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花束を胸に
いつまでも僕のそばにいてくれるものだと思っていたよ
初めて出会ったあの部屋に 僕らはもう戻れない
始めからやりなおせるならば
どんなに幸せだろうと思いながら
「どうか君と出会わない人生を」
祈らずにはいられない
ねぇ
君との友情は かけがえのない幸せな日々
いつか別れがやってくるなど
小さな僕には解らなくて
小さな君が動かないなんて悲しすぎるよ
どうすれば君は再び動いてくれるのか
考えて考えて考えて
そして僕は旅に出る
君が愛した花束を抱えて
そして僕も動けなくなるまで
歩いて歩いて歩いて
君と過ごしたあの部屋には
もう戻らないから
泣き虫だった僕を捨てて
僕を知らない人たちの住む
君を探して旅に出る