表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/105

S:43 子供あやし

「――」


 どうしてだろう。目の前で女性が泣いているのに。

 その姿が妙に神秘的で、魅入ってしまったのは。

 コロシアムに差し込む日が、さらにその現実離れした景色を加速させる。

 開かれたエメラルドグリーンの瞳。目からこぼれる透明な涙。泣いているのに、惚けた表情。子供のようだった。いや、スロスは――子供になりたいのかもしれない。弟にどれほどの思い入れがあるのかは分からない。しかし、涙に匹敵するほどの存在だったことは分かった。

 だからだろうか。


「――」


 空は気づけば、その頭をなでていた。

 しばらくなでていると、スロスが声を上げて、手で顔を覆い泣く。――その時の空の表情は、スロスにしかわからない。

 そしてそれは、泣き止むまで。

 子供をあやすような、どこか懐かしい感じを持って、無言でなで続けた。

面白いなと感じてくれたら、

評価、ブックマークしてくれると嬉しいです!

「ここはこうしたほうがいいかも!」などの意見、感想も待っています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