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告白
後ろ手に腕を組みながら、俺の1~2歩前をゆっくりと歩む瞳。
万華鏡のように蠢く無数の邪眼――
不可思議の視線が彼女の心に纏わりつき、まさに絡みとろうとしたその時……
……不意に立ち止まった瞳は、くるっと振り返ると俺の目を見つめて、少しためらいがちに口を開いた。
「――私ね………」
紅潮気味に微笑み、想いの丈を告白する。
「仁見君ことが、子供の頃からずっと好きだったんだよ」
「…………えっ……?」
「別の中学になってからは、放課後にこっそり姿を見に行ったりもしてたのよ」
気付かなかった?と照れくさげに舌を出す。
「会う度に格好よくなってったけど――
でも…小学校の頃の仁見君とはどこか違う人になったような気がしてたんだ――」
呆然と凝視する俺に、ふと真顔に戻った瞳は真直ぐに眼を合わせて告げた。
「…そう、特にその瞳が――」
――――まさか…俺の邪眼に気付いているのか?
「だけど今日のデートで判ったわ。イケメンぽくなったけど、本質は昔のままだって――」
一旦言葉を切ると、悪戯っぽく微笑んで俺の眼を覗き込む。
「慌て者のお調子屋さん! 大好きよ♡」
「………は…ははは………」
――ああっ……能力が抜けていく………




