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すいません、かなり遅れてしまいましたm(__)m

遅かった割に内容はかなり短いです。

こんなグダグダな小説ですが楽しんで頂ければ幸いです。

ふわりと地面に足がつく。

ボヤけていた視界も徐々に澄んでいき、周りの様子が見えてくる。

俺が目を覚ましたのは一面真っ白なドーム。

俺はうっすらと幾何学模様の浮かぶこのドームの中心に立っていた。


『これからアバタークリエイトを行います』


無機質な声が部屋に響く。


『プレイヤーネームを設定してください』


再び声が響き、目の前に半透明のキーボードが現れる。

ここは事前に決めていたので迷いも無くキーボードを打つ。


『プレイヤーネームは ルリ でよろしいですか?』


実名そのまま以外で呼びやすい名前、と考えた結果この名前に決まった。

一応名前をそのまま使って『リク』でも良かったがなんとなくゲームでリアルの名前を使うのは抵抗があった。


『続けてアバターの体形と外見を設定します』


そして目の前に服装以外は自分と全く同じ姿をしたアバターが現れる。

服装は簡素なチュニックを着ている。これが初期装備なんだろう。

いきなり出てきた自分の姿に思わずたじろいでいると、いつの間にかアバターの周りにステータスバーが現れていた。


「それしても、改めて見ると本当に女っぽいんだな、俺」


腰ほどまで伸ばされた紺色の髪は颯天曰く『思わず触りたくなるくらいサラサラ』らしい。

身長は女子と比べても小さく、体質的なものなのか食べても殆ど太らず体型は華奢で肌も白い。

顔は女顔で中学校低学年くらいに見える童顔


本当によくここまで女っぽいパーツが集まったものだと自分でも思う。


「って言ってもあまり変えたいと思う所が無いな」


最早、女扱いされるのは慣れたし、髪型は絶対に変えられないから下手に顔を変えると違和感が出そうだ。

体型や身長は現実との差で行動に支障が出ないようシステム的に変えられない。



「まぁ、こんなもんでいいかな」


結局変えたのは髪色の青みを少し強め瑠璃色に近くしただけ。

決定ボタンを押すとアバターが消え、一瞬体全体を淡い光が包んだ。

どうやらアバター変更は完了したようで髪の色や服装が変わっていた。


『次に、種族を設定します』


五角形を描くように現れる5つの紋章。

盾と交差した剣が描かれた金の紋章は『人間族(ヒューマー)


人間族(ヒューマー)

王都グランティリアを拠点とする純粋な人間の種族。結束によって力を発揮する。

特殊効果:自身を除くパーティーメンバー一人につき全ステータスが+2


杖と妖精の羽が描かれた青の紋章は『精霊族(スピリッター)


精霊族(スピリッター)

皇都ルーレアスを拠点とする清き精霊の種族。魔力の扱いに秀でる。

特殊能力:魔法系アビリティの消費MP減少


大斧と悪魔の角が描かれた赤の紋章は『鬼人族(ゴーグ)


鬼人族(ゴーグ)

帝都ゴートギリムを拠点とする力強き悪魔の種族。高い耐久力を生まれもつ。

特殊能力:VIT+10


弓と森が描かれた緑の紋章は『貴人族(エルフ)


貴人族(エルフ)

神都ミルテニアを拠点とする気高き孤高の種族。特出した察知能力をもつ。

特殊能力:索的系スキルの効果範囲拡大


金槌と鉄の描かれた黒い紋章は『巌匠族(ドワーフ)


巌匠族(ドワーフ)

砦都フォートギアを拠点とする屈強な鍛冶の種族。製作関連の技術習得が速い。

特殊能力:製作スキルの熟練度上昇速度アップ


色々な種族があるが、ここは颯天に指定されているため、即座に選ぶ。


『種族、【精霊族(スピリッター)】でよろしいですか?』


決定を押し次に進む。

するとチュニックの胸元に精霊族の紋章が描かれ、同時に背中に小さな妖精の羽が生えた。

飛ぶことは出来ないが動くのに支障は無さそうだ。


『最後に、初期の装備スキルを設定します』


アナウンスと同時に周辺に大量の武器が降り注いだ。

やっと最後か、なんて思いつつ大量に現れた武器を一つずつ手にとって感触を確かめる。

片手剣や槍といった一般的なものから鎖鎌や鉤爪など一風変わった物までかなりの量の武器があるようだ。


軽く素振りをしてみていくつか自分に合った武器が見えてきた。


「長物は小回りが利きづらいから苦手、重さは軽い方が扱いやすい、刃渡りは最低限あればいいけど短剣だと押し合いとかに不安が残る…………か」


そうして辿り着いた一つの武器が


細直剣(ショートソード)、これか」


短剣程では無いが片手直剣(ロングソード)より少し短く薄身で細い刀身。

重さも軽くて振りやすい。

腰下に構えて斜め上に斬り上げ、駆け抜けながらの水平斬り。

軽く素振りをしてから決定を押した。

腰にかかる重量感がRPGらしさを醸し出していて少しテンションが上がる。


『アバター製作は完了しました』


その言葉を聞いた瞬間なんとなく達成感を感じてしまうのはきっと俺だけじゃない筈だ。


下に吸い込まれるような不思議な感覚と共に視界が暗転する中、最大のアナウンスが響く。


『ルリさん、BraveSelect-Onlineの世界へようこそ』

前書きにも書きましたが、本当に遅くなってしまってすいません

いろいろ設定を考えていたらこんな遅くなってしまいました。

諸事情で2週間ほど更新が出来なくなってしまうのでまた次も遅れてしまいます、本当にごめんなさいm(__)m


誤字脱字等々ありましたら報告お願いします。

これからは事情が無い限り最低でも1週間に1回は更新するようにします。


最後に私から一言




ネトゲの誘惑って、怖いですよね(汗)




感想や評価、お待ちしています。




※ルリの武器を片手半剣から細直剣に変更しました、度々変えてしまってごめんなさいm(__)m

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