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ワールド・ノット・ヒーロー  作者: 夜雨 竜
1/1

ニューブラッドの誕生

まだ最初は物語は始まりません。

物語をより読みやすくなるように、書いた

あらすじみたいな部分ですので、

設定だと思って読んでみてください。

1978年に行われた、世界規模での北極探検。

第二次世界大戦が終了し、世界が、日本が、新たな発見を求め、向かった。

日本の調査隊は、北極の氷の掘り下げ工事中にあるものを見つける。

氷の地下空洞には、後に宝鉱核(ソルジュ)と呼ばれる、眩い光を放つ直径5センチほどの丸い玉を発見した。総数は25個。

宝鉱核は微粒子をばら撒いており、その様子はとても神々しかったそうだ。

戦後、敗戦国だった日本は、各国には内密に宝鉱核を持ち帰ろうとしたが、本国に戻る前の船内調査であっさりと露見。

各国の調査隊の代表で話し合い、日本は計3個の宝鉱核を持ち帰ることになった。

当時の日本の科学者達は早速、宝鉱核の解析を行った。否、行おうとした。

しかし、戦後とはいえ、たかがしれていた科学技術でどうにかできるものではなかった。

ある日、誤って宝鉱核を一人の科学者が割ってしまった。それはあまりにも容易く割れてしまったらしい。

だが、割れた宝鉱核は砕けて、微粒子となって、割ってしまった科学者の体内へと侵入していった。

直後、次は科学者の体から微粒子が一方向へと集まり、人の形をした、微粒子で出来た18歳くらいの少女が現れた。

少女は自身のことを、いや彼女らのことをカルディアと言った。

また、彼女らはディテルと呼ばれる武器へと姿を変えることも、判明。

それからは、その少女のことを科学者達は信じ、宝鉱核の解析へと移った。


微粒子は彼女らの間では鉱粒子(ティラム)と呼ばれており、科学者達は二つの課題を挙げることにした。

一つ目は、宝鉱核の量産。宝鉱核を取り込んだ者は、ディテルの出現中は拳銃の弾ぐらいなら、弾けるような体になり、というよりも体内から出現した鉱粒子が、その人物の体の表面に付き、それが拳銃の弾を弾いていた。

その実用性を考慮し、宝鉱核の量産へと、持ち込んだ。

二つ目は、鉱粒子を利用した新エネルギーの開発。宝鉱核は無限に鉱粒子を生み出す。もし、鉱粒子が実用可能なエネルギーへと、変化させることができれば、日本はずっとエネルギー問題に悩ますことはなくなる。当然の判断だろう。(1980年)


カルディアの協力により、宝鉱核の作り方が判明した。宝鉱核を作るには、人間の生命が必要であるという。科学者達は必死だった。

日本が世界へ挑む、またとないチャンスなのだ。出来ることは何でもした。

田舎の人の少ない場所を選び、多くの人を実験台にした。

実験には成功したが生産率が低く、しかも作った宝鉱核を割って、鉱粒子を体内に取り込んだ者は全員1週間以内に死んでしまった。

(1983年)

しかし、状況を打開すべく一人の科学者、神山氏は、妻の受精卵に鉱粒子を混合させ我が子を生ませた。

生まれてきた子どもは、何年経っても生き続け、宝鉱核にも異常はなかった。(1987年)

これをきっかけに科学者達は日本政府へ協力を依頼。受精卵を提供すれば、多額の金銭を支払うことを国民に発表。(1988年)

当時は、バブル景気であったが、それでも国民からの受精卵の提供は多かった。しかし、出生率は低く、日本の人口は何年も1億人を下回った。実験を重ねていくうちに出生率の低さから提供者は減少していったが、宝鉱核に体内に取り込んだ新人類、ニューブラッドの、鉱粒子を使った出産は立て続けに成功したため、科学者達は受精卵の対象をニューブラッドに切り替え出生率を安定させた。

(2010年)

ニューブラッド達はほとんどが軍、または研究員へとまわされた。残った少数はこれから生まれてくるニューブラッド達のための専門の学校を日本政府と協力し、各地で設立。

外国の大国でも同様のことは起こっていた。

そして、やっと新エネルギーの開発へとどこの国も取り組みはじめた。

だが、地球はそれを待ってくれるほど、甘くはなかった。

遂に、地球の資源が枯渇し始めたのだ。

世界各地で、資源を奪い合う戦争が勃発。

第3次世界大戦が幕を開けた。(2020年)

戦争中、アメリカと日本は、例の安保条約により同盟国であったため、戦争を終結させるための新エネルギー開発が両国の協力により進められた。

中国は人口の多さから、大量のニューブラッドを戦争に投入。首都の東京は壊滅し、日本の首都は大阪の首都化を推し進め、大阪都を作る。

第3次世界大戦開始から10年の月日が流れ、ようやく日米同盟チームによる鉱粒子を利用した新エネルギーの開発に成功。戦争は地球の人口の3分の1を失い、終止符を打った。

(2030年)

日本は今回の東京壊滅を機に、東京全てをニューブラッドの育成都市へと変え、新エネルギー開発に伴う大金により、ステイトを設立。各国からのニューブラッド達の募集も行い、引き続き鉱粒子の研究を行った。(2034年)



それから、26年の時が経ち、ステイト唯一の学園、エウクレイデスに、異例のテストを受け、次席として入学をする1人の少年、蓮宮零治、旧姓神山零治の物語が、今、始まる。

(2060年)

小説を書くのは初めてなので、

アドバイスなどがあれば、どんどん

してくださればいいなと、思います。

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