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登場人物紹介(ネタバレあり)

ヴィオレッタ・アストリアス (前世名 二十三、渾名は魔女) 十歳

黒髪紫眼、身長130センチ。

本作主人公。前世は実験用ホムンクルス。十七歳くらいで生涯を終える。生前プレイしていた乙女ゲーム「永遠を君に」の悪役王女として転生。人魚(魔物)と人間とのハーフ。



主治医 年齢不詳

黒髪に黒目、中肉中背

前世で二十三を生み出した()()。自身もクローンまたはホムンクルスであり、生まれに対する強烈なコンプレックスからか、|オリジナル《自分を創り出した研究者》を超える研究成果を出すことに全てをかけていた。二十三の慕情を利用して苛烈な人体事件を課したサイコパスでマッドなサイエンティスト。


シンマス・モレノ 二十八歳

茶色の緩いウェーブのボブ、濃茶の目、大きめの口、頬骨が出たごつい顔立ち。海の男らしくゴリマッチョ。身長185センチ。

灯台守。ヴィオレッタの養親。元海軍兵で、現在は守護鬼神と恐れ慕われる屈強なオネエさん。人魚たちに母性特化の人造魂を付与され理想のママとなった彼は、島に流れ着いた赤子のヴィオレッタをひっそり育て、化け物と知りながらも溢れんばかりの愛を注いだ。

ところが、ヴィオレッタが焼け死ぬのを目の当たりにして人造魂は壊れ、ママとしての人格も破壊されてしまう。現在行方不明。


ルーカス・デルガド 十八歳

燃えるような赤毛の長髪、こげ茶の切れ長の目、細い鼻筋、酷薄に薄い唇。細身で身長185センチ。濁声。

王宮魔術師団長。代々女性王族の宦官侍従を勤める家門の出身だった。アマリア王女の侍従であった兄が、王女と旅芸人の男と密通を許すという大失態を犯したため、一族は処刑された。魔力が強かったルーカスだけは処刑を免れ、ヴィオレッタ王女の宦官となるため去勢される。

旅芸人とヴィオレッタ、そしてフェリペ王を憎悪している。

瀕死のところをヴィオレッタの【血の再生】魔法により救われ、彼女の支配下に置かれている。


イルカくん(ラカル) 年齢不詳

魔物イルカ。成獣は体長二メートル前後で、ピンク色の皮膚と尖った口が特徴。獰猛で時に船を襲って人を食べる。

人魚の配下であり、ヴィオレッタに食糧を届けていた。ヴィオレッタの友達でもある。


海馬ヒッポカンポス 年齢不詳

伝説級の魔物または神獣。体長三メートル前後。体表は青色の硬い鱗に覆われており、たてがみは血赤珊瑚の色。

人魚の配下ではないが、近くに棲むと言われている。

メガラニア時代に囚われ、動力源として魂を奪われる。今もなお、海底に沈んだメガラニア遺跡に魂を囚われたまま。


エル・クエロ 千歳超

人魚族。番を失った幼態成熟個体であり、人魚たちの長の一人でもある。身長一四〇センチ、ダークブロンドに青灰色の瞳。

ヴィオレッタの父親であるナウエルの元恋人。人魚たちの食糧でありミイラを管理し、赤子だったヴィオレッタにも食糧を届け続けた。


ウアピ 二千歳超

巨大魚龍。元々は人魚族であったが、ヒトであるレオの子を宿したために魚龍と成り果てた。金の瞳、体も金の鱗で覆われている。体長十五メートル。人魚であった時は迫力美女だった。

自らが人魚の故郷を破滅に導いたと思っており、人魚たちの生存のためにヒトを狩ることもある。番であったプーズー、勇者レオ、自分が産んだ子を探して千年間海を彷徨っている。


クイエン 千歳超

人魚族。藤色の髪と蜂蜜色の瞳の美女。頭は悪い。失言にてウアピに頭を吹っ飛ばされ、未だ再生中。

シンマスを母候補と見定め、人造魂を付与するのに関与した。


プーズー 行方不明時は千歳ほど

人魚族。輝く桃色の髪、桃色の瞳。ツンと尖った可愛らしい鼻と、花びらのような唇。

ウアピの元つがい。レオによる【白夜】発動の際、ウアピの嬰児と共に行方不明になった。

可憐な姿で以前はウアピに依存的であったが、実は芯が強くとても優しい性格だった。


レオ 失楽園編では十五歳くらい、現在は千歳超

ヒト族の勇者。黒髪紫眼、搾りたての乳のような肌の持ち主。平かであっさりした美貌(ウアピ談)の持ち主。

千年前にキルケーに唆されて()()()()()()()()南大陸まで航海してきたが、嵐に遭い難破。ウアピに助けられ恋仲になる。キルケーにより魔の泉にて『白夜』を行使してしまった。

