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春風2  作者: ツワ 了一
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藤本家

春風 2 エピソード 藤本家


「ただいまぁ」


家はいつも通り静かなものだった。


リビングの方へ向かうといつものように母がキッチンでご飯の用意をしていた。


僕が家に帰宅すると母さんが心配していた。


当たり前の話だ、普段から外出する事の無い僕が外が暗くなった時間帯で帰ってきたのだから母親は心配していたのだ。


「ゆぅくん今日は学校大丈夫だったの?それに帰りが遅かったみたいだけど先生と何かあったの?」


母さんも担任の井脇がどういった人物なのかある程度は知っていた。


PTAでもお母さん同士での会話でも度々出てくる問題教師の一人であるから。


逆に一部の人達からの熱い支持を受けているのも事実である。


今時珍しい熱血教師であるが、生徒一人一人に対して親身になるのも井脇の良いところなのだが、生徒以外にも家の人達にも声を掛けるというスタイルが彼の持ち味なのだから。


だから、彼の事を紳士で今時珍しいと言って好きだという人達、はたまた口うるさくて鬱陶しいと言って嫌いだという人達と二分に別れるのだ。


僕の母は井脇の事をあまり良く思っていない、それは僕のせいでもある。


僕があまり良いように母に伝えていないからという理由と僕に父という存在が居ないからだと思う。


僕の父は僕が3歳の時に亡くなったらしく、当時学が無かった父は中小企業の建設作業員として僕達を養っていたが父は重機作業中の現場で同僚の操作する重機に挟まれて死んでしまったらしい。


母はよく学が無いからだと泣いていたのを鮮明に覚えている。


僕が小学生に上がり中学生になる頃にはちゃんと勉強しなさいと口うるさく言う母の気持ちが理解出来なかったが、17歳になった今では少し理解出来るような気がする。


父と同じような過ちを息子にさせたく無いからということだろう思うし、僕が結婚した時、婚約者に母と同じ思いをさせたく無いからだろうと思う。


そんな事を考えているとリビングの楕円型のテーブルには母の手料理が次々に並べられていった。


「ごめん母さん帰り遅くなって、学校には遅刻したけど井脇先生には特に怒られなかったよ、、、あと、帰り道同級生とハンバーガー食べてきたんだ」


母は特に驚きもしなかったが、僕が先にご飯を食べていた事に対してと、連絡をしなかったという事に対して少し怒っていたが、僕はまだご飯食べれるよとだけ答えテーブルの元へ腰をおろした。


母が怒るという表現は僕ら家族の間では似つかわしくなく思う。


母は父が亡くなってからというもの僕の事を一度たりとも叩いたり、怒号をあげたり、罵倒したことないのだから。


唯一するとすれば拗ねる事くらいだ。


母の機嫌が悪いのは、この拗ねていたり拗ねていなかったりの単純な対表現ですぐに分かるのだ。


今のところ母は頬を膨らませ台所で刻んでいたであろう、きゅうりを口にし、モシャモシャと食べていたのだから。


分かりやすい女性だとも思った。


二人きりの食事はいつも通り執り行われたけれど、同じ二人といっても山口 七海との食事は別次元のものだな、とこの時僕は胸の中で噛み締めていた。


極々普通のファーストフード店での出来事は本当に僕にとっても大きな幸せっだったんだなと物思いに耽っていると母から春休み明け初日の学校はどうっだったのかという質問を受けた。


「これと言って大きな話題は無いよ?竹内も元気そうにしてたみたいだし」


「ゆぅくん学校に行くの遅れたのに誰も何も言わなかったの???」


「特に誰に何かを言われるとかいう事は無かったけどクラスに入った時の皆の視線は辛かったかな(笑)」


「そぉ、、お母さんも今日が登校日って分かっていたらちゃんと起こしたのにね、ゴメンねゆぅくん」


母とくだらない話をしていると、ふと僕は彼女の言っていた事を思い出した。


彼女との会話で彼女が口にした。


中学生の頃の山口 七海という人物を僕が知っていたら驚くよ、という内容だ。


僕は食事を簡単に済ませ


「ごちそうさまでした」


と言うと急いで自室に向かって行った。


部屋の電気をつけると色気のない部屋が僕の視界に入り込んでくる。


年頃の男性の部屋にはバンドのポスターやらアイドルのポスター等が貼られていたり、青年向け漫画や音楽のCD等の小物アイテムがあると思うんだけど、、、、


僕の部屋にはある物といえば、傷だらけの二段ベッドと、勉強机。


部屋の中央には丸テーブルがありその上にノートパソコンがポツリと存在するだけだ。


年頃という事もありHな本やDVDにも興味が無い何て言うと完全な嘘つきになってしまうが、臆病な僕が本屋さんやビデオ屋さんでそんな如何わしい物を買ったり借りたり出来るわけもなく、全てはこの丸テーブルの上に置いてあるノートパソコンに僕の夢や希望が詰まってあるのだ。


