表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

第八話 聖職興

いろいろ変更点

・主人公は「大悪魔が選んだ子」ではなく「大悪魔の生まれ変わり」と変更

・主人公の武器は太刀剣では無く片手剣に変更

・この小説を、R15、グロ要素ありに変更しました

しかしなるべくオブラートには包みます

最後に

投稿期間がっつり遅れてすいません。

物語を考えるのに時間がかかり過ぎた・・・

その代わりいつもより少し長いです

ランクとか忘れられてそうなので書いときます

下 ゲルト カルト アルト サルト ラール ギール ダール キール 上

裏ランク キラー マーダー ホラー エラー ナイトメア

聖職興(せいしょくきょう)の教会、上層部しか入れない会議室にて笑い声がする

「フフフ、いくら私より格下といえどあいつに圧勝とはね・・・」


左目だけ空いた笑うような仮面を付ける少女が言う、その着ている服は主教のような服だが無駄に露出が多い


「それにあの剣・・・いくら水晶ごしといえどランクが分からない・・・・ダストランクと言っていたがそれを生み出したか召喚したかとなると・・・」


左目が髪で隠れた長髪の少年が言う、驚きつつ、その口の口角は上がる

その2人はまるで新しいおもちゃ(反逆者)を見つけた子供のように浮かれている


「あの者・・・種ながらに強い意志を持つ者・・・

だから言ったんですよ、あんな出来損ないではなくキールかソウルランク辺りをいかせなさいと・・・」

生真面目そうな男が不機嫌そうに言う、

「まったく、戦いは娯楽ではなく制裁と何回いえば・・・」


「まぁまぁ?せっかくですし育てたら?どうせだったら種ではなく果実が食べたいではないじゃないか」

仮面をかぶりフード付きの軍服をきている性別不明の人間、

表情は見えないが、とても自体を楽しく思っているらしい


「そうね?折角いい種をゴミに捨てるには少し早いんじゃない?」

「それがサボテンだったとしても私は知りませんよ・・・」

「サボテンはサボテンで美味しい(希望)を全部抜き、憎き(魔物)に与えないように

すれば・・・フフフ」

そんな恐ろしい会話が繰り広げられているとは、2人は知るよしもなかった

『あれ?なんか寒気が?』

『風邪か?』

『多分・・・』





にしてもだ、

さっき拾った(生んだ)この剣は一体・・・

諸君、ついさっき(前話)

「俺の想像した剣」といったが実は違う、

俺が想像していたのはRPGゲームなどで勇者が初めて買うようなザ☆シンプルなロングソードなのだ!

なのに・・・

消えろと念をこめたら消えた剣が再び現れる

勇者じゃなくてこれ完全に魔王が使ってる奴だよな?

しかもロングソードじゃなくて太刀剣だし・・・


『まさかディールが想像して作ってたのか?(笑)』

冗談だったんだ・・・本当に・・

『何を馬鹿抜かしておる!?我もいい歳、そんな中二チックな剣を想像?片腹痛いわ!!!』

明らかに焦り、どもっている・・・

いや、その口調とか服とかで察する事は出来るが。

大悪魔とか言われてたらしいし嫌でも風格など出すためにやっていたと思っていたが・・・

『き、きっと《武器生成》ではなく《武器召喚》ではないか?良かったな?いい武器が当たって!!』

ディール(305歳)は以下の|診断結果(会話)により・・・かなりの重症の中二病だと・・・

判明しm

「き、君!?怪我はないか!?」

え?誰?というか俺よりお前がやばくね?鎧付けてるし騎士とかだと思うが・・・

悪魔だから普通の人間より断然生命力は高いと思う、だが右腕と腹が大惨事なのに大丈夫なのか?

「さっきここら辺で白いスーツの男の人見なかったかい?」

白いスーツの男・・・あー点と点がつながった

「えーと、さっき倒しちゃいました」

「・・・・は?」

ま、そりゃそんな大人の騎士がボロッボロになっても勝てなかったもん

それを自分より遥か下の子供が「倒した」なんて言われたら驚くのも当然だ

「君・・・名前は?」

「ディスト=ウイゼントです・・・」

「あ~(察し)」

なんというか・・・気まずいな

頑張って敵倒そうとして、右腕家出、腹欠けて負傷しながらも

敵が逃げたがなんだかして追いかけてたら通行人に倒されているもの・・・

それに・・・

「というか大丈夫ですか?」

本当に、マジで、冗談抜きで、の3拍子が揃うほどの重症。

立ってるだけでも不思議なほどだ

「あ、ああポーションがあるから大丈夫だ、というかこんなグロイ傷も見るの嫌だったろう

ごめんね?」

そういいながら小瓶に入っている緑色の液体を体に掛ける

腹の傷が戻り、家出した右腕も戻っている

「僕はフェレス、とある組織の隊長をやっているよ!それと一応倒したらしいしウイゼント家の子なら信頼できるけど、念の為君の家まで護衛するよ」

おおありがたい、ぶっちゃけ親とかセバスチャンに説明するの面倒だったからな

しかも聖職興とか言う敵の1人が来てるんだ、面倒臭いからいいやで説明放棄出来ない。

「ありがとうございます。少し心配だったので」

どこからか『あれは我が想像したのでは無い・・・違う、違うのだ』と聞こえてきたが

気のせいだろう

そしてフェレスと家に帰り、セバスチャンは顔を真っ青(というか真っ白)にさせて

話を聞いている

聖職興(せいしょくきょう)の神速と言われる男「ストカー」を2パン・・・《武器生成》と《危険察知》の高難易度スキルを本戦もしていないのに覚え・・・挙句の果てには剣はマーダー×ダストレべル・・・」

戦いの時の事はフェレスに教えていた、

「・・・もう、大悪魔の生まれ変わりなら何でもありか・・・」

と言い、遠い目をしていたが・・

『というかマーダー×ダストレベルってなんだ?』

剣の強さというのは分かるがそのランクがどの辺りかは・・・

『そう言えば説明するのをすっかり忘れていt・・ゲフンゲフン』

いま「すっかり忘れていた」って言いかけたよな?

