水軍は大事
久しぶりの投稿となってしまい申し訳ありません
1513年 四月 安芸国 佐東金山城下
「では行って参る」
「行ってらっしゃいませ父上」
たった一ヶ月の滞在だったが仲良くできたな
さてとそれじゃあ八木城に向かいますか
「おーい、次郎三郎八木城の香川に行くぞ
後仁保の白井にもな」
「分かりましたまず白井から行きますか?」
「そうだなそうしよう」
◇ ◇ ◇
仁保までの道中
「えー!!!!!24歳なの!? 絶対30代だと思ってた!」
「某はまだ20代ですぞ失礼な!」
次郎三郎の衝撃の事実を受けて考えた
(ということは15,16で子供が出来たということかお盛んだな~ あ、そういえば有田合戦での
逸話も残っているぐらいだからおしどり夫婦なんだよな)
そう思っていると仁保城に着いた
安芸国 仁保城
「お初にお目にかかります仁保城主白井光胤と申します 以後お見知りおきを」
「白井光胤ね、さて光胤お主は武田水軍を擁しているが、同じく水軍を擁している香川光景と連絡はとっているのか?」
「いえ、あまりないです……」
「ならばしっかり連絡とるのだぞ、水軍は戦はもちろん商いや兵糧搬入にも使える。水軍が強いというのは国力の強さにも繋がる」
「また水軍の強い国人とも盟を結ぶ、小早川や村上などな」
「村上は内乱を起こしているはずでは……」
(嘘だろ~ 嘘だろ~ 嘘だろ~)
と俺の中の脳内で響いていた。
有田合戦の逸話とは
有田合戦で討ち死にした熊谷元直(次郎三郎)
ですが家臣がその遺体を持って帰らなかった
しかし、元直の妻は戦場に行き遺体を見つけ
持って帰ろうとしたら重く持てなかった
そこで、片腕を切り落とし持っていった。
という話です。