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ファンタズマ  作者: あらまき
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 あれは夢だったんだ。現実の話じゃあない。天道は必死に、自分にそう言い聞かせた。

 それを否定する証拠も残っているが、それでもそう願わずにはいられなかった。


 家に戻った天道は、一人で自問自答を繰り返した。一体何があったのか。

 答えなんて見つかるわけが無い。何も知らず、ただ巻き込まれただけの天道に、答えられることなどあるはずも無い。

 自分は無事だ。今生きている。だからアレは夢か幻だったんだ。そう天道は思い込む。いや、思い込みたかった。

 そう知らないことなのだから、それで良いじゃないか。

 天道の体に流れる汗は、走ってきたからだけでは無かった。


 汗でベタベタする体を綺麗にしようと、天道はシャワーを浴びに向かった。

 なぜだろうか。今日の汗は妙にベタつく。

 脱衣場に入り、服を脱ごうとするのだが、何故かうまく脱げない。

 こんなに自分は不器用だったかな。笑いながら、無理やりシャツを無理やり脱いだ。

 

 無理やり脱いだ為、半ばやぶれたそのシャツは、赤黒い液体で染まっていた。

 それが固まった血だと、天道は知らないわけが無かった。

 ついでに大きな穴も見えた。背中の部分にも貫通して残っている大きな穴。

 良く見たらズボンも血に染まっている。ただ紺のズボンだから目立たなかっただけだ。

 それなのに、自分の体は無傷だった。

 天道は今着ていた服を脱衣籠に入れず、その辺にあったビニール袋にシャツとズボンを投げ込んだ。


「そうだ。まだ夢が続いているんだ。血で染まった衣装を見ている俺は夢の中の存在なんだ」

 空ろな目のまま、意識を覚醒させようとシャワーを浴びる天道。

 脳を目覚めさせようと、温度をいつも以上に高くしてシャワーを浴びる。

 火傷しそうなくらい熱いシャワーを浴びているはずなのだが、これ以上目が覚める傾向は無かった。

 それで天道は、ようやくこれが夢では無く、現実であると認めた。

 シャワーを頭に浴びながら、天道は鏡を見た。そこに写っているのは、当たり前だが自分の顔だった。

 だけど、今はそれが本当に自分の顔なのか自信が持てない。


 オマエハダレダ


 鏡の自分からそんな声が聞こえた様な気がした。天道は自分の顔は嫌いでは無かった。

 家族の誰とも似ていないからだ。自分の顔を見て、家族を思い出さなくて済む。

 他人よりも遠く、決して理解したくない存在。そんな家族が、天道は嫌いだった。


 だが、今はそんな家族よりも自分の事が恐ろしかった。ただただ恐怖のみを感じる。もう何が怖いのかすらわからない。

 ただ生きることが怖かった。恐怖と不安から、幻聴すら聞こえてきそうだ。


 シャワーをさっさと出て、適当なシャツとジーパンを履き、髪を乾かす。

 いつもと同じ日常を送ろう。どうせ何も出来ることは無い。

 だけど、どうしても頭に死がこびりついてる。何があったか思い出せない。何故こうなってしまったのかもわからない。

 シャツの大穴が空いていた場所と同じ自分の体を触れている。そこには確かに肉がある。穴も開いていない。

 自分が変なのか、それとも世界が変なのか。天道は己にそう問うが、答えはどこからも帰って来ない。

 ここは誰かの夢見た世界で、自分は夢の住民なんじゃないか。

 そんな妄想が、天道の中に入り混じった。


 膝を立て、座ったままぶつぶつと自問自答を繰り返す。

 そうしないと、恐怖で体がおかしくなってしまいそうだからだ。

――自分はここにいる。ここにいるのは自分なんだ。

 そう、自分に言い聞かせないと、それすらも信じられなくなりそうだった。

 

 気付いたら、一睡もせずに朝になっていた。寝ようとしても寝られないだろう。

 寝ると死んでしまう。または世界が壊れてしまう。そんな気すら起きていた。

 

