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第十四話 夜を彩る音

 学生の最大の関心ごと。

 古今東西、それは何といってもテストだろう。

「そう言えば智観ちゃん、テスト勉強進んでますか?」

 千秋がその話を切り出したのは、一学期の期末試験が始まるほぼ一週間前。

 七月九日の放課後、教室で談笑している時のことであった。

「うーん……ちょっとテストってどんなのかよく分からないけど、それなりかな?」

 正直なところ、智観はこれまで学校に通った経験が無いので、テストというものの雰囲気等が分からなかった。

 ただ、現在のところ、授業内容はほぼ全てその日のうちに理解できてはいた。

 最近では夜の特訓を一時中断して、その分を勉強時間に回しているのも大きいのだろう。

 だから不安は無かった。一部の教科を除いては、だが。

「じゃあちょっと復習です。眠る・観る・来るの活用形は?」

「えーっと……五段活用と。観ない、観ます、観るだから上一段活用。それにサ変ですよね」

「おぉ、凄い! 全問正解です」

「やるなぁ」

 出題者の千秋と、隣にいた明日華は揃って目を丸くした。

 別に彼女達に悪意があるわけではないのだろうが、馬鹿にされたようで智観はむっとした。

「何だか馬鹿にされてるみたいだけど、私だってちゃんと勉強してるんですよ」

「みたいですね。じゃあ次は数学から行きますよ」

 千秋は楽しそうに次の問題を出す。

「『偶関数』の定義は?」

「あれは確かグラフにするとy軸対称だから……f(x)=f(-x)でしたっけ?」

 口に出して少し考えたものの、落ち着いて答えた智観。

 緊張した面持ちで千秋の採点を待っていると。

「えっ!?」

 明日華の驚愕の声が横から割り込んできた。

「y軸対称で何でxを……あれ? うーん……」

 彼女は頭に疑問符をいくつも浮かべた様子で、しきりに何かの計算を繰り返しているようだ。

 明日華のそんな反応を見ていると、智観も段々と自分の答えが正しいのか不安になってきた。

 対称という概念を間違って覚えていたのか。

 それとも偶関数そのものの定義を間違っていたのか。

 智観の頭の中をぐるぐると様々な数式や用語が飛び交う。

「明日華……思いっきり根本から間違ってますよ。あ、智観ちゃんは正解です」

 数式と用語の奔流から彼女を救い上げたのは、千秋のその言葉だった。

 それを聞いてほっと胸を撫で下ろす。

 間違っていたのは明日華の方だったらしい。

「と言うか明日華の場合、中学でやったでしょうが!」

「私は体育と魔法以外はさっぱりなんだ! 悪いかっ!」

「何そこで開き直ってるんですか!」

 また始まったか、と智観は呆れると共に微笑ましくも思えた。

 幼馴染というだけあって普段は仲の良い千秋と明日華なのだが、時々今回のように凄い剣幕で言い合いを初めてしまう。

 痴話喧嘩とは、きっとこういったもののことを言うのであろう。

(良いな……いつか私も)

