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11月17日
1992年から1996年の1,425日間にかけて及んだ、サラエボでの包囲戦とストリート・ファイトにおける市民の生存率を見ると、凶悪な人間の生存率は実に低い。数多くの事例が、臨時結社した共同体による正当防衛で自分の身を守る方法は最善であることを示している。
いわゆる「助け合い」のことだ。
サラエボ包囲戦の生存者の回想によれば、ほとんどの市民は最も基本的な秩序を維持し、物資が不足しているときには物々交換をし、物資を奪うために人を殺すことはほとんどなかった。理由も簡単で、一度だけ人を殺しても、その悪名が広まれば、誰とも付き合わなくなるからだ。
住民は通常、全体的な防衛力を重視し、利用可能な資材で可能な限り住居を強化すると同時に、近隣住民と十字砲火の制圧ポイントが形成する。
理論的には、僕たちは皆、協力し合って集団で生活する方法を知っていたホモ・サピエンスの子孫であり、より攻撃的で孤独な種族はすべて絶滅している。 集団で生活し、大規模に助け合うことによって、僕たちは人類の長い歴史を維持することができる。




