表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/19

高校の遠足

クラスメイトと馴染める様になるきっかけは5月頃に訪れた。

遠足で、バスで2時間程の自然公園的なレジャー施設に行くことになった。


この少し前、姉は田舎から出てきたばかりの私を渋谷・原宿あたりに連れて行ってくれて、女子高生に人気のショップで服を買ったりした。姉は自分が着ていた服もお下がりでいくつかくれた。私にとっては本当にキラキラして憧れが詰まった物だった。

遠足は私服だったので、私はそれを着て行った。レジャー施設なので派手ではなく動きやすい物を選んだが、中に着ていたTシャツは、女子高生に人気のブランドロゴが入った物だった。


すると、同じグループの子だけでなく、複数の女子から『いいな〜!可愛いね!オシャレだね!』と話し掛けられた。

私は複雑な心境もあったが、久しぶりに人と会話して、嬉しく思った。

その日以降、グループの子も、その他の女子も、私と話すことが増え、なんとか学校での居場所が確保できたかな…と感じた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