詩 煉獄世界の創造主
見るに堪えない散々な結果
燦燦たる惨状
憎らしい日 頭上の火球
太陽代わりに 君臨するもの
それがサンサンと輝くこの日を
生涯忘れる事はないしょう
大地燃えて 世界が干上がって
生命 魂ごと 蒸発していくなら
私はなぜ無事なのでしょう
世界は地獄になりました
煉獄の世界になりました
人は死ぬべき場所なのです
それでもなぜ 私は生きているのでしょう
これが罰というのですか
天罰だと教えてくれるのならば
その理由までも説明するのが義務なのではないでしょうか
私にはそれを知る権利があります
これが罰だというのなら
その罰を与えるあなたは神様なのですか?
私にはとてもそう思えません
煉獄の世界の創造主 そして王様
あなたはなぜ そんなにも愉快そうに笑うのですか
「ストーリー」
邪神には気に入った女がいた。
しかし世界の人々は女を虐めて悲しませていた。
だから罰を与えるつもりで、一層して燃やし尽くし、世界ごと作り替えた。
そうして全て終わってから、彼女はそれを望んでいなかったと知った。
「ああ、俺はなんて馬鹿なんだろう」




