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ネコでも分かる経済の話  作者: 駒田 朗(のらねこま)
第一期 おカネに関わる初歩的なお話
11/25

10)国債を発行しても、国債の代わりにおカネを発行しても、同じこと

(じいちゃん)


 「国の借金が大変だー」と騒ぐ人が大勢いる。国債の発行残高がどんどん増えているからだ。もし、国債を発行すれば借金が増えるから大変だというなら、国債の代わりに、おカネを発行すれば借金が増えることはないのじゃ。国債の代わりに、おカネを発行すれば良い。


 ところが、そのように主張すると、必ず「国債の代わりにおカネを発行したら、世の中がおカネで溢れかえってしまう」と騒ぎ出す。しかし彼らは何もわかっていないのじゃ。


 何しろ、政府が国債を10兆円発行して財政支出しても、おカネを10兆円発行して財政支出しも、世の中のおカネが10兆円増えることに代わりはないからである。


(ねこ)


 政府が借金して財政支出しても、おカネを発行して財政支出しても、世の中のおカネは同じだけ増えるのかにゃ。なんでかにゃ。


(じいちゃん)


 今まで話してきたことを思い出せばすぐに分かるはずじゃ。おカネは銀行から借金することによって作られるのが現代のおカネの仕組みじゃった。ということは、国債発行すなわち政府が銀行から借金をすれば、おカネが作り出されるのじゃ。じゃから、政府が国債を発行しようが、直接おカネを発行しようが、おカネが作られることに何ら代わりはないのじゃよ。


(ねこ)


 そうか。なら、国債なんか発行せずに、最初からおカネを発行して財政支出すればいいにゃ。そうすれば、政府が借金に苦しめられることはなくなるにゃ。


(じいちゃん)


 まったくその通りじゃ。そして、政府が国債の代わりにおカネを発行する仕組みがある。それが政府通貨制度じゃ。その話は次回にしよう。



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