表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【3巻電子書籍発売】王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど……  作者: 古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄されたので義理の兄が激怒して
チエナ王国の王女が邪魔してきました

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

149/166

古代竜(火竜)の嘆き 危うく殺されるところだったので新大陸に逃げることにしました

この話の一番最初のお義兄様と竜退治はこの電子書籍の第一巻

『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』に書き下ろし2万字超の物語で収録されています。

よろしければそちらをお読み下さい。リンクははるか下におだやか先生の素晴らしい表紙絵と一緒に貼っています。

俺は古代竜、古よりこの大陸の王者だ。

水の中には水竜がおるが、地上と空中は俺様が王者なのだ。


しかし、数百年前に帝国の皇帝とかいう野蛮な暴れ者のせいで、俺様は巣から追い出された。


なあに、まともに戦えば勝てたのだが、その野蛮人はしつこいのだ。俺様が追い払っても追い払ってもやって来て俺様はおちおち昼寝もできなくなった。


仕方無しに、俺様は巣から出てやったのだ。


数百年経って帰ってきたら、流石にその野蛮人はもういなかった。


俺様は安心して昼寝していると、また外が煩い。


そこにはあの野蛮人とそっくりな男がいたのだ。


俺様は驚いた。


いやいや人間で何百年も生きられるものはいないはずだ。


こいつはその子孫か何かか?


俺様はうんざりした。せっかくあの野蛮人がいなくなったと思って帰ってきたのに、また、おんなじような奴が来たのだ。人間どもは暇なのか?


ムカついた俺はその野蛮人を地面に叩きつけてやったのだ。


これでいいだろう。残りの奴らは逃げ去るだろうと俺は思ったのが間違いだった。


その瞬間だ! 俺様は寒気がしたのだ。

何故かダンジョンの中の温度が急激に下がった。

そして、そこには見たこともない、恐ろしい女の気配を感じた。

俺の本能が俺様に訴えていた。

こいつには逆らってはいけないと。


俺は慌てて、尻尾を巻いて逃げ出したのだ。



北方に逃げ帰るとそこには見たこともない古代竜のメスがいたのだ。

この大陸には俺しかいないと思っていのに、こんなところに仲間がいたとは……。

俺はその古代竜のメスの赤い魅惑的な瞳に釣られて、その後について行った。



俺はその後、そのメスといっしよにラブラブの生活を送っていた。

子供も生まれてこれほど嬉しいことはなかった。

しかし、神は俺に対してとても冷たかった。


なんと俺のメスがあの女を連れて帰ってきたのだ。

女は成長していたが、魔力量の大きさが半端ではなかった。


ギャーーーー

俺は心のなかで悲鳴をあげた。


なんでよりにもよって、この史上最悪最強の女を連れて返ってくる?

こいつに比べれば王国の山姥のほうが遥かにましだ。


女は来るなりいきなり宝玉をぶっ壊してくれた。


まあ、命を取られるよりましだ。


俺には妻と息子がいるのだ。


俺はこの女に頭を下げて仕えるしかなかった。



女は尊大にも俺様に野蛮人のところに送れと命じてくれた。


俺様古代竜様に対してだ。


「ギャオーーーー(判りました)」

でも、俺様の口から出たのは嬉々として従う咆哮だった。


面倒くさいので、野蛮人がすぐにやってくるナンジンの街に女を案内してやった。


「どこにお義兄様がいるのよ?」

女はムッとしてくれた。


「ギャオーーーー(すぐ来るから)」

俺様は青くなって言い訳した。女を下手に怒らせるとこの街が地上から消滅する。


仕方無しに、俺様は女の気を引くためにナンジンの城門を壊してやったのだ。


「ギャオちゃん、もっとよ、もっと攻撃して」

この女は破壊狂らしい。博愛を信じる俺様とは到底相容れないと思いつつ、仕方無しに俺様は攻撃し続けた。


人間の作った建物は面白いほど簡単に壊れた。


不遜にも俺様に剣を向けた人間どもは火炎放射で成敗した。


でも、そんな時だ。王国の山姥のような女が現れて、恐ろしい女を連れ去ってくれたのだ。


俺はその時に子供のいる巣に逃げ帰ればよかった。


ただ、俺は壊すのに夢中になってしまっていたのだ。


何事にも、やりだしたら止まらなくなる俺様の血がなせる技だった。


野蛮人と一緒にナンジンの街が灰燼と化すまで暴れてしまったのだ。


俺様はいつのまにか気づいたら野蛮人とその馬を乗せて、女が拐われた王都に向かっていた。


女なんて放っておいても、あの山姥似の婆さんは手も足も出ない筈だ。


俺様はなんであの女が連れ去られたのか理解できなかった。

力加減から言って山姥があの女に勝てるわけはないのだ。


現地についたら何故かあの女が縛られていた。

これはなにかの罠なのか?


