表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

睡蓮の姫君 睡蓮の騎士

【後書きと解説みたいなもの】

レオンハートは突然発生した登場人物です。

ポワッと出てきたくせに、

いっきに重要人物となる。

こういうことが起きるから、

小説を書くのは楽しいですね。


さて、ルヴァランですが、

大国です。強国です。

なんなら超大国です。

そんな国の皇族に前世持ちの人は

おりません。

血筋的に能力値はちょっと高めなくらい。

そんな人達が国を守るには、

どうやって育っていくか。

かなりの無理と犠牲が必要ではないか。

そんな考えの元、作られたお話です。

ちなみに私自身は、ゲオルグ派なので、

現実世界で子供が戦ったり

重責を負わされる事は賛成しません。

なんならジークフリードのような高校3年生の坊やが

国のナンバー2、もしくは3という状況も

よろしくないと思います。

しかし、それがルヴァランです。

そんな国の末っ子として、

生まれたアルティリアは自分の

絶対的味方となるレンと出会えました。

この二人がどうなっていくか

私も楽しみにしています。


レオンハート・ダーシエ(12歳)

剣術、武術に関して抜群の才能。

実は魔力の扱いもずば抜けてる。

祖先に戦の英雄(初代)と皇族の姫がいるので

才能の部分は先祖返りかも。

女顔にコンプレクスあり。

ただ、成長期を迎えてると、

ダーシエのゴツい遺伝子が活発化。

ちゃんと男らしいイケメンに進化。良かったね。

元々は傭兵団だったダーシエは

冒険者や傭兵など、

審査は厳しいが、これは!という人材は

受け入れてるので、品の良い人間ばかりではない。

そんな騎士や使用人に囲まれてるので

侯爵家の坊ちゃんにしてはかなり腕白

むしろ悪餓鬼。口も悪い。

ただし曲がりなりにも貴族なので

教養やマナーはガッチリギッチリ仕込まれてる。

皇宮では猫被り。

アルティリアの前では紳士なレンを気取る。

でも時々、ボロがでる。

基本的にアルティリア以外の女は

面倒、ウザい、嫌い。

よってくんじゃねぇよ。

派手な見た目に反して

手柄立てて自分が目立ちたいタイプではなく

この人!と決めた主人に尽くすタイプの騎士。

本来このタイプがダーシエの騎士。

騎士に叙爵して、皇宮に戻った際、

アルティリアに会えてメチャクチャ嬉しい。

幸せ。



アルティリア(二歳)

