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黄昏の慟哭

作者: 千代田 定男

戻れぬ記憶を 捨ててきた昨日 憎んでは

心すら散る悲しみに ねめつけた 誰かの影

宿命の明日迎える為に 惨めさ隠して

太陽と月が巡り 黒い影が過ぎ 闇が漂う日が来る

嫌悪と憎悪を火にくべて 灰になる身をさらして

旅立つ時を望んでも 夜明けはいつまでも来ない



目指した場所で 失った温もり 探しては

先の見えぬ苛立ちに 撫で摩る 傷の痛み

冷たい今日跳ね除ける度に 未熟さ無くして

夜も星も消し去り 淡い時は逃げ 闇が漂う日が来る

悲憤と憤怒との果てに 炭になる身をかざして

飛び立つ場所を選ばず 焼ける空へどこまでも駆け出す



迷いこんだ箱庭抜け出せず 欲しい鍵は解らなくて

霞晴らして見出す 卑しい期待紡ぎ 闇が漂う日が来る  

報われなさだけ足にとどめ 燃え盛る炎を掴んで

もう振り返ることはなく 降り立った地に芽吹く命育む

自著ハンドルエクス・ダーク(https://ncode.syosetu.com/n5116ey/) の主題歌的なイメージで書いたものです。

本編のまえがきやあとがきで一部使用しています。

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