 このまま家にいても、どうしようもない。というよりも、じっとしたまま家に閉じこもることに、もう耐えられそうになかった。

 天道は着ないだろうと思って仕舞っていた予備の制服に着替えた。

 普段ならどこかに遊びに行くか、今日はそんな気にすらなれなかった。


  私立明星(みょうじょう)高等学院NEVER。やたら意味の無い長い名前の看板が見える。天道が行っている高校がここだった。

 名前をつけた人の頭はおかしいと思う。

 まず私立。これはそのままの意味だ。次の明星。これは学校名としてで無く町名だ。東京都大世区明星町。それが天道の住んでいる地区名だった。

 それでここまで漢字で続けておいて最後はNEVER。通称はネバー高。ねば高だ。納豆みたいな名前になってしまった。

 理事長が今までに無い広い受け入れと自由な校風。全ての人が自分の個を持って羽ばたいて欲しいからという意味でこの名前になったらしい。

 天道はどうせなら羽ばたくや自由を名前にもじって欲しかった。だが文句は口に出せない。マトモに学校に行かなくても卒業できそうなのはここくらいしか無いからだ。


 自分の教室の2-Aに入る天道。中に入った瞬間ざわめきが聞こえた。そのざわめきは自分に向けられた者だということは理解出来た。

「ついにファッション不良止めたの?」

 自分ににやにやと話しかけてきたのは藤堂和樹(トウドウカズキ。数少ない友人で、そして恩人と言える人物だ。

 藤堂が居なかったら自分は不良としてクラスの腫れ物扱いだったはずだ。今のいじられ役もそれはそれで気に入らないが。

「ファッションでもなければ不良でもないぞ」

 天道が睨みながら藤堂に言う。藤堂はわざとらしく両手を挙げて怯えるフリをする。

「どうかご容赦をー。財布はありません。でもジャンプもしません」

 天道た頭を抱えながらため息を付く。いつもこういう風に自分が怖がられないようにいじってくれていた。わざとなのか天然なのかわからないが。

 一つ言えるのは、恩人には違いなかった。そのせいでファッション不良と呼ばれるようになってしまったが。

「それでどうしたこんな時間から。昼から来るのすら珍しいくらいじゃん」

 自由な校風だがネバーには不良は少ない。何故なら上を目指せばいくらでも目指せるからだ。楽そうだからと言って入学した他の不良はもう既に退学していた。ここは不良にとって居心地が悪い。

 大体の生徒が上を目指して何か己の価値を高める努力をする。

 それは学業だけで無く、スポーツでも良いし、研究や物書き、ゲームすら、学校は努力を肯定してくれる。

 この高校のOBには、チェスの世界ランキング一桁もいるし、プロゲーマーもいる。

 だからこそ、生徒も希望を胸に、己の夢を掴もうと努力していく。

 そんな中で腐ることは中々に難しい。現に天道も居心地が悪い。だが天道には他に行く場所も無い為、サボりながらも惰性で学校に通っていた。

 大体一週間に三日くらい昼から登校する程度だが。


「あー。ちょっと色々あってな」

 天道の言いにくそうな言葉に藤堂は神妙な顔つきになった。

「本当に困ったことがあったら言えよ。俺に出来ることって大したことないけど」

「いいや大丈夫。何て言えばいいかわからないだけだから」

 藤堂の優しい言葉に天道は安心を覚える。ただ、何があったかは言えなかった。自分でも良く分からないことをどう伝えたらいいかわからなかった。

「そうか。無理はするなよ。ただでさえファッション不良なんだから」

「その呼び名はやめてくれ。お前も困ったことあったら言ってくれよ」

 家族が居ない自分が、歪みきって無いのは藤堂を始めこのクラスの仲間達のおかげだった。

 藤堂が自分にちょっかいをかけて自分が突っ込む。そこから、クラスの中に天道も入ることが出来た。だからこそ、こいつらには多大な恩がある。

「んー。悩みはあるけどなぁ。陸上のことだからなぁ」

 藤堂は自分の所属している部活のことを言っていた。この学校のクラブはレベルが高い。設備も監督も一流。それは上を目指す努力を学校が肯定しているからだ。

 天道は知っていた。藤堂が最近伸び悩んでいることを。そして自主練の時間を大きく増やしていることも。

「無理して足壊さないようにな」

 知識の無い天道には他に何も言えなかった。


 チャイムの音が聞こえた時には、既に全員席に座っていた。真面目だからではない。

 もし話でもしていたら担任が混じって話をしだすからだ。そうなった最悪である。

 このクラスの担任は、極度の話し好きで聞き好きだ。

 話が盛り上がると、本格的に授業に差し支える。

 現に一度、盛り上がりすぎて一時間授業がつぶれ、担任含むクラス全員が校長に叱られるという事態になったこともあった。

 だから生徒と担任、お互いの為に生徒は自主的にチャイム前に着席を終えるようにしていた。


 ガラガラとドアの開く音の後に担任の北川司(キタガワツカサ)が入って来た。二十代だろう見た目の男性。実年齢は知らない。興味無かった。

 むしろ今気になるのは、北川の後ろに男子生徒がいることだ。天道はその少年に見覚えが無かった。

「えー。日直前に皆さんに言う事があります。急な事ですが転校生が来ました。共に学んで行きましょう。では佐藤さん。自己紹介を」

 佐藤と呼ばれた生徒は一歩前に出て大きな声で挨拶をする。

「始めまして。佐藤修二(サトウシュウジ)と言います。親の都合の転勤で、急に来ることになりました。また仕事の都合で何時まで居られるかもわかりません。短い間になると思いますが、どうか仲良くして下さい」

