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カマドウマ伯爵の愛

【後書き?】

アルティリアが皇族として

頑張って暗躍しているけど、

まだ9歳の彼女にカトゥマン元伯爵を

行方不明と見せかけて

殺す決断はできなかった。

実は、いつでも消せる状況。

皇帝も皇后も、今のところ

末娘にそこまで判断を迫るつもりもなかったので、

あとはパパとママに任せなさい。

ここからは大人の仕事です。


【星の名について】

3代目の皇帝が視察とかの際、

いちいち皆んなを平伏させるのが

「面倒くせーーっ!」となり

はじまった慣習。

お忍びだから、平伏しなくていいし

皇族扱いしなくていいよ。

でも、皇族だと気付かず

不敬しちゃったら、

お互い不幸になるよね。

だから、ちゃんと気付いてね。

というルール。


シャーロット・ルシアム

男爵令嬢

新興貴族のお嬢様だけど、とても優秀。

祖父も父も、作中では出てこなかったけど、

後継の弟も優秀。

皇帝的にはガッツリ取り込みたい一族。

彼女の恩師は、頭脳も人柄も良いシャーロットが

ルヴァランで活躍できるように

アルティリア皇女に

後ろ盾になってもらいたかったらしい。

若く、新しい視点はアルティリアに

良い影響を与えるだろうとも考えていた。

予想通り二人は意気投合。

だがシャーロットは恩師の思惑とは裏腹に

アルティリアを利用するつもりはなく、

ただ親しくなっただけ。

それにしても公爵の弟まで彼女を好きになるとは。

先生もびっくりであった。

シャーロット目線では、

浮気男と婚約解消になったら

知的イケメンの公爵令息様に愛されちゃった。

みたいなお話し。


ギルバート・アークライド

アークライド公爵の弟。

兄が皇国騎士団に所属しており

独身期間が長かったため、

兄が身を固めるまでは、

結婚しないと宣言してたら自分も婚期が遅れた。

兄は皇女殿下を娶る事が出来たし、

自分は公爵領の代官として、

一生独身でもいいかなと思っていた。

当初、シャーロットが

兄嫁の幼い妹に取り入ろうとしてるのではないかと

危惧して関わるようになったが、

惚れた。

聡明で芯が強く、思いやり深い人柄に

ガツンガツン惹かれていく。

シャーロットはアルティリアと親しい事を

家族にしか話していないし、

決してアルティリアを利用しようなとど

考えてない。

こんな女性と生涯を共に歩めたらいいなと

思っていたけど、

当のシャーロットには身分違いだと

やんわり断られる。

その後、めっちゃ頑張って、

婚約までたどり着いた。


カトゥマン元伯爵

虫より劣る生物。

ルヴァラン皇国は男女も兄弟の順番も関係なく

能力の高い人間を後継として選ぶ家が多い。

そのため伯爵家を継ぐ自分は

スゴイと思っていた。

お前は一人っ子だぞ。

祖先を辿れば亡国カルタム王国と

繋がりがあるかもしれない。

貴族としての常識は学んでいたはずだが

実践では役立てる事ができなかった。

9歳児の煽りに

暴力で返すとか終わってる。

実は既に追跡魔術をかけられており

いつでもブチッと駆除可能。

逃走後は浮浪者生活を送っているが

もし何か良からぬ事を企んだら……

今世では、もはや、

浮浪者以上の生活は望めない。

最近の皇都伝説(みやこでんせつ)では

「私は伯爵だ」と言って金をせびる

便所臭い男が出るとか出ないとか。

一番最近の目撃情報は

下町の子供達に「便所男だー!」と

小石を投げられていたらしいが

お母さん達はすぐに警邏の騎士に通報。


ルル・サットン

他作のヒロインの名前に似てるけど無関係。

顔が良い男が好き。

身近にいるイケメンが

たまたまカトゥマン元伯爵だっただけ。

今はアルティリアの金髪の護衛騎士に

運命を感じてるが

今後、二人の運命が交わることはない。

視線が一度も合わなかったのに

通じ合ってると思ってるポジティブさが

ヤバい。

カトゥマン元伯爵が宝石を取りにいったら、

本当の運命の人に出会ったとか

言い出した挙句、

宝石はカトゥマンとの思い出に

大切にとっておくわ

とか言って、ぶん殴られ鼻血ブーコ。

とんでもねぇ流血沙汰。

今は運命の人が迎えに来るのを待ちながら

神殿のボットン便所の汲み取り係をしつつ

ヒロインムーブをかましているが

よくサボるので怒られてる。

ちなみに、カトゥマン元伯爵から

巻き上げた宝飾品は神殿に寄付され

良いことに使われています。


前カトゥマン伯爵

ひっそりと生活しつつ

自分が死んだ後でも良いから

子孫がカトゥマン家を

復興させてくれることを

祈ってたら

息子が不敬罪でまさかの爵位剥奪。

極小の希望まで絶たれ

ショック過ぎて生きる屍状態。


金髪の騎士

顔が良い。

そのためルルに目を付けられたが

完全無視。

ああいう女大嫌い。

任務中でなければ

こっぴどく拒絶していた。

カマドウマ伯爵愛の次の話の主人公だよ。

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― 新着の感想 ―
金髪の人、あとがきその後の説明なのに名前無いとかケラケラ、と笑っていたら主人公様だったスマヌ
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