俺は遠くに必死に逃げていく水竜の魔力を感じた。

それはそうだろう。

俺もこの女の前からすぐに逃げたい。

でも、女の手前、逃げられないのだ。


野蛮人は頑張って女を助けようとしたが、疲れ切っているみたいだった。

いつもの切れがない。

そして、野蛮人が倒れた時だ。

俺は怖気を感じたのだ。


やばい!


この感じは殺される。


俺は一目散に逃げ出したのだ。


全力で!


いまだかつて、あれほど早く飛んだことはなかった。


ピカっ


しかし、世界を閃光が覆ったのだ。


死の光だ。


やばい、間に合わないかも……


ズドーーーーーーーーン


次の瞬間凄まじい爆発に俺様は巻き込まれて吹っ飛ばされていた。




爆発が終わった後にぼろぼろになった俺様はなんとか愛する妻と息子のいる洞窟に戻ってきた。


もういやだ! このままここにいればまたいつ何時あの女に酷い目に遭わされるか判らない。

俺様は愛する妻と子とともに新大陸に向かうことにした。


今度こそ、静かに暮らすために。



ここまで読んで頂いてありがとうございます。

新作『男爵令嬢に転生したら実は悪役令嬢でした! 伯爵家の養女になったヒロインよりも悲惨な目にあっているのに断罪なんてお断りです』

https://ncode.syosetu.com/n7673jn/


「お前との婚約を破棄する」

クラウディアはイケメンの男から婚約破棄されてしまった……

クラウディアはその瞬間ハッとして目を覚ました。

ええええ! 何なのこの夢は? 正夢?

でも、クラウディアは属国のしがない男爵令嬢なのよ。婚約破棄ってそれ以前にあんな凛々しいイケメンが婚約者なわけないじゃない! それ以前に、クラウディアは継母とその妹によって男爵家の中では虐められていて、メイドのような雑用をさせられていたのだ。こんな婚約者がいるわけない。 しかし、そのクラウディアの前に宗主国の帝国から貴族の子弟が通う学園に通うようにと指示が来てクラウディアの運命は大きく変わっていくのだ。果たして白馬の皇子様との断罪を阻止できるのか?

ぜひともお楽しみ下さい。


下の真ん中にもリンク貼っています。

宜しくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
私のお話、ここまで読んで頂いて本当にありがとうございます。

次の話

『悪役令嬢に転生させられた地味令嬢ですが、ヒロインの方が強くて虐められているんですけど……』https://ncode.syosetu.com/n7240kb/


この話の

次の作品はこちら

『婚約破棄されたので下剋上することにしました』https://ncode.syosetu.com/n0747ju/


この話が電子書籍化されました

表紙画像
1巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど 卒業パーティーは恐竜皇子と恐れられるお義兄様と一緒に』
上の表紙絵はおだやか先生が可愛いエリーゼを守る格好良いお義兄様を描いて頂きました。
このなろうで書いたのに【お義兄様との洞窟探検】2万字の描き下ろしが追加されています。
小さいヒロインのエリーゼはダンジョンに潜りたいとお義兄様に無理やり連れて行ってもらって、巻き起こす大騒動。
後で知ったお義父様(皇帝)が怒るもエリーゼの前に撃沈、更に行ったダンジョンにはなんとあの…………、とても面白いお話になっています。

■【3千字のSS商人の娘の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DD3SHSJV/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/86f757d2dd7d3674900eac6783288ad5/