 笑顔のまま大きくお辞儀をする佐藤。その姿に緊張は全く見えない。転校が多く、離れしているのだろう。クラスは彼を拍手で歓迎した。

 一瞬。本当に一瞬だが、天道は転校生が自分を見つめていたような気がした。ただの視線なら気にならない。だがその視線は獣が獲物を狙うような。そんな視線だったような気がした。


 ホームルームの時間が終わった瞬間にクラスメイトは転校生の佐藤の元に群がった。矢継ぎ早に質問を投げつける生徒達。佐藤が慌てているのは見てわかった。

 それでも佐藤は彼らの質問に丁寧に答えて言った。


 親の仕事はサラリーマン。ただ転勤が多い。行ったことあるのは日本数箇所の他にアメリカにもいた。兄弟も恋人もいない。趣味は特に無い。クラブ活動もする予定無い。

 丁寧に一つずつわざわざ答える佐藤。その様子は普通の高校生にしか見えない。

 さっきの鋭い視線は、気のせいだったんじゃないか。そんな気がしてきた。

 実際、佐藤からの接触は一度も無かった。


 授業も特に滞りなく進んだ。先生側も、普段いない天道に、わざわざ触れようとしない。勉強するなら拒まず、しないなら放置の姿勢。それがネバ高のやり方だった。

 それはそれで天道にはありがたかった。今は勉強に集中した方がマシだ。余計なことを考えなくて済む。


 

 珍しく授業に集中していたからだろう。あっという間に昼休憩となった。弁当を準備しているものや購買に移動する者が目立つ。天道はここで予期せぬことに襲われた。吐き気である。

 何故かわからないが食べ物の匂いがつらい。特に肉がきつい。口の中に血の味がするような、そんな不快な気持ちになってくる。

 ここに居続けたら本当に吐きそうだ。


 天道は食事中の他の生徒の邪魔にならないようにそっと移動した。

 変に心配させたくなかったからだ。


 本当は鍵がかかっていて、入れない屋上。ただ鍵が壊れていて、ドアノブの捻り方をちょっと工夫するだけで開いてしまう。

 天道はこっそり、その中に入っていった。

 本当は悪いことなんだろうが、便利だから未だ誰にも話していない。静かになりたい時、主にサボりたい時に、良くここに来ていた。


 平たい校舎だからか屋上と言っても結構広い。縦なら五十メートル以上はあるだろう。たまに生徒会が他行との会合などの学校行事に使ってるらしい。

 ただ、普段は開放されてないからこの場所の事はあまり知られていない。

 風が感じられて外から見えないこの立地は天道にとって良い憩いの場になっていた。



 天道は自分が疑心暗鬼に囚われている自覚があった。きっと自分は殺されえる。そんなことをつい考えてしまう。そして、それも良いかもしれないと思えるほどに精神は疲弊していた。

 友人はいる。クラスは良い奴だ。だが自分には生きる渇望というモノが無い。家族と呼べる存在は自分に愛をくれなかった。本来なら愛をくれるはずの家族は、自分を置物で予備で道具のように扱った。