 互いに遠慮無く口喧嘩ができ、すぐに何事も無かったかのように仲直りできる関係。

 それは決して一朝一夕で出来上げるものではなく、幼馴染だからこそ為せる業なのだろう。

 智観にはそんな彼女達の関係を羨ましく思えた。

 それと同時に、いつの日か自分もそんな関係になりたいと願うのであった。


「あ、でも私、共通語は苦手かも」

 口喧嘩が終わって若干疲れた様子の千秋と明日華。

 そんな微笑ましい二人を見ていて、智観は唯一の気がかりを口にした。

「そうなんですか?」

「まぁ言われてみればそんな感じがするけど……」

 二人は智観を上から下まで――と言っても椅子に座っている状態なので顔から胸くらいの高さまでしか見えないのだが――を眺め回して感想を述べる。

 気心の知れた仲とは言え、こうじろじろと見られると少し恥ずかしい。

 そっと両腕で自分の体を覆う仕草をする智観。

 水泳の時のように、また何かされるのではという予感が頭を過ぎったが、杞憂だった。

 制服の時には興味が無いのだろうか。

 千秋はまじまじと智観を眺めているだけだ。

 明日華は何かを考えるような素振りを見せてから、やがて口を開いた。

「じゃあちょっと普段使ってる魔法。そうだな……ファイアーボールで良いか。ここにスペル書いてみろ」

 そう言って、ペンと不要になったプリントの裏側を差し出してくる。

「それじゃあ私が採点しますね。公平な目で」

 黙って見ているだけだった千秋もこの提案に乗ってきた。

 いつの間にか出した赤ペンを指先でくるくると回し、すっかり採点者気分だ。

 自信は無かったが、勢いのままに自分もペンを取る智観。

 ところが紙面を前にしていきなり詰まってしまう。

「う……え、えーっと……」

 ファイアーとボールで単語に分かれて、確かそれぞれの頭文字はFとB。

 そこまでは分かったが、後のスペルが全く出て来ないのである。

 頭を捻るが、考えたところで出てくるようなものでもない。

「わぁーっ! 分からない!!」

 遂に諦めた彼女は、アルファベットからそれらしい発音になりそうな文字を適当に並べて書き殴った。

 書き終えたら紙を机に叩き付け、乱暴に頭を掻く。

「どれどれ?」

 千秋が提出された紙を取り、答えに目を通す。

「うっ? これは!?」

 ところがそう言ったっきり、彼女は言葉を失ってしまった。

「どうした? 何が書いてあったんだ?」

 首を傾げる明日華。

 千秋は無言のまま、緩慢な動きで彼女に紙を手渡す。

「何々? ぶっ」

 無地のプリントの裏で異様な存在感を放っていた「faiar boal」という文字列を目にした途端、明日華は思わず噴き出してしまった。

 今度こそは確実に馬鹿にされている。

 そう確信した智観は、わざと拗ねたような口調で不平を言った。

「苦手って言ったのに笑わないでよー! ちょっと傷付くんですけど」

「いやいや。いくら何でもこれは無いだろ、これは。ちょっと借りるぞ」

 まだ口元をひくひくと動かしている明日華は千秋の手から赤ペンを抜き取り、智観の回答の下にfire ballと正解を書き加えた。

 一応教科書で確認してみると、どちらの単語もそれで正しかった。

「あ、信用してなかっただろ」

「は、はい……ごめんね。でも自分でもこれはちょっとね……」

 教科書を閉じてから、もう一度自分の回答に目を落とす。

 合っているところの方が少ない。

 他の科目はともかくとしても、流石に危機感を持たざるを得なくなってきた。

「後、智観って時事問題とかも苦手そうだよな」

「うー……そうかも」

 第三者視点から自分の弱点が分かるというのはありがたいものだ。

 明日華の鋭さには感謝と尊敬の念を禁じ得ない。

「あ、でも私だって今の大統領と首相なら知ってるんですよ」

「それで威張るのはちょっとどうかと……」

 そこへいつの間にか復活した千秋が口を挟んできた。

 自分で言っておきながら、確かに自慢にもならない。

 その程度のことなら僻地の子供でも知っているだろう。

 言わなければ良かったと智観は心底後悔した。

「じゃあ今日の晩から皆で勉強会でもしません?」

 智観が肩を落としている傍らでそんな提案を持ち出したのは千秋だった。

 願っても無い申し出だ。断る理由などあるはずも無い。

「ありがとう、千秋ちゃん! それ賛成です」

「流石は私の千秋だな。感謝するよ」

 智観が、そして明日華も賛同する。

「うふふ、決まりですね。でも明日華、せめて中学の復習くらいはしておきましょうね」

「先生みたいなこと言わないでくれ……」

 今夜からは騒がしい勉強時間になりそうな予感がした。

 嫌な気はしない。

 むしろ、ここ最近の一人での勉強にもそろそろ飽きが来ていたところだから、逆に楽しみでもある。

 それに小学校や中学校でテストというものを経験している二人の存在は頼もしい。

「それでは七時くらいに千秋ちゃんの部屋に行きますから、待っててね」

「了解です」

「おっけー」