そもそも年齢が18歳になっていないのでそういった買い物が出来ないのも事実だし不便ではあるけれど、僕が18歳になっても20歳になってもそういった買い物をしないであろうと思う意思の強さには自信を持てる。


それは僕が根性無しだから、一人の男として一歩踏み出す勇気の無さの表れでもあるが。


オナニーくらい自分にでも出来る。


、、、、というよりはしている。


こんな事口が裂けても母親はおろか他人になんて言えたもんじゃない。


17歳の極々平凡な僕が抱えている秘密や楽しみなんてこんなものだ、吹けば飛んで行くような薄っぺらい幸せとプライド。


でも、、、、、、、。


今日僕の幸せの一部に山口 七海という一人の女性が介入してきたんだ。


僕はノートパソコンの電源を入れると共に押し入れの探索を試みた。


我ながら自分を誉めてやりたいとも思った。


押し入れの中は無駄無く綺麗に整頓されていた、押し入れの中の殆どを占拠していたのは僕が中学生の頃にハマって集めていた新人作家の書いたライトノベル本だった。


著名人の書く有名小説や文庫本も好きなのだけど、新人作家の書く小説や文庫本は僕の中でも新しい発見をしたような新鮮な気持ちになりウキウキしたものだ。


周りの同級生男子達にそういった同じ趣味を持つ人が居なかった為、僕はこの収集活動を中学を卒業する頃には自然と止めていた。


当時母も僕がこういった本を集めるのが好きな事を知っていたから、突然集める事を止めた時には凄く心配されたものだ。


押し入れを少しの間開けていただけなのに当時の思い出が緩やかな川の流れのように溢れ出してきた時には、ブツブツと独り言を呟いていた。


「いかん、いかん、アルバム、アルバムゥーっと」


しばらくの間小学生の頃のアルバムを手にし、色々な思い出に浸って順々にページをめくり当時の思い出と今の自分の姿を照らし合わせていると、遂に中学時代のアルバムを手にすることになったのだ。


[ 平成××年度卒業 ××中学校卒業アルバム ]


そう記されたアルバムを手に取りうっすらと掛かった埃を軽く手で叩いて綺麗にした。


僕はアルバムの後ろの方を開き卒業生の個人名や個人の写真が載っている欄を開いた。


「どれどれぇ~山口 七海 山口 七海ぃ」


おっさんの様な口調で彼女の名前を呼び卒業アルバムを物色する僕は一瞬だけ我に返った。


いやいや、今、自分のしている行為はストーカーみたいなものじゃないのか!?


というよりはストーカーだ !!。


僕は後ろめたい気持ちで一杯だったが、この空間で僕を咎める人も居ない事は分かりきっていた為、煩悩に負けた僕は欲望のまま卒業アルバムを物色し続けた。


しばらくページをめくりクラスの一覧表を見ていて僕は驚いた。


「え、、マジかよ、、、え、、、、」


言葉何て物はその程度で充分だった。

僕の頭の中には幾つか整理しておかないといけない事が少しあったみたいだったようだ。


まず始めに、彼女こと 山口 七海は僕と同じクラスの生徒であった事。


二つ目に、クラスの集合写真や学年全体での集合写真では彼女は写っていなかった事。


三つ目に、修学旅行や体育祭や文化祭といった大きな行事の写真の中にも彼女の写真が無かった事。


四つ目に、唯一映っていた写真は一枚だけで、僕達が個人写真を撮った日取りとは明らかに違う風景をバックにした山口 七海がポツンと車椅子に乗っていた写真だけだった。


それはそれは、僕が中学時代に見たこともない見慣れない少女の写真だった。


頭の中が混乱してしまった僕は頭をくしゃくしゃと掻きベッドの方へ向かい、うつ伏せに突っ伏した。


確かに彼女の言っていた通りだとも思った、僕が彼女の事を知っていたら驚くよという言葉の意味が。


話のネタになると思い、良かれと思い卒業アルバムから彼女の名前を検索し彼女の過去を少し覗き見た僕は凄く後悔した。


今思えばこの後悔こそ後悔するべき所なのだろうけど。


きっと彼女も同じ事を言っていたに違いない。


彼女に対し何で車椅子に乗っていたの?


中学校時代はどうしていたの?


