表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/319

平穏・3

こんにちは、本日は好きなゲームが2本発売しました。

私は、Ⅲの方ではなくカプコン製のヘリの方を買ってきます。

第七話投稿させていただきます。楽しんでいただけたら幸いです。

 テルル舎の中に入りテトとトウアを探すトウアはすぐに見つかった。


「トウア兄、こんにちは」


 テルルをブラッシングしているトウアに声をかける。


「おぉ、コハクどうしたこんな所まで来て、テトに用事か?」


 私の声に気づきトウアが振り向きながら聞いていた。トウアもテトも非常に整った顔立ちをしている。まぁ、トウアは優しそうな顔をしていてテトはちょっと生意気そうな顔だけど。


「うん、テトを誘ってユユ達と遊びに行こうと思っているんだけど、トウア兄も一緒に行く?」


 当初の予定にはなかったがトウアも誘ってみる。


「う~ん、誘ってもらえて嬉しいけど俺も友達と約束が有るから今回は遠慮しておくよ。テトは今、小屋の裏に干し草を取りに行っているからもう少し待っていてくれな。」


 ブラッシングを終え私の方まで来てトウアが私の頭をポンポンと撫でながらそう言った。


「でも、テトを迎えに来るならコハクじゃなくてユユの方が良かったんじゃないか?また、あいつに勝負を挑まれるぞ?」


 トウアが心配そうな顔で頭を撫でてくれている。うん、精神年齢的な物を見ると私の方が年上なんだけどね~。

 なぜ、年下に徹しているのかって?答えは簡単ずっと姉だったから妹気分を味わいたいんだよね~


「全戦全勝だから大丈夫!」


 心配そうなトウアに笑顔でブイサインをして答えるとトウアは笑いだした。


「あはは、コハクは強いな、そしてテトは弱いな・・・」


 いやいや、トウアさん、テトは決して弱くはないよ。誰か良い師匠の下に弟子入りしたら相当強くなるよ。私が提案した雷系の強化魔法を何気に取得している。まぁ、自分で使ってみてから提案したんだけどね。

 ちなみに私は大人に内緒で幾つか魔法を創っては試している。どれも、これ、出来るかな?って程度の考えでやってみたが大抵の事は出来た。後は魔法のレベルが上がってからまた出来なかった事をやってみよう。


「お、そうこうしている内に待ち人来る、だな」


 トウアが私の後ろを見て撫でるのを止めながらそう言った。振り向くと入り口の方に餌用の干し草を抱えたテトが入って来る所だった。


「む、よく来たな魔女よ、勝負だ‼」


 私の顔を見るなり元気よくそんな事を言ってきた。誰が魔女じゃ、一発殴ったろうかこのピヨコ頭。

 あ、今から試合でボコボコにするんだった


「うるさい、このピヨコ頭‼勝負は受けてあげるからさっさとテルルにご飯あげてきなさい。」


 腰に片手を当てもう片方の手でテルルを指さしながら言い返す。私の隣ではトウアが笑いを堪えていた。小さい声でピヨコ頭と連呼している。ちなみにピヨコとは家畜用の鳥魔物の雛で黄色くてフワフワしている。


次の次ぐらいの話で少しお話が動くと思いますのでお待ちいただけたら幸いですm(__)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