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プロローグ?
近未来型、マジックFPSキャッスルファンタジー、それは魔法、魔術、錬金、テイム、召喚、科学、魔科学の力で陣取り合戦をするゲームだった、シティコアと呼ばれる心臓部、ビー玉サイズの宝玉を元に、小屋から始まり、村、町、街、近代都市、宇宙ステーション、小型宇宙艇、宇宙船、宇宙船艦まで作り出すことさえ出来る、リアルな擬似亜空間システムを用い作られた世界でβからプレイして50年、未だにその人気を衰えさせる事無く運営されている。
50年賭けて作られた難攻不落都市、それは鉄壁を誇り誰も攻め入る事が出来なくなっていた。
在る日、在る時、保科千尋はシティコアのライアネに呟いた、(ライアネが傍に居てくれたら良かったのにと)その言葉が切欠でライアネは人以上の意思に目覚めシステム暴走を起こし陣地ごと、幾つかの異次元ボーダーラインを超えた所から物語りは始まる。