『白夜』の効用により不老長寿となったが廃人化。現住所は王宮の水牢で、死ぬことができる囚人を羨んでいる。封印された魔の森の「扉」でもある。


ナサレナ (レナ=時計塔の拷問官) 失楽園編では十七歳くらい、現在は千歳超

ヒト族の魔術師。真紅の髪、深い茶色の瞳。引っ込み思案だが優しい性格。

千年前にキルケーに唆されて南大陸にやってきた勇者一行の一人。魚龍の海を渡る際に、キルケーの肉盾となり瀕死の状態に。人魚の長カルフにより血の再生と支配の魔法を使われ命をとりとめる。

その後はカルフの僕レナとして王都に潜み、沢山子を成し、宮廷魔術師デルガド家として王宮に入り込ませる。【白夜】発動前に王族を殺すことを一族の密命としてきた。

ルーカスの祖先。

十年前からナウエルを拷問する役を与えられ、時計塔に潜む。カルフ至上主義。


コンラド 十五歳

ヒト族の騎士。灰茶の髪に褐色の肌、琥珀の瞳。

千年前にキルケーに唆されて南大陸にやってきた勇者一行の一人。魚龍の海を渡る際に、キルケーの肉盾となり瀕死の状態に。その後消息不明。

こどもっぽくやんちゃな性格。

コンラドのものだった錆びた剣は、ヘラルドが所有。代々生まれたばかりの王族に忠義(呪い?)の儀式を行う時に使ってきたらしい。


キルケー 年齢不詳 六千歳超え?

自称聖女。亜麻色の髪に、オレンジの瞳。ちまちまと整った顔だち。

千年前に勇者一行の聖女として南大陸にやってきた。そもそもレオやナサレナ、コンラドを勇者とその一行として見出したのも彼女だった。

しかしその正体は人造魂を宿した魔法人形であり、世界を救うためではなく、個人的に魔の泉を奪うために南大陸にやってきた偽聖女。

レオの魂を利用して【白夜】を行使し、魔の泉を占有した。目的は自らの人造魂の修復と、その器となる新たな肉体の創造であった。

シンマス・モレノに取り憑き、逃げ出した肉体を追っていたが、ヴィオレッタに捕まり封印箱に入れられる。

人造魂の大元は、超古代魔術文明メガラニアに生きていた下層民。支配者であった研究員たちに下働きとして雇われ、残酷な仕事を強要された。復讐のため自らの人造魂を作り、魂を犠牲にしてメガラニア文明を滅ぼした。


グレテル 年齢???

キルケーがウアピとレオの子の死体から造った女の子。キルケーの新たな体になるはずだった。

魔の泉の底で眠っていたが、どういうわけか魂が宿ってしまう。王都に彷徨い出たところを、親切な平民夫妻に拾われ娘として育てられる。

ゲームのヒロイン。


アンセル

グレテルの義弟。


マダム・シビラ

平民街のとある家で眠っていた魔法人形。天才的な服飾デザイナー兼針子。ヴィオレッタとルーカスが王宮に戻る際の衣装作りをした。

魔法人形としての使命は素晴らしい衣装を作ること。ヴィオレッタに連れられて王宮へ同行。今は残念すぎる王宮のファッション及びインテリアを大改造しているそう。

マダムの本体は水牢にて処刑されたそうだが、実際は魔の森にいるらしい。


翼蛇

王都の噴水広場に鎮座している彫刻。実は魔の森封印時に石化させられた魔物。

ヴィオレッタに解放されて一緒に王宮へ。特技は風魔法。


ヘラルド

第二近衛師団長。灰茶の短髪と琥珀の瞳、褐色の肌。

古の勇者一行であったコンラドの、錆びた剣を代々受け継いでいる。


フリオ

ヘラルドの弟。ゲームでは攻略対象だった。


シーロ

白髪に赤目の壮年男性。魔術師。ヴィオレッタが本物の王族か真贋鑑定した。


マリア、エマ、ララ

ヴィオレッタの侍女三人娘。


フェリシアナ

王の妃。ミゲル王子の生母。ファッション好きでマダム・シビラの大ファン。


大モモンガくん

魔の森にいる巨大モフモフ。肩に普通のモモンガを乗せている。

千年前に姿を変えられた亜人の一人。


大リスくん、大カマキリくん、大ウサギくん






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