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第7話 僕は見とれる

第7話 僕は見とれる


僕は姉妹が目覚めるのをしばらく待っていた。


「…金スラっ…!」

目覚めたシエラはキンたろうに襲いかかった。


キンたろうは楽々避け、楽しそうにしている。

どうやら遊んでくれていると思っているようだ。


「ち、ちょっと待って!仲間、仲間!」

「…え?」

シエラはフリーズした。


その時、残りの片割れが目覚めた。

「うぅぅん…。はっ!動けなくなったシエラに何て事を!?シエラを嫁に「クハッ!」」

残念美人はまた倒れた。


残念な方をヒールで回復させ事情(創作)を話す。



2人に金スラを倒したら、コアが出たのであまりの嬉しさに速攻召還した旨を伝えた。

あまりの嬉しさの部分は本当だし。


倒したあとのドロップアイテムは無かった事をつたえると、2人は明らかに動揺していた。


理由を聞くと病気の姉がおり、エリクサーでしか治せない重病なのだそうだ。

もう何年も金スラを探して森を彷徨い、そして今日、漸く見つけたらしかった。


「それならやっぱり〈セイクリッドヒール〉で治るんじゃないかな?」

美人姉妹が目を閉じ、こちらに跪いて祈る。


その姿は、まるでこの世の美の頂点であった……



姉妹に案内され村に向かう途中、デスグリズリーやキラータイガー等、超凶悪な魔物が現れたが、もはや敵無しになったスラ達に瞬殺されていった。


そして村に着き、姉妹の姉シスの下に案内された。

シスは苦悶の表情を浮かべ寝ている。

何でも〈魔王の呪い〉を掛けられた為、意識を回復する事が無いらしい。


「スラのすけ!この〈ストーカー魔王の片思い〉をやってしまいなさい!」

「なっ…」

〈セイクリッドヒール!〉シスの身体は白く輝き、輝きが収まると、そこには意識を回復するしたシスの姿があった。


治って本当に良かった!

でも、一瞬何か聞こえたような……



目覚めたシスにシエラ、シーラが抱きつき涙を流しながら回復を喜んでいる。

美人姉妹の美しい光景に、思わず見とれていた。


「アレク君、本当にありがとう!心から感謝するよ。お礼に願い通りシエラの唇を進呈するよ!」

「…ん!」


すると本当にシエラにキスされた!



アレク Lv17 

ランク Lv6

クラス 魔王使い Lv1

クラススキル スライム使い

戦闘力 53

ユニークスキル 並行宇宙

スキル 射撃 錬成

配下

スラえもんLv20 ヒール レイ

スラじろうLv20 ファイア ブレス

スラのすけLv18 セイクリッドヒール

ハイたろうLv15 ビット リキュール

ハイじろうLv15 ビット ポイズン

キンたろうLv 2 ギガビット



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