なんて安易に聞ける筈もない。


こんなアルバムさえ見なければ、こんな不快な気持ちに、不純な気持ちになんてならなかったのに。


もっと上手く会話が出来ていただろうに、、、、、


「 くそったれ、、、、、、 」


誰に対してとかでもなく、自分に対してでもなく悔しさの表れで出てきた言葉だった。


僕は目を閉じて彼女について色々考えていたら、気付かぬうちに寝てしまっていたようだった。


目が覚め気付いた時には、母がお風呂に入りなさいとの事で僕を起こしに来ていたのだ。


幸いパソコンのアダルト動画コンテンツの見開きは出ていなかった。


僕がパソコンに電源を入れただけで、問題となるアダルトサイトにログインしていなかったからだ。


内心セーフとか思いつつ母に起こしてくれた礼を言ってお風呂場に向かった。


脱衣場で服を脱いでいると、ドラム式洗濯機の扉から母の下着がチラチラと顔を覗かせていた。


「 母さん先に入ったのか 、つかちゃんとしまえっつぅーの」


ポツリと独り言を漏らし下着を洗濯機の奥の方へと片付けると、これが山口 七海の下着だったら等というあらぬ想像をしてしまった。


つい先程まで卒業アルバムを見て後悔していた持ち主の思考とは思えなかったが、今は少しでも過去の彼女から目を背けたくて、今日会った彼女の事を想像していた。


それが唯一 藤本 優姫 という少年に許された安息の時だったのだから、物思いに耽る時ほど現実逃避出来る物は無いと、彼もまた信じていたから。


お風呂に浸かると柑橘系の甘い薫りが立ち込めていた。


「ふぅーっ極楽極楽、神様はお風呂という偉大な発明をしていただき有りがたく思いますよ」


お風呂を考案したのは勿論神様では無く人間だという事は重々承知していたけれど、誰も居ない空間ではついつい、こういう事を口に出したくなる性分だ。


気分が良いときには歌を歌ったりもするけど、生まれてこのかたカラオケに行ったこともない。


恥ずかしい限りだと思う。

今時の若者はカラオケ何て日常茶飯事だというのに。


しばらく湯に浸かり、今日起きた出来事を自分なりに整理して髪と体を洗う事にした。


僕の使用するボディーソープやシャンプーは、母親との二人暮らしという事もあり、女性用の物が殆どだった。


今日もいつものように髪と体を洗い甘ったるい薫りを髪と体に纏わせておお風呂をあがった。


お風呂をあがると母がチョコレートバーを口にくわえ僕を呼びにお風呂場まで来ていた。


「ゆぅくん、ゆぅくん、見てこれ凄いよぉテレビで面白い番組やってるのよ」


「面白い番組???」


母は寂しさを打ち消す為、よく僕をくだらない事等で呼びつけたりもする。

今日もいつものように母の気紛れなのだろうと思いつつリビングへ向かうとテレビではニュース番組が放送されていた。


よく見てみるとニュースの内容はこうだった。



《 平成××年×月×日×曜日 午後6時30分頃 某アパートにて空き巣の被害があったもようです、犯人はまだ捕まっては居ません。


被害にあった家の方々は無事でした。


近隣住民の方々にもう一度お伝えします。


犯人はまだ捕まっては居ません呉々も犯人を見つけても大きな声を出したりして犯人を刺激しないでください。


万一見つけられましたら速やかに最寄りの警察に連絡をしてください。


犯人はまだ潜伏している可能性も高いので皆様気を付けて下さい。 》



このような内容のニュースだった。


テレビ画面には、僕のよく見る風景とアパートやマンションの映像が流れていた。


テレビに映る地方アナウンサーは普段事件の起きない小さな地域の問題を大々的に報道していた。



僕は少々胸糞悪い気分になっていた。

理由は単純な事だった、テレビに映っていたアパートやマンションの一部には僕の住むアパートも映し出されていたからだ。


特にベランダに置いてある青色のマウンテンバイクが映った時には気味悪くも感じた。


それは僕が小学生の頃に愛用していた物だったから。


完全に映し出されていた物全てが僕の住む場所等とリンクしていたから。


母は


「うわ~、へ~、怖いわねぇ~」


等と言って第三者ぶっていたが、僕を呼んだ事などを察するに多くを語らなくても母が言いたい事は充分理解できた。


「ゆぅくん、空き巣だってぇ~怖いねぇ~!私達も気を付けないとねぇ~!お父さん居ないからねぇ~」


「うん、、、、、、。」


「あら、ゆぅくんつれないわね、お母さん襲われたらこの家の男勢はゆぅくん何だから、しっかりお姫様をお守りして頂戴ね(笑)」


「わかってるよ!!ったく、母さんは姫って柄じゃないだろ?どっちかというと僕が守られるくらい頼もしいと思うんですけどぉ???」


そんなくだらない会話をしていると母はキャッキャッキャッと笑いだし、どこでスイッチが入ったのか分からないが、訳の分からないテンションで鼻歌を歌いながらキッチンの方へ向い、冷蔵庫の中で冷やしておいたグラスと酎ハイを片手にテレビの元へ帰ってくる。


