*設定資料
ネタバレにならない範囲での世界観の設定紹介です。
逆に言うと、本編にはあまり関わらない設定ということになりますが(笑)
一応、本編中で触れたことのおさらいなんかも入っています。
【世界編】
・時代設定
西暦で言うと2400年代後半になります。
神暦182年は西暦2482年として曜日等を設定しています。
ちなみに神暦182年4月1日は水曜日です。
・文明レベル等
西暦2200年代に世界規模の戦争が起きて、一度文明社会が崩壊しています。
この時に各国の主要な都市は消滅してしまい、それ以外の都市も廃墟と化してしまいました。
そして某あ○しでヒャ○ハーなマンガのような、法律も秩序も無いような時代が訪れました。
魔法に目覚める人間が現れたのは、そのような世界で肉体的に弱い者が生き残る為という設定になって(?)います。
作中の時代では復興も進み、戦前の技術のほとんどを取り戻しているのであまり関係無いことですかね。
・この時代の地球
戦時中の兵器が残っているせいで、大都市圏以外での生活は困難なようです。
それらへの対策が急務なので、強力な軍隊を持っている国家が多いものの、国家同士の全面戦争は起きていません。
地球以外の天体(月や火星など)への移住も、小規模ではありますが進んでいるはずです。
もっとも、智観も含めた多くの人は「宇宙は地上から見上げているのが一番」と考えているようで、進んで地球外に移住したいと考える人はあまりいないようです。
世界共通語は作中でもテストの下りでちょっとだけ触れられているように英語です。
作中では単に共通語と呼ばれていますが。
・国家関係
国家間のトラブルなどは原則的に連合政府が間に入って処理しています。
なお、連合の本部は北米大陸にあるという設定になっています。
北米大陸自体は、戦争での被害がもっとも大きかった地域の一つである為、どの国家も領有することを許されない「聖域」という扱いになっています。
【日本編】
・この時代の日本
共和制になっています。
テストの回で示唆しているように大統領と首相が両方存在していますが、国家元首は大統領の方ということになっています。
領土は現代の日本とほぼ同じですが、東京・大阪などの都心部は消し飛んでいる設定なので、地形や人口分布等は変わっています。
智観の村は和歌山あたりに、首都播須市および学園は兵庫あたりにあるということになっています。
・国防軍について
費用は当然ながら税金でまかなわれています。
兵員は学園の卒業生(在学期間と同じだけの間、入隊を義務付けられていますが、その後も残る人も)が多いです。
ちなみに退学になった人も入隊を義務付けられていますが、その場合には二等兵からのスタートとなります。
こちらの人は義務付けられた期間が終わると大半が辞めるようです。
・宗教について
デリケートな問題なので割愛。
とりあえず神道は生きてます。巫女さんもいます(笑)
ご安心ください。
・通貨の価値
1ルミナが大体1円(または1セント)程度と思っていただければ大丈夫です。
・四季について
現代日本と同じと考えていただければ問題ありません。
南北両極の氷が解けて常夏になったりとか、核の冬で寒冷化したりとか、そういったことはありません。
【教育編】
・学園のクラス分け
男子と女子で完全に分かれており、その中で更に十五歳で入学する者と、それ以外の年齢で入学する者(落第者もこちら)とで別れています。
智観のクラス(女子Cクラス)は、十五歳の生徒が入るクラスです。
男女でクラスが分かれているのは、身体能力の違いなどから出てくる戦闘訓練等での問題を回避する為という後付設定があります。
身も蓋も無いことを言ってしまうと、百合が当たり前の環境を作る為です(笑)
・教育制度について
都市部のそれなりに裕福な家の子供は、小中あわせて九年間、学校に通います。有料です。
その後は高校に行って就職または大学に進学することが普通です(千秋の姉の夏姫さんはこのタイプ)。
魔法学園に入って国防軍に入隊する人もそれなりにいます(千秋と明日華はこちら)。
例外的に特に裕福な家では、家庭教師を雇って個別に教育を行っているみたいです(作中では麗奈が該当)。
都市圏から離れた農村部では公立の学校なんかも無いので、村の物知りな人に勉強を教わっているケースが多いようです(智観はこのタイプ)。
【百合編】
・世界の男女比
若干の誤差はあるものの、ほぼ同じくらいです。
作中で女性しか出ないのはたまたま視点を当てている場所が場所だからです(笑)
ちゃんと男性もいます。
・同性婚について
認められていない国が多く、作中世界の日本もそのうちの一つです。
ただし夫婦と同等の権利を得られる制度があることはあるようです。
・百合カップルはどの程度の関係まで進展するのか(デートするだけ、キスまで、または最後までなど)
これだけは言っておきます。
ご期待に応えられると保証はできませんが、ご期待ください(笑)