 そうして約束を交わし教室を出る三人。

 そこへ近付く影が一つ。

「あれ? 麗奈さんどうしたんですか?」

 影の主が見知った相手だったので、自然に声をかける智観。

「べ、勉強会をするんですってね」

「え? うん。そうだよ」

 麗奈にしては珍しく、どもりがちで、目線も逸らし気味なことが若干気にかかった。

 だが彼女にも事情やその時々の気分があるのだろう。

 だから智観は特に追及するようなことはせず、素直に答えた。

「どうしたんだ? まさか一緒にやりたいとか?」

 悪戯っぽい笑みを浮かべて問い返したのは明日華だった。

 好奇心が半分、楽しみが半分といった様子だ。

「まさか! 麗奈さん賢いから……」

「悔しいですけど、実力は本物ですからね」

 智観と千秋は揃ってその可能性を否定する。

 それもそうか、と二人に指摘されて明日華が考え直した。

 一瞬麗奈がびくりとした反応を見せたことには三人とも気付かず終いだった。

「じゃあどうしたんですか?」

「え!? 確かにあたしは賢いけど……! そうだ。勝負よ、勝負!」

「勝負?」

 いきなり勝負と言われても何のことかまるで見当が付かない。

 それは智観に限ったことではなく、千秋と明日華も同様だった。

 揃って首を傾げている。

「智観、あんた次のテストであたしと勝負しなさい。それを言いに来たのよ。じゃあ!」

 三人が話に付いて行けないまま、麗奈は一方的にそれだけ捲し立て、そそくさと立ち去ってしまった。

「何だったんでしょう?」

「さあ?」

「謎だな」

 後に残された三人は少しの間、呆気に取られてその場に立ち尽くしていた。

 しばらくしてから寮に帰る途中だったことをようやく思い出し、三人は再び歩き始めた。



「あぁー! あたしの馬鹿ー!」

 智観達の前から逃げるように立ち去った麗奈。

 彼女は三人の死角になるところまで来るや、頭を抱えて自己嫌悪に陥っていた。

 丹念に手入れしている青い髪のさらりとした手触りがいつに無くはっきりと感じられたが、今の彼女にはそれすらも苛立ちを強めるばかりでしかなかった。

「何挑戦状なんて叩き付けてるのよーっ!」

 今のは智観達との仲を深められる絶好のチャンスだったはずだ。

 ところが彼女はそれを自ら棒に振ってしまった。

「『教えてあげる』って言うだけで良かったのに!」

 一言。

 そう、たった一言それだけ言えば、彼女達と一緒に勉強する時間を持つことが出来たはずだ。

 他の二人はどうか知らないが、少なくとも智観だけは快諾してくれるだろう。

 ところがその一言が、言いたくてもなかなか言い出せない。

 そればかりか今回に至っては正反対の出まかせを口走ってしまった。

 同年代の少女達と話す術さえ持てないが悔しくて、麗奈は自分自身に憤りを感じていた。

 もう少し頭が悪かったとしても構わない。

 運動神経が鈍くても、魔力が低くても別に良い。

 ただ、クラスメイトと当たり前のように話せるだけの能力の方が、彼女には羨ましかった。

「お父様、お母様……家庭教師よりも、普通の学校に入れてほしかったわ……」

 普通の学校にすら行けない子供が沢山いる今の社会で、それが贅沢な悩みであるとは理解していても。




「千秋ちゃん。ここの訳ってこれで合ってるの?」

「なぁ、この連立方程式の解教えてくれよ」

 千秋の部屋に筆記用具や教科書を持ち寄っての勉強会はその日の夜から始まった。

「とりあえずこのページのは全部解けた」

 そして何故か智観が連れてきた悠里も一緒だ。

 隣の部屋の悠里にも声をかけてみたら、そのままついてくることになったらしい。

「だから答えそのまま教えたら意味無いですって……あ、智観ちゃんのはそれで正解ですよ。悠里ちゃんのは採点するから待っててください」

 勉強会ではもっぱら千秋が教える側で、他の三人が教わる側となっていた。

 この中で一番成績が良いのが彼女なのだから、それは自然な流れなのだが。

 しかし智観もただ教わっているばかりではなかった。

「じゃあ私からヒント。その式、全部で文字が三つあるよね? xとyとz。まず式と式を足したり引いたりして、どれか一つを消すことから考えてみたら良いと思うよ」

 自分の分かる範囲でだが、明日華や悠里にアドバイスもしている。

 理由は二つ。

 まず一つ目は、千秋が言うところによると、人に教えることは自分の理解度を更に高めるのにも役立つらしいからだ。

 彼女は「先生の受け売りですけどね」と申し訳無さそうに言っていたが、実行してみると至極納得の出来る意見であった。

 自分の中で噛み砕かずして、どうして人に説明など出来ようか。

 説明する為の言葉や手段を考えるうちに、自分の頭の中にある雑多な情報が綺麗に組み立て直されていくのが智観自身でも分かった。

「おぉ、ありがとう。やってみるよ」

「頑張れっ!」

 俄然やる気が出てきた様子の明日華。

 彼女に声援を送ってから、智観は自分の勉強に戻る。

 目標としている梨恵に追い付くにはこんなところでつまずいているわけには行かない。