表紙画像

表紙絵はおだやか先生が美しい、お義兄様とエリーゼのキスシーンを描いて頂きました。
2巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… 帝国に帰還しての宮廷夜会、お義兄様にキスされてしまいました』
こちらの新規書き下ろしはセッシーとの出会いです。皇帝一家でセシール湖にお出かけしたエリーゼはお義兄様たちと湖の地下宮殿に冒険に出かけます。
反逆の陰謀と共にそこにいたのは巨大な水竜で…… とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSSドレス工房の主の独り言シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/2/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DGQ7J6VH/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/178537d615973d18a4cb8adc53c66c16/

3巻表紙画像

表紙絵はおだやか先生がエリーゼをお義兄様が抱きあげる美しいシーンを描いて頂きました。
3巻が『王子に婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの国を滅ぼすと叫び出したんだけど…… そのお義兄様から「エリーゼ、どうか結婚してください」と求婚されました。』
こちらの新規書き下ろしは学園に出る幽霊竜退治です。学園時代のお義兄様の幽霊騒動にエリーゼが一緒に冒険します
とても面白いのでぜひとも手にとって頂けたら嬉しいです。

■【3千字のSS連れ子様の護衛騎士・シーモア特典付き】
https://www.cmoa.jp/title/1101429725/vol/3/


■【アマゾンはこちら】
https://www.amazon.co.jp/-ebook/dp/B0DK55BWGS/


■【楽天はこちら】https://books.rakuten.co.jp/rk/e9901759f61337b88109b29ff7a5ffb0/

ぜひとも手にとって見ていただければ嬉しいです。

この話のスピンオフはこちら


『【なろう500万字達成記念】知らない男から婚約破棄されたので、義理の兄が激怒してこの学園を止めさせると叫びだしたんだけど』
https://ncode.syosetu.com/n3697jc/



私の最新作はこちら

『男爵令嬢に転生したら実は悪役令嬢でした! 伯爵家の養女になったヒロインよりも悲惨な目にあっているのに断罪なんてお断りです』https://ncode.syosetu.com/n7673jn/


アルファポリスのレジーナブックスにて

【書籍化】

しました!
2023年6月28日全国1200以上の書店にて発売しました。表紙画像は11ちゃんさんです。
表紙画像
表紙絵をクリックしたらレジーナブックスの説明ページに飛びます。


■アマゾンへのリンク

■楽天ブックスへのリンク

■hontoへのリンク


手に取って読んで頂けたら嬉しいです。

なろうの掲載ページ『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』https://ncode.syosetu.com/n3651hp/

第一部は書籍化の規約上3分の1残して後は他者視点で繋いでいます
「えっ、ゲームの世界の悪役令嬢に生まれ変わった?」
頭をぶつけた拍子に前世の記憶が戻ってきたフラン、
でも、ケームの中身をほとんど覚えていない!
公爵令嬢で第一王子の婚約者であるフランはゲームの中で聖女を虐めて、サマーパーティーで王子から婚約破棄されるらしい。
しかし、フランはそもそも前世は病弱で、学校にはほとんど通えていなかったので、女たらしの王子の事は諦めて青春を思いっきりエンジョイすることにしたのだった。
しかし、その途端に態度を180度変えて迫ってくる第一王子をうざいと思うフラン。
王子にまとわりつく聖女、
更にもともとアプローチしているが全く無視されている第二王子とシスコンの弟が絡んできて・・・・。
ハッピーエンド目指して書いていくので読んで頂けると幸いです。

私の

2番人気の作品はこちら

『モブですら無いと落胆したら悪役令嬢だった~前世コミュ障引きこもりだった私は今世は素敵な恋がしたい~』https://ncode.syosetu.com/n8311hq/

私の

3番人気の作品はこちら

『皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!』https://ncode.syosetu.com/n8911gf/

この話の

次の作品はこちら

『王太子に婚約破棄されて両親を殺した野蛮王に売られそうになった時、白馬の騎士様が助けてくれました』https://ncode.syosetu.com/n6878ix/


前の前の作品『傭兵バスターズ』元剣聖と悪役令嬢率いる傭兵団の冒険活劇https://ncode.syosetu.com/n3697jc/


この話の

前の作品はこちら

『天使な息子にこの命捧げます』https://ncode.syosetu.com/n9455ip/

― 新着の感想 ―
[一言] なんだか古代竜も苦労人(苦労竜?)なんですね?ご愁傷さまです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