっぽい!」



◆ ギャル神社へ召喚


杏仁豆腐、三柱の前で正座。

儀式みたいな空気。


ユウ「ミナミ先輩、ペア組んでください!」

ミナミ「やだ。マヨネーズの飛沫、服につくから。」


タクミ「アイカ先輩!戦略的勝利、お願いします!」

アイカ「カロリーで脳がバグる勝負に、戦略なんか無いでしょ。」


ダイキ「レイナ先輩!食うの好きそうだし!」

レイナ「なにその失礼な導入!?てか恋愛より消化ってどうなのよ!」


(全員沈黙)


ミナミ「……実況ならやってあげる。バカの祭りは、見届ける価値ある。」

レイナ「うちら実況!?」

アイカ「しょうがない、胃袋も青春の器ってことで。」


ミナミ「マンバ、あんたたち、参加してやりなさい。」

マユ「了解ッ!黒の鉄壁・胃袋版!」

リカ「油の中に輝くは真ギャル魂!」

エミ「胃酸とラメ、混ざって発光。」



◆ ペア分け完了!

•ユウ × マユ(闇のカリスマとフェチの融合)

•カズ × エミ(静寂の地獄コンビ)

•タクミ × リカ(美容と狂気のマヨ地獄)

•ダイキ × 誰もいない(孤高の胃袋)


ダイキ「え、俺ソロ?」

ミナミ「胃袋が相方でしょ。」

ダイキ「詩的すぎて泣きそう。」



◆ マックデスマッチ開幕!


実況:レイナ&アイカ

審判:ミナミ(圧)

撮影:マンバサブチーム(ハイテンション)


「Ready… Set… Go!!」


バンズの音が銃声みたいに響く。


ユウ「マユ、愛の証明いこうぜ!」

マユ「ケチャップは戦場の血ってやつよ!」

レイナ「なにその青春バイオレンスw」

アイカ「血糖値が戦場ね。」


カズ「……静かに食べれば勝てる。」

エミ「……無言の咀嚼。」

レイナ「なにこのホラー映画みたいな空気w」

アイカ「ASMR地獄。」


タクミ「マヨ多くない?肌荒れそう……」

リカ「吸え!ラメごと吸えッ!」

レイナ「美容の真逆いってるww」

アイカ「美と狂気の共存、芸術点高い。」


ダイキ「俺の胃袋が吠えてるぅぅぅ!!」

ミナミ「……黙れ。油が跳ねる。」

全員「ヒィィィッ!!」



◆ 地獄の中盤


ケチャップ弾が飛び、レイナの頬に命中。

レイナ「ちょ!?今、私ポテト味の女!!!」

アイカ「実況に攻撃は反則ww」

ミナミ「……熱量、上がってきた。いい。」


ナムサン(どこからともなく)「戦う胃袋は美しいぃぃ!!」

ミナミ「声で油が揺れてる。黙ってて。」

ナムサン「んまっ♡」



◆ 終盤戦:消化と魂の境界線


ユウ「……見えてきた。宇宙の真理が……!」

マユ「それ胃もたれ。」

カズ「腹が……哲学してる……」

エミ「……無言の昇天。」

ダイキ「俺は食う!胃袋が俺だ!」

リカ「こいつ悟り開きそう!」


レイナ「青春の定義がカロリー消費w」

アイカ「いいのよ、燃えてるうちは青春。」



◆ フィナーレ


ミナミ「優勝、ダイキ。胃袋の暴君。」

レイナ「もはや種族が違うw」

アイカ「異能系主人公。」


ユウ「……でも、こういうバカ、悪くないでしょ」

ミナミ「悪くない。青春は、焦げるくらいがちょうどいい。」


安藤先生(ドライブスルーから顔出し)

「青春ってのは、油まみれでも笑える根性よ。」


──笑いと煙が春の空に溶けた。

ケチャップ色の夕焼けが、なぜか美しかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