 だからだろう。死んでもいいかと思ってしまうのは。だから隣に男が現れても特に反応しなかった。


「隣良いですか?」

 転校生の佐藤がにこにことした顔でこちらを見ている。

「ここに飯は無いぞ。時間無くなるから早く食っとけ」

 心にも無いことを言って追い返そうとする天道。どうせそんな話では無いだろう。

「いえいえお構いなく。ところで質問なのですが。私が来ても特に驚きませんでしたね?」

 質問では無く尋問のようだった。ちらっと佐藤の顔を見る。笑顔だが目は笑ってなかった。

「ああ。どうせこうなる予感がしてたからな」

 死ぬのは怖くないと思っていた。そうでも無いと昨日知ったが。

 でも生きようとは思えなかった。生きる理由が見当たらない。死ぬのは怖いが生きる気は起きない。我ながら何と愚かなのだろうか。天道は自分の存在の滑稽さに笑いが出た。

「そうですか。なら失礼ですが少々同行していただけますか?」

 佐藤が手を伸ばす。天道は立ち上がり手を取ろうとした。

 あの手は死神だ。アレに手を伸ばせばきっと楽に死ねるだろう。天道はそう思いながら手を伸ばす。

 そして佐藤の手を掴もうとするが、何故か出来ない。ただ佐藤の手を握る。それだけのことが、何故か出来なかった。

「どうかしました?何か忘れ物でも?」

 笑顔が剥げてこちらを不振な目で見る佐藤。自分でも怪しいと思う。手を伸ばそうとしたまま固まっているのだから。


 ただ、誰かが自分に生きて欲しいって。そう願っていたような気がしたら、その手を取ることが出来なかった。


 僅かだが、生きないといけない。そんな風に気持ちが変わった。

 自分でも理由がわからない。だが、そうと決まったなら生きる為にしないといけないことがある。

 目の前の怪しい転校生の手を取っている場合では無い。

 そのまま反転し飛んで距離を取る天道。何故かわからないが、思った以上に跳べた。軽く十メートルくらい飛んでるのでは無いだろうか。

「ちっ。怪しいと思ったんだ!」

 佐藤は舌打ちと共にこちらに追いかける。追いかけながら手をこちらに向けてくる。不思議な動作だった。拳銃でも握っていたのだろうか。理由はすぐにわかってしまったが。

 天道の腕に白い糸のような物がくっ付いていた。想像出来ないファンタジーな世界。ただ、とあるコミックで良く見た能力だからか一目みてソレが何なのかわかった。

 蜘蛛の糸だ。あいつはどうやら某ヒーローと同じことが出来るらしい。

 糸を引きちぎろうとするが予想以上に糸は丈夫だ。ちぎるのはすぐには出来そうにない。そして。この糸のせいで距離も取れない。いっそのこと逆で試してみるべきか。

 天道は、そのまま手についている糸を思いっきり引っ張った。火事場のなんとやらか自分の力が異常なことに気付く。

 佐藤が勢いに負けて宙に浮いている。ただ慌てた様子は無い。そのままこちらに右手を向けてくる。糸を撃つと理解した天道は思いっきり横に移動する。自分の腕に絡んでいる糸は少し緩んでいた。

 いや引っ張られるのを嫌ってわざと緩ませてるのかもしれない。

 ようやく目が覚めてきた。あいつは敵だと理解した。今まで寝ぼけていたようだ。敵を殺すという考えが出てきてなかった。武器は無い。いやこの力なら十分武器になるだろう。

 天道は両手に力を込める。すると不思議なことに爪が硬く鋭く伸びた。それと同時に何故か相手を噛み付きたくなる。良く分からないが、自分の体は武器と呼ぶに相応しいらしい。

 目は覚めているが意識は朦朧として、変な高揚感が生まれていた。ただ一つだけわかることがある。相手を殺して生き残る必要があるということだ。天道は爪で自分に撒いてある糸を切る。

 粘着性だが、切り落とすことは出来た。ただ爪を使って切り取ったせいか、今度は左手の爪に糸がからんでいるが。まあそれでも右手が自由になっただけよしとしよう。相手を引き裂くにしろ、かみ殺すにしろ、右腕はあった方が便利だ。

 自分は相手に接触しないと攻撃手段が無い。相手の位置を確認する。佐藤は未だに空にいた。それなりに時間がたっているのにずっと空にいるのは不思議だった。まあ糸で何かしているのだろう。

 それに天道にとっては大差なかった。そこは自分の間合いに入っていると言えるからだ。

 足に力を入れて、地を蹴る。そのまま相手に飛び掛った。跳びついてくることは、相手は予想できなかったらしい。佐藤は驚愕の表情を浮かべている。

 そしてそのまま相手を爪で裂こうとしたが、何故か力が入らなかった。蜘蛛の力を使っているということは知っていたが、考えが行きつかなかった。毒だろう。

「くそが。あと一歩なのに」

 必死に声を絞り出す天道。後一歩で確かに爪は届いただろう。だが、その一歩はもう絶対に取り戻せない一歩だった。

 そのまま天道は意識を失い、屋上の地面に激突し、意識を失った。




「もしもし。ちょっといいですか?」

 寝ている天道を放置して佐藤は電話をかけた。相手は上司の様で、礼儀正しく話していた。

「ターゲットと関係のありそうな生徒に接触。急に襲われた為に捕縛を試みた所突然倒れました。原因がわかりません。はい?拠点につれて帰れ?」

 淡々と事実だけを話していく佐藤。その表情は全く無かった。のっぺらぼうのようですらあるほど無表情だ。

「了解。では失礼します」

 定型文を話して電話を切ってため息一つ付く。思ったよりも面倒なことになってそうだからだ。

「せめてこいつが何かわかったら少し楽になるかなぁ」

 倒れている天道を見下ろしながら、また一つため息を付く。佐藤は憂鬱な気分のまま、天道を背負い、人に見られないように屋上からどこかに飛び去っていった。


ありがとうございました

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