安芸の名門
初投稿です
更新スピードは多分遅いので暖かい目で見て下さい
武田といえば武田信玄を思い浮かべるが、武田家には分家が多数あるのを知っているだろうか?本家の
甲斐武田、分家の安芸武田、若狭武田、真里谷武田
である。そのなかでも脅威的なスピードで滅亡したのは………
歴史オタク、じいちゃんっ子の23歳、広島の中小企業に勤めている太田涼大は嘆いていた。
「はあ…じいちゃんが亡くなって1年か…」と言いながらじいちゃんが好きだったあたりめとビールを買った
そしてコンビニを出ようとすると、(ドン!!ドガーン!!!!!)まともに車に当たった俺は
「あぁ…このまま死ぬのか」
くそほど痛い体を支えながら俺は目を閉じた。
「ここはどこだ??」
「俺はコンビニで車に当たって死んだんじゃ…?」
とりあえずここはどこか調べようと考えた
そしていろいろ見渡すとあの武田菱が見えた。
「武田菱????」
(まさか武田家か…?)
ということは信玄か勝頼、義信に転生した……?
洗濯物を干していた女性に
「ここはどこですか?」
「は?ここは安芸国佐東郡佐東金山城ですが……?」
「どうしたのです?太郎様?」
「若様そろそろ武芸の時間です」と部屋に入ってきた強面の男。髭がトレードマークである。
思わず「誰だ?!」と言ってしまった。
「某は熊谷次郎三郎にございますが?若様まさか某を
忘れたりしないですよね?!」
「おぅ」
「なら良かった、さぁ某の息子千代寿丸と共に武芸に励みましょう!」と言われ強引に連れてかれたのだった。