第6話 僕は捕まえる
第6話 僕は捕まえる
シエラに突きを食らったシーラがなかなか起き上がらないので、スラえもんのヒールで回復させた。
そう言えば、死にかけて復活したスラえもんとスラじろうは、大幅にレベルアップしていた。
スライムってそういう種族だったんだね…。
「凄いもんだね~。私らのロックスナイプでも死なないし、回復魔法使えるし。それ頂戴!」
「駄目ですよ。仲間なんですから」
「え~、アレク君ケチやね。そんなにいっぱいいるんだから、一つくらい。ねぇ?」
「駄目ですよ~」
「…私も欲しいな…」
「……。ごめんなさい駄目です」
「………。うちら、なんか待遇違うくね??」
「気のせいですよ!」
「うちら同じ顔なんだけど…?」
「でも中身に違いがあるような…」
「脱いだらシエラとほとんど同…「クハッ!」」
定期的に動けなくなるシーラにヒールを掛けて進む。
その時、事件が起こった!
金色のスライムが現れた!
「何これ?」
『それだ!』
「…ドロップアイテムが治療に必要…!」
エルフの姉妹が反応する。
「うわっ!速い!!」
その時、金のスライムが魔法使った。
〈ギガビット!〉
強い電撃が攻撃を仕掛けた姉妹に直撃した。
「大丈夫?!」
返事がない。地面に倒れ込み気を失っている。
これはこれでチャンスだ!!多分金色スラも、倒せば仲間に出来るはず!!
「スラえもんスラじろうは突撃!麻痺したらスラのすけ!あとは僕と応援!」
『ラジャ!』
スラえもんの〈レイ〉は流石に当たり、金スラを徐々に削っていく。
何度もスラえもんとスラじろうは弾き飛ばされ、猛反撃を受ける。
スラえもんの〈レイ〉の直撃が5発目を迎えた頃、ようやく金スラを倒す事が出来た!
問題はここから!〈並行宇宙〉発動!
仲間になって下さい!
仲間になって下さい!
仲間になって下さい!
本当、お願いします!
金ぴかスライム欲しいです!!
倒した金スラが輝き初め、光が集束すると、新金スラが立って?いた。
「ヨッシャー!!君は今から仲間のキンたろうだ。宜しく!」
思わずガッツポーズが出た!
アレク Lv15
ランク Lv6
クラス 魔王使い Lv1
クラススキル スライム使い
戦闘力 48
ユニークスキル 並行宇宙
スキル 射撃 錬成
配下
スラえもんLv20 ヒール レイ
スラじろうLv20 ファイア ブレス
スラのすけLv17 セイクリッドヒール
ハイたろうLv13 ビット
ハイじろうLv13 ビット
キンたろうLv 1 ギガビット