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S:68 色欲
third lifeの新章突入です。
――
「ん……」
目を開くと、そこは空の知っている天井があった。
だが、おかしいと感じるのは、窓からさす光と、空が今いる場所の組み合わせが決して起こりうることのないことだと知っているからだ。
「どうして、俺……」
昨日見た天井。一面白のタイルが張り巡らされた天井。
「こんにちは」
突如聞こえたその声に反射で反応してしまう。空の右側。そこから聞こえた澄んだ声の持ち主は、空と同じようにベッドに横たわっていて、少し開けられたカーテンから覗く髪は――まぶしいほどに、色の存在を疑わせるほどに白く輝いていた。
「君は……誰?」
カーテン越しの存在に問う。
「私? 私は――」
そして彼女は、こう答えた。
――プレム学園七勢派が一つ、『色欲』の『ラスト』の名を授かる――ただの悪魔よ、と。
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