 その想いが彼女の原動力となった。

 それに今夜は仲の良いメンバーが揃っているのも大きい。

 普段よりも頭が回るような気がした。

 これならテストも大丈夫そうだ。

 そんな根拠の無い自信さえ感じられた。


 勉強会はそれから二時間ほど続いた。

「ふぅ……疲れた」

 すっかり疲れた様子の智観は、そう言って千秋のベッドに背中から倒れ込んだ。

 ふわふわとした布団に体を預けていると、睡魔に襲われそうになる。

 寝惚け眼を服の袖で擦りつつ時計に目を向けると、既に午後九時を回っていた。

 どうりで眠くなってくる訳だ。

「そろそろお開きにしましょうか?」

 智観以外も皆疲れた顔をしていることを見て取り、千秋はそう提案した。

「賛成!」

「もう夜も遅いし」

 明日華と悠里もそれに賛成したことで、正式に勉強会は終了となった。

 千秋が麦茶くらいなら出せるというので、四人はそれをありがたく頂戴することにした。

「冷たくて美味しい!」

 夜とは言っても、七月の夜は蒸し暑い。

 渇いた喉と疲れた体には、よく冷えた麦茶が格別美味しく感じられた。

 たちまち一杯飲み干してしまうと、千秋が麦茶のボトルを差し出してきた。

「はい、智観ちゃん。おかわりです」

「ありがとー」

 もちろんこれも頂いておく。

「ところで前から思ってたんだけどね」

 全員が一息吐いたところで、ふと智観が切り出した。

「ん? 何だ何だ?」

「急にどうしました?」

 何か重大な話が始まるのだろうか。

 そう考えて身構える三人。

 ところが続く智観の言葉は彼女達に肩透かしを食わせるもの以外の何物でもなかった。

「どうして共通語って動詞が主語のすぐ後に来るんですか?」

 それに加えて質問の内容が、彼女達にとってはあまりに馬鹿げていた為、言うべき言葉が見付からなかった。

 しばらくの間、一様にぽかんと口を開けて呆ける三人。

 最初にその沈黙を破ったのは明日華だった。

「いやいやいやいや! いきなり何を言い出すんだ!?」

 続いて千秋も言葉を取り戻す。

「むしろそっちが普通ですよ。日本語とか、えっと――」

「トルコ語」

「そう! 日本語とかトルコ語の方が珍しいくらいなんですから」

 途中で悠里の助言を借りつつ、彼女は智観にそう説明した。

 智観は感心したように頷きながら聞き入っている。

「あれ? そうだったんですか? 外国のこととか全然知らないから……」

 千秋が話し終えると、智観は意外そうな顔を見せた。

 もっとも、つい半年前までは自分の生まれ育った村以外の場所を知らなかった彼女だ。

 外国と言われてもピンと来ないのも、無理な話ではない。

「まぁ、お前は自分の国のこともよく分かってなさそうだしなぁ」

 明日華がそんな智観をからかう。

「うん」

「ちょ! そこは否定しておけよ!!」

 冗談めかして言ったつもりだったのに、それに真顔で返す智観がおかしかった。

 噴き出すよりも前に、明日華は反射的にツッコミを入れる。

「まぁまぁその辺はゆっくり知っていくことにしましょう」

「はーい」

 千秋のその言葉で、この話題は終了となった。

 ひと時の穏やかな沈黙が部屋を支配する。

 せっかくなので智観はこの沈黙に乗じて耳を澄ましてみる。

 リン、リンと透き通るように響く虫の声。

 窓際に歩み寄って両目を軽く瞑り、音のみから情景を思い描く。

 月明かりに照らされた林の中、草の葉に止まる一匹の虫の姿が浮かんできた。

 羽をふるわせ、透明感のある声で無く虫の姿だ。

「どうかしたんですか?」

 空想に耽っていると、不思議に思ったのか千秋が話しかけてきた。

「ん? ちょっと鈴虫の鳴き声がね」

 目を瞑ったまま答える智観。

 すると千秋も智観の隣に来て、鈴虫の鳴き声に耳をそばだてる。

「あ、本当ですー! 結構近くで鳴いてますね」

 うっとりとその声に聞き入る千秋。

「どれどれ?」

「私にも聞かせて」

 明日華も、そして黙って麦茶をすすっていた悠里も、窓際にやって来た。

 元々大きな部屋ではないので窓も小さい。

 そんなところに四人が集まるのだから、どうしても窮屈になってしまう。

 冬ならともかく、夏にはただでさえ暑いのが更に暑苦しくなる。

 けれども、誰も悪い気はしなかった。

「あ! 遠くからも聞こえたね」

「会話でもしてるのかな?」

 少しの間、彼女達は窓際で身を寄せ合い、鈴虫の声に聞き入っていた。

「改めて虫の鳴き声なんて聞いたのは子供の頃以来だな……」

「智観ちゃんが思い出させてくれましたね。ありがとう」

 夏の夜。

 古代の随筆にも書かれたそれは、四人の少女の中にどこか懐かしい感情を呼び起こさせた。

 遠い昔の人々も、遥か未来の人々も、同じ音を聞き、同じ音に心を動かされていたのだろうか。

 虫の音に彩られた夜は穏やかに更けていく。

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