年齢の割にかなり賢く記憶力が良い

これは皇族の特徴の一つ。

家族や臣下に大切にされてるので

悪意というものを知らない。

優しい世界に住むおチビ。

母はアルティリアに「悪意」という

ものを教えるのに苦労した。

「おかさま、いじわるってなあに?」

当然だけど、アルティリアに意地悪する奴はいない。

そこからか……子育てって大変。

虫や草花に興味があり、

庭で遊ぶのが好きだったけど

変な男達がやってきてビックリ

怖いけど、頑張った。

自分のせいでレンを怖い目にあわせたと

思ってる。とても反省してる。

この事件で、

自分の行動は周囲に大きな影響を

与えるという事を知る。

レンが大好き。

いなくなって、とても寂しい。

レンの事はしっかり覚えていたので、

侍女や側仕えに家名とか、

レンの進路とか聞いてた。

叙任式の時は、もしかしたら

会えるかもと期待して、

どきどきしながら行った。

会えて嬉しい。


レオンハート父

寡黙が過ぎる人。

でも考えてる事を口にすると饒舌。

実は昔、ルヴァラン騎士団の見習い騎士だった。

でも入団試験は受けてない。

シアンと同じ無試験。

何故なら剣術と教養は合格水準なのに

お喋りが苦手で

面接がまともに出来ないから。

でも特別訓練メニューは余裕でこなしてて

「あいつ、ヤベーな。やっぱダーシエだよ」と

同期に言われていた。

レオンハート母に惚れてた理由は

見た目ではなく性格が好き。

ハッキリと正論を言うのに惚れた。


レオンハート母

若い頃の呼び名は

毒蛇マーガレット。

可愛らしい容姿と

マーガレットという可憐な名前なのに

メッチャ毒吐く。

若い頃にレオンハート父と出会った時。

思ってることは、ちゃんと口にしなさい!と

言ったら。

「君の臆することなく正しい事をいう所は、

とても素晴らしい。

ハッキリと物申す姿勢は

清々しい気持ちになる」だとか、

メッチャ褒めてくる。

これまで、話すと残念令嬢とか、

見た目は良いのにとかしか

言われてこなかったので

動揺して寝込んだ。そして惚れた。


シアン・ドゥジエム

イメージしてる自分

そのものだったのがレオンハート。

現実は全然違った。

両親と別れて以降

数年、ただただ仕事に打ち込み

心は「無」で過ごす。

だって負け犬だから。

しかし頑張った仕事など、

少しづつ他人に認められたり、

褒められたり、応援されたり、

時に叱られたり。

10年以上たって、

やっと自分の愚かさや過ちに

向き合えるようになる。

人生は長い。頑張れよ。


シアン父

モンペ①

ダーシエ一門ドゥジエム伯爵家といえば

優秀な武人を輩出しているが、この人は平凡。

でも、何故か大物ぶってる。

アンタ普通のオッサンだよ。

他の騎士と手合わせをする際

負けそうになると

「今日はここまでにしてやろう」とか言って

勝手に終わらせ、

胸を貸した感出してくる。

息子が少し他の子より強いので

天才の父という肩書を得た気分になり

さらに勘違いを深める。

家を追い出された後、

シアン母とはケンカ別れ。

シアンの子分の実家の

男爵家や子爵家をはじめとした

知り合いの家に押しかけ、

居座ろうとするか、追い返される。

いや、当たり前やん。


シアン母

モンペ②

裕福な男爵家の娘だった。

上昇志向が強い。

高位貴族から嫁を貰えなかったシアン父と

結婚したものの、

煌びやかな生活をしたいだけのシアン母は

武家の嫁としての評価は最悪。

己の振る舞いで嫌われてるのに

気付いておらず

息子がちょっと才能あるかもとなったら

モンスターペアレントに進化。

周りを蹴落として

息子を盛り立てようとしていたが

義父にはバレバレ。

家を追い出された後、

シアン父と離婚。

まだ女として自信があるので

再婚しようとして、

とりま、知り合いの家に居候でもしようかと

思ったが、これまでの振る舞いのせいで

誰も受け入れない。

いや、当たり前やん。

この辺は似たもの夫婦。


ジークフリード皇太子(18歳)

18歳の時なので、まだまだ若造。

国のために民のために

死ぬ覚悟は幼い時から

ガン決まりしてたので、

体は傷付いてもメンタルは傷付かない。

今死んでも「悔いなし」とか言っちゃう。

誘拐時、ゲオルグを守る行動を

とっていたのは当然の事。

皇族はルヴァランの守護者である。

ただ、ジークフリード自身が傷付く事によって

悲しむ人間がいる事は分かってない。

ちゃんと周囲を顧みることが

出来るようになるのはもう少し先だね。

弟や妹は可愛いが、

自分の同士であるという意識が強いので

二歳のアルティリアにも厳しい。

体が無事ならOK

程よいピンチは成長する良い機会だと思ってる。

そういうところだぞ。

ゲオルグに怒られるぞ。

結婚して、子供生まれたら

考え方が変わってくる。

というか、悩む。

色々な物事の見え方が変わり、すごく悩む。

しっかり悩めよ。

上に立つ人間はしっかり悩め。


マドリアーヌ皇女(15歳)

成人前だが、華やかな美女。

この時は縁談が大量にきてて大変だった。

皇族として生きる覚悟は出来てるが

不安もある。

デビュタント前に少しナーバスになっていた

彼女にとってアルティリアは癒しだった。


カトレアナ皇女(13歳)

キリリとした雰囲気の美少女。

姉とは親友のような関係。

アルティリア可愛い。

3歳下の弟のフェルディナンドは

可愛げが足りんと思ってる。


フェルディナンド皇子(10歳)

覚醒前。

アルティリアに興味なし。

なので出番なし。

本人が11〜12歳頃に

シスコンに覚醒する。


ゲオルグ・ヴァルケルス

皇太子の側近

とても真面目な秀才。

神童と呼ばれていた。

ジークフリードと誘拐された際

身勝手な奴と思ってた皇子が

自分を守る行動ばかり取るので

ショックを受ける。

自分のせいで左目の視力を失っても

責めることなく、

笑ってる皇子が理解不能。

高潔さとは?気高さとは?

理由は分からないが強烈な

感情に突き動かされて忠誠を誓ってる。

けどジークフリードには手厳しい。

いつも、ガミガミ言ってる。

でもジークフリードはガツンと言ってくる

ゲオルグが気に入ってる。

叱ってくれる友人は貴重だぞ。


ダーシエ侯爵

レオンハートの才能をよくわかってる人。

当主はコイツだなと、

早い段階で決めてた。

ただ、ダーシエ一族の特徴の一つに

執着心が強いという事もよく知ってるので

レオンハートの感情が

忠誠心のみで済むかのぅ。

と思ってる。

まだまだ長生きするぞい。


先代ダーシエ女侯爵

やっべ!戦いばっかで恋してねぇわ!

戦争終わったし、

次世代も良い感じに育ってるし

ダーリン探しに

いっちょいってくるわ!

いのち短し恋せよ少女ってな!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
平均寿命が短いところでは、18歳は責任を負う『大人』でなければならないのだと思います。 残酷な話ですが、ヨーロッパの中世では『大地に由来した物を口にしていない者は殺しても罪にならない』、要するに乳児は…
一言 こい! 姫様の、「おかさま、いじわるってなあに?」に確かにそっからか!とはなるけど、やられない母親はいないでしょう。 教えるのはとっても大変苦労するけど。 レン母、毒舌? ということはレンの…
本編も好きだけど、ここのノリも好きです。 皇族は覚悟ガンギマリだし、その配下は中心に行けば行くほど脳が焼かれてる奴ばっかりだし、、、いいことですね! 本編次回が我らの皇女様が10歳ということは、つ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