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【3巻電子書籍発売】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
お義兄様と婚約しました

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侍女にこってりと絞られた後、怒髪天のお義兄様に遭遇しました

私は昨日までは捕まって大聖堂の地下に後ろ手に縛られて転がされていた。


だから寝るのもとても辛かったのだ。


でも、今日はとても温かい腕に包まれていた。

こんな温かい腕に抱かれるのは久しぶりだ。

温かい腕はお母様の腕だ。


あれ、でも、なんか硬い!

これは……この硬さはお義兄様だ。

お義兄様、帰ってこれたんだ。


私は昔から、よくお義兄様と一緒に寝ていた。


寝相がエリは酷いから嫌だとか、よく文句を言われていたが、でも、そう文句を言いながら、お義兄様は

「ダメ?」

と上目遣いに聞くと仕方なさそうに、布団を開けて私を布団の中に入れてくれたのだ。


お義兄様の体は暖かかった。

無理して私のために帰ってきてくれたのだ。

私は嬉しくてお義兄様にくっついたのだ。

夢見心地の時だった。



「お嬢様、エリーゼお嬢様!」

夢見がちだった私は不機嫌そうなアリスの声に目を覚ました。


「えっ、もう朝?」

開放された翌日で、まだあまり寝たりない。

私は寝起きの回っていない頭で答えていた。

眼の前にお義兄様の分厚い胸板があった。


「お義兄様!」

そう言ってもう一度ぎゅっと抱きつく。

「エリ」

お義兄様も暖かく抱き返してくれた。


「お嬢様!」

更に不機嫌なアリスの声が響いて、


「レオンハルト様も」

仕方無しに私は起き上がった。


昨日はあのまま寝てしまったらしい。


私が目をこすっていると、


「お嬢様。嫁入り前の娘が殿方の布団に潜り込むなんてどういうことなのですか?」

アリスが怒って言う。


「えっ、だってお義兄様だし、それに私は横で看病していただけだよ」

私は布団に入った記憶はなかった。


「あ、すまん。エリが寝ていたから寝難かろうと布団に入れた」

お義兄様が謝ってくれた。


「じゃあ、悪いのはお義兄様ということで」

私が言うと


「そもそも、独身の男女が夜に同じ部屋に二人きりになるのが悪いのです」

「ええええ! だってお義兄様だよ」

私が文句を言うと


「お義兄様でもです」

「間違いがあったらどうするんですか?」

「間違いってなあに」

私は単純に聞いていた。


「男女の仲になったらです」

「そうしたら当然責任は取る」

お義兄様はそう言ってくれるんだけど、


「そう言う問題ではありません。添い寝するなんて婚約してから、いえ、結婚してからして下さい」

「はああああ! そんな事無いだろう。事実父上は」

「うほんうほん」

アリスは私を見てお義兄様に合図しているんだけど、何なんだろう?

お義兄様も慌てて話すのを止めた。


「よろしいですか! そもそも、独身の男女が同じ部屋に二人だけでいるのが間違いなのです……」

アリスのお説強モードは長いのだ。

眠くなった私はまた、お義兄様にもたれて、寝てしまって、アリスのお説教が倍になった。



怒り狂ったアリスにお義兄様の部屋の間の扉の鍵を取り上げられてしまった。


何もそこまで怒ること無いのに!


お義兄様と一緒に寝たのなんてお母様が死んだ時以来だし、そもそも私は不眠不休で私のために駆けつけてくれて倒れてしまった、いや寝てしまったお義兄様の看病したまま寝ただけなのに!


そう、私が無事だったと聞いて飛んできたセッシーに文句言ったら、

「まあ、エリーは何も考えていないと思うけれど、レオンハルト様も男だからね。我慢できずにエリーに襲いかかってくるかもしれないし」

セッシーは言ってくれるんだけど、


「それはないんじゃないかな。だってお義兄様は私を女とは見ていないと思う」

私が言うと


「それはない。絶対にレオンハルト様はあんたを女だと見ているから」

セッシーは断言してくれるんだけど……


「ええええ! そうかな。お義兄様は私が小さい時から胸ないお子チャマとか、生意気なクソガキとか散々言われているんだよ」

「でも、最近意地悪されたことないでしょ」

「それはそうだけど、単にお義兄様が大人になっただけで」

「そんなことはないと思うわよ。単なる妹のために、何千キロも不眠不休で駆けてくると思うの?」

「うん。お義兄様はずうーーーーっと私には優しいし」

セッシーの質問に私は当然のごとく頷いたのだ。


何故かセッシーが頭を抱えているんだけど、何でだろう?


とりあえず、私はセッシーを送るついでにお義兄様の執務室に呼ばれていたので、行くことにしたのだ。


「レオンハルト様もそろそろ婚約の時期じゃない」

セッシーが話しだした。

「そうなのよね。いくら女嫌いだといってもそろそろ作らないと行けないと思うの」

私がそう答えると、セッシーが白い目で私を見てくるんだけど。


「レオンハルト様のシスコン説があるけれど」

私を見ながらセッシーは言ってくれたけれど、


「えっ、それって私が、お義兄様のそばにいるから悪いってこと? でも、みんなにそう言われたからサンタルに行ったけれどお義兄様に婚約者は出来なかったじゃない」

私が文句を言うと、

「えっ、そんな事言われたの? 誰に言われたのよ」

「えっ、ベアトリス様にアガット様に、外務の方々からも色々言われたわ。私がお義兄様のそばにいるからみんな、私に遠慮してお義兄様に声がかけられないって。サンタルに行った理由の一つはそれもあるのよね」

私がそう言うと、


「それは事実なのか」

後ろからいきなり声を書けられて私達はびっくりした。


そこには何故かプッツン切れた怒髪天のお義兄様が立っていたんだけど……

ここまで読んで頂いてありがとうございます。

お義兄様の怒りに直面しそうな外務部です。

続きは明朝です。

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私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

次の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/


この話の

次の作品はこちら

『婚約破棄されたので下剋上することにしました』https://ncode.syosetu.com/n0747ju/


この話が電子書籍化されました

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■【3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
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表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
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3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
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ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

この話のスピンオフはこちら


『【なろう500万字達成記念】知らない男から婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの学園を止めさせると叫びだしたんだけど』
https://ncode.syosetu.com/n3697jc/



私の最新作はこちら

『男爵令嬢に転生したら実は悪役令嬢でした! 伯爵家の養女になったヒロインよりも悲惨な目にあっているのに断罪なんてお断りです』https://ncode.syosetu.com/n7673jn/


アルファポリスのレジーナブックスにて

【書籍化】

しました!
2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


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手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。

私の

2番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

3番人気の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/

この話の

次の作品はこちら

『王太子に婚約破棄されて両親を殺した野蛮王に売られそうになった時、白馬の騎士様が助けてくれました』https://ncode.syosetu.com/n6878ix/


前の前の作品『傭兵バスターズ』元剣聖と悪役令嬢率いる傭兵団の冒険活劇https://ncode.syosetu.com/n3697jc/


この話の

前の作品はこちら

『天使な息子にこの命捧げます』https://ncode.syosetu.com/n9455ip/

― 新着の感想 ―
[一言] みんな生き残れるかな(⌒-⌒; )
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