馬鹿なのかアホなのかよく分からない母は僕にも酎ハイを一緒に飲まないか?と聞いてきたが丁重にお断りした。


母は、もう僕が17歳にもなったんだからお酒くらい飲めるだろバカ野郎とくだらない事を言ってきたので、お酒は20歳からだよと母に釘を刺しておいた。


僕は少々呆れた様子で、この場の光景を息子としては世に晒したくない醜態だとも思った。


僕は数語やり取りしたあと自室に戻る事にした。


部屋へ戻るとノートパソコンの電源を付けっぱなしだった事に気付かされた。


風呂にも入ってスッキリしたし、いつまでもTシャツとボクサーパンツでは風邪を引いてしまうと思い、パソコンの電源を落としてパジャマに着替えようとした時だった。


僕の脳内に雷が落ちたんではなかろうかという程の煩悩が舞い込んでくる。


今日あった出来事、山口 七海 とのデート。


初めて異性に触れられた体。


もっと異性と話したいという気持ち。


もっと異性の体を知りたいという気持ち。


僕の脳内の欲求はあらぬ方向へと渦巻いていた。


その時は本当に無意識の出来事だった。


ノートパソコンの検索エンジンには、【JKの×××】や【×××××】

等といった僕が生きている限り、世に公開出来ないようなワードを次々に打ち込んでいた僕は、自分自身でも己のコントロールが出来なくて怖くなっていくのが分かっていたが、その反面こんな事をクラスの皆や鬼の井脇達にバレずに黙ってやっている行いに対して凄い満足感や優越感に浸されていた。


僕の脳味噌は沸々と煮えたぎり、頭の中身は躑躅色に染め上がっていた。


17歳の少年の抱く妄想は、それはそれは素晴らしく広がり無限の可能性を秘めていた為、ゴミ箱に使用済みティッシュの塵紙を三回程、華麗なるダンクシュートを決めた頃には、僕の抱いていた煩悩や不純な気持ち等は当の昔に消え去り、素晴らしい気持ちで一杯だった。


今の僕なら悟りを開けるのではないだろうか?


今の僕なら何か見出だせるかもしれない!


全てを超越したよな気持ちでノートパソコンに目を配ると、そこに映っていた物は先程僕が煩悩まみれで検索したアダルトサイトの画像や動画がポツリと映し出されていただけだった。


我に返った時には、虚しさだけが胸の奥深くにまで到達していた。


「、、、なにやってんだよ、、、、」


年頃という言葉は偉大な神からの贈り物だな、と心の中で意味の分からない言い訳をかましつつ。


山口 七海を勝手に僕の妄想で登場させた時は本当に申し訳ないとも思った。


単純な話、僕が勝手に彼女を想像しアダルトサイトの動画や画像をオカズにオナニーをしていたクズ野郎なのだから。


彼女に会ってからの僕の胸中が上がったり、下がったりで、おかしくなるのが手に取るように分かっていた。


これが恋なのだろうか?


煩悩まみれで不純な気持ちになるのが

純粋な恋なのだろうか?


純粋な恋でもSEXしないと子供は生まれないよな?


恋とは、どこからがレッドゾーンで、どこまでがグレーゾーンなのか?


柄にもなく哲学的な事を考えている内に僕は深い眠りについていた。






朝起きた時には昨晩のやましい記憶何て殆ど消えていて、心も体もスッキリしていた。


昨晩の自分の行った悪さと面と向かって闘えない僕は、自分の気持ちを切り替える早さが人一倍早い事を称賛したくもなったが、自分で自分を称える意味の虚しさに気付く事を恐れてそれを実行に移す事だけは止めておいた。


起きて朝の冷たく冷えきった廊下に足をつけリビングに向かうと母が朝食を準備していたらしく、既に幾つかの料理は並べられていた。


「ゆぅくん、おはよー ベーコンエッグがもうすぐ出来上がるから、ちょっと待っててね」


「うん、おはよう、ご飯は自分で善そうからいいよ」


「あら、本当???助かるわぁ」


僕が寝坊しない限りでのいつもの様な藤本家のやり取りだった。


僕が炊飯器のご飯を善そう時に母が味噌汁を仕上げていたのを認識したので、次いでにと味噌汁も善そってから

テーブルに向かう事にした。


楕円のテーブルの上には味噌汁、ご飯

、大根ときゅうりのサラダ、納豆に、

先程母が作ったばかりのベーコンエッグが並べられる。


「 いただきまーす。」


僕は朝食を食べ終え学校へ赴く

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