表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/105

S:63 少年の記憶


 暗闇は打ち砕かれ、突然の光に視覚が悲鳴を上げる。

 しばしの間目をつむり、その代わりに音がよく聞こえた。

 暗闇の中、がれきの崩れる音、子供大人の騒ぐ声が聞こえてくる。

 もしかして、助けが来たのか。

 思っただけのその問いに呼応するように、騒ぎの元凶が答える。


「大丈夫か、少年!」


「――あ……」


 声をかけられても、発生する術を忘れてしまった少年は返答しかねる。

 それでもその声主は気にしないように。


「任せとけ、少年。子供たちはここにいる分で全部じゃない。この戦いが終わった後、皆救ってやる」


 男は笑顔でこちらに振り返り、しばらくしてから誘拐犯に向き直る。


「さて、お遊びはここまでだ。――今まで踏みにじった命の代償は、高くつくぞ?」


 物騒なことを言っているにも関わらず、その目に怒りを携えているにも関わらず、その表情は笑っている。何よりもまぶしく、頼もしく思えた。


「――頑張、って……」


 その姿を見た少年の口から出た言葉を、男は笑い飛ばして


「任しとけ。お前の不安もトラウマも――全部吹き飛ばしてやる!」


 そして男は――剣を抜く。伝説が始まる。

面白いなと感じてくれたら、

評価、ブックマークしてくれると嬉しいです!

「ここはこうしたほうがいいかも!」などの意見、感想も待っています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