『え~、剣のランクは魔剣と聖剣で名前が変わる。

魔剣ランクは下から、ジェノサイド(集団虐殺)ダスト(クズ)フォビア(恐怖症)グリッチ(バグ)カオス(混沌)となる

聖剣ランクはフェイト(運命)カタルシス(浄化)アルカディア(理想郷)ジャッジメント(裁判)ジェネシス(創造世)となる』

あ、誤魔化した

『そして剣にランクが付くだけで既に強力で裏ランク扱い、しかし本当の裏ランクは比ではない』

え?剣にランクって裏ランク扱いなの?しかも本当の裏ランクってなに?

『ランク付きの魔剣や聖剣は別名「生きた剣」とも呼ばれて主と共に成長する』

なにそれ!クッソかっこいi・・・駄目だ、駄目だ、俺がツッコミ役であり苦労人・・・

俺まで中二病になったら終わりだ!!

『まず、例えばお前が作った魔剣はダストランク、それはマーダーランクとしか嚙み合わず

それ以外の者が使っても本来の力は出せぬ』

へーって、え?

『・・・俺って《キラーランク》じゃなかったか?』

え?ランクって8年であがるモンなの?

というかトレーニングとかしてないので実際1か月なのだが・・・

『恐らく、魔法の獲得、スキルの獲得などで強くなり、《マーダーランク》なのだろう』

・・・サクッと上がり過ぎて実感ねぇ~

いや敵が強いとかは聞いてるがなんかあっけなさ過ぎてなぁ~

とりあえず、フェレスが説明してくれてるし中庭にでも行こうかな

「よーし付いたそれじゃ少しばかりおやつを・・・」

俺は中庭に隠してあるケーキとミルクティーと取り出した

俺は氷魔法も覚えているので腐ってはいない

「いただっきまーす!!」

敵1人倒してすぐ食べ物食べるなんでどうかしてると思うだろう

しかし仕方がないのだ、天然悪魔の子守、プレッシャー、新たな敵、聖職興、さっきのぐr・・

これは今すぐ忘れよう・・・

そんなストレスを忘れさせてくれるのは甘いスイーツだ

イチゴが乗った王道中の王道のショートケーキ

正直これをオッサンが食うとなると絵面はひどいが、今は美少年なので許されるだろう

それじゃ甘いケーキを口の中n

ガシャァァン!!

という音と共に目の前の机とミルクティーとケーキ事踏み潰されている、

目の前にはさっきの男

「まさか私の分身が倒されるとは・・・これは私も最初から本気をださなくては・・」

・・・は?分身?本気?こいつはまだ死んでいなかったのか?

体が小刻みに震える、恐怖?驚愕?違う

「どうしました?そんなに震えて?私が恐ろしいのですk」

「ケェェェェェェェェキ!!」

怒りだ、なんせこのケーキは・・・

「お前!!今踏みつぶしてケーキは悪魔の王でも中々買えない超高級品!!

年に1,2度くらいしか買ってもらえねーんだぞ!!」

「・・・は?」

『あれは本当に美味いが中々手に入らんからな・・・』

もう、許さねぇ・・・

「魔剣フェイトクラッシャー(運命破壊)よ!力を貸せ!!」

・・・フェイトクラッシャー?口から勝手に出てきたが・・・

『ゴフッ!!!???』

聞かなかった事にしよう・・・ディールが可哀想だ・・・

軽く感じる片手剣

禍々しいがその姿は美しく、魔の魅力を放つ

「ふん、なんと趣味の悪い・・・。

愚か者が扱う剣などなまくら刀以外の何者でもない・・・」

うるせぇーよ、見た目の文句はディールに言ってくれよ

まあいい、怒りを鎮め冷静になる

相手は神速、油断は許されない

「聖魔法!白虎之紅蓮(びゃっこのぐれん)!!」

笑いながらそう叫ぶ

どうやら何かのスキルのようだが・・・今の所は何も起きていない

失敗なのかそういうスキルなのか・・・

しかし今は確かめる余裕はない。

《危険察知》は敵のスピードをスローモーションにするだけではなく、

気配を察する事ができる、それで周りを見渡しながら剣はストカーとか言う奴に向ける

この1か月、セバスチャンに剣術を一応教えて貰っていたの

:」で

慎重に動きを見る、周りに何かが起きるか相手が動くかで状況は変わる・・・

空気が張り詰め、緊張が走る

『こいつ・・本当に本気だして無かったのかよ・・・』

恐らく、一般人からみりゃ隙だらけだろうが・・・

《危険察知》で辺りを見ると、聖気が立ち込める、隙が無い証拠だ

「クククッ!愚か者が!!さっさと地べたを這いずり周り低俗な魔物らしく死ね!!」

次の瞬間、右から音もなく微かな気配がこちらにやってくるのを察す

神速?亜速?そんなの亀程度ど思うほどのスピードで、

白いトラが俺の存在事むさぼり食らう気で・・・

ゴシャア!!

鳴り響くその音は己の肉体が骨を貫き嚙まれる音かはたまた神聖なる獣が悪魔の存在を踏み潰すか・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