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夏生詩集3

光、ほどけて

作者: 夏生

なにもかもを包み込むように

淡い光をいっぱいに広げて

陽は沈んでゆく


雲も空もまばゆく輝き

今日の美を飾る

目線を下げては見えない

今日だけの美しさ


刻一刻と

ほどけてゆく日

風は今日を靡かせ

残り香をふりまく


歳月流れても

変わらない匂い

終わりと始まりの間の詩


飛び去っていく鳥の

柔らかなはばたきが

明日が近づいてくるのを

知らせている


時は流るのではなく

繰り返しているのではないか


気づきを淡い光がそっと照らす

答えは曖昧に帰していく































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