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モノローグ (独白)

毎日連載、1週間程度で終わります

 ――邪眼――という言葉をご存知だろうか?


 視る(、、)ことで相手に呪いをかけ、

 意のままに操る事さえできる禍々しい能力(ちから)の事である。


 俺――仁見猛志は、数年前突然この物騒な能力(ちから)に目覚めた…

 理由なんぞ知ったことじゃない。


 使い方次第では日本を――いや世界をもこの手に握ることが可能なのかもしれない。


 ――が、ゆとり世代と揶揄されるような欠陥教育制度の賜物だろうか……


 よくある少年少女(ジュブナイル)小説の主人公のように、己の持つ異質性にくよくよ悩むことも独裁者への野望を抱くこともなく、専ら身近な欲求を解消すべくお気楽に能力(ちから)を使っている。


 今日も今日とて通りすがりに見かけた好み(タイプ)の娘へちょいと秋波(ウインク)を投げかけ、御休憩を(ラブホで)楽しんできたところだ。


 そんな爛れた毎日に少しばかり倦んでいたこの頃――俺は彼女に出会った…………